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2010年2月10日 (水)

ツィクロン-3

  ペーパークラフトロケットシリーズ,今回は
1/100スケールペーパークラフトによる ツィクロン-3 大陸間弾道ミサイル“R-36”から発展した旧ソ連・ウクライナの衛星打ち上げロケット,ツィクロン-3.型紙は “Space flight paper modelling” から.
  オリジナルのツィクロンロケット,そしてそれに続くツィクロン-2およびツィクロン-2aは2段式だったが,このツィクロン-3から3段式となった.
  このロケットは,1段目,2段目ともに1基のエンジンが2つのスラスト・チェンバーを持っている.従って,1段目には6基のエンジン・ノズルがあるがエンジンは3基,同様に,2段目には2基のエンジン・ノズルがあるが,エンジンは1基である.
  初打ち上げは1977年6月24日.以来,2009年1月30日の打ち上げを最後に引退するまで122回打ち上げられ,114回成功している.
  なお,現在はこのロケットに続く“ツィクロン-4”が開発中である.

  “Space flight paper modelling” から提供されている型紙を作るのはプロトン-Kに続いて2つめ.非常に細かい部品が多いのが特徴だが,プロトン-Kの時にはパーツの精度が高く,パーツの取り付け位置もわかりやすかったので作るのを楽しみにしていたのだが,今回のものはパーツの精度はちょっと劣る感じ.しかし細かいのは相変わらずで,特に,1段目下部と2段目下部に取り付ける小さなバーニヤスラスター(2段目の方はノズル下端でも直径が1mmそこそこ!)にはとても苦労,気が滅入る作業だった.

  ちなみにこのロケット,実機もマイナーな存在なので資料を集めるのにも結構苦労した.せっかく見つけた資料がロシア語で書かれていたりも.ロシア語じゃ何が書いてあるんだか全然解らないじゃないか.

完成写真の大きな画像はこちらからどうぞ.→Tsyklon-3

  例によってこれまでに作ったロケットたちと並べて記念撮影.
1/100スケールペーパークラフトによるロケットたち 2010年2月12日 (前列左から,A-4RTV-A-2 "Hiroc"バンパー Wacマーキュリー リトル・ジョーマーキュリー・レッドストーンマーキュリー・アトラス.2列目はMシリーズ,左から,L-4S-5Μ-4S-2Μ-3C-1Μ-3H-1Μ-3S-1Μ-3SⅡ-1Μ-Ⅴ.3列目は左がコスモス 3M (Interkosmos-11),右がツィクロン-3.最後列左からアリアン H-ⅡA 202型スペースシャトル ディスカバリー (STS-128)プロトン-K (ズヴェズダ打ち上げ時)ソユーズ-U + TMA-1.)
  だいぶ賑やかになってきた.これでコスモス 3Mも浮かなくなったか?
  これで20基!

ロケットのペーパークラフトは是非↓こちらもご覧ください
PASA : Papercraft Aeronautics and Space Administration

SETI@home 現在の順位 世界…72,109位(/1,064,073人)国内…2,655位(/28,372人)
Einstein@home 現在の順位 世界…10,238位(/250,064人 祝!25万人突破!)国内…223位(/3,693人)

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