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2009年12月28日 (月)

マーキュリー・レッドストーン

  ペーパークラフトロケットシリーズ,今回は
1/100スケールペーパークラフトによる マーキュリー・レッドストーン
アメリカ最初の有人宇宙飛行計画「マーキュリー計画」において,最初に有人飛行をしたロケット,マーキュリー・レッドストーン.型紙は “Precision Paper Scale Models” から(マーキュリーカプセルのエスケープ・タワーは“Erick's Models”から).
  1957年10月4日,ソビエト連邦は人類初の人工衛星「スプートニク」を打ち上げ,宇宙開発競争において,アメリカはすっかり遅れをとった形となった. 初の有人宇宙飛行となる「マーキュリー計画」を急いでいたアメリカは,レッドストーン短距離弾道ミサイルにマーキュリー・カプセルを載せ,有人での弾道飛 行を行う計画を進めていた.
  ところが,このロケットの打ち上げの3週間前の1961年4月12日,ソ連はユーリ・ガガーリンの乗ったボストーク1号によって有人による地球周回軌道飛行を達成,アメリカはまたしてもソ連に遅れをとることになってしまった.
  レッドストーン短距離弾道ミサイルは,ナチス・ドイツのA-4V-2)ロケットの技術を用いて改良・大型化されたもので,ドイツからアメリカに渡ったヴェルナー・フォン・ブラウン博士らのチームによって開発された.
  レッドストーンによるマーキュリーカプセルの打ち上げは4回行われたが,いずれも弾道飛行であった.そのうち,1961年1月31日に行われた最初の1回はチンパンジー“ハム”が搭乗,同年5月5日に打ち上げられた,マーキュリー・レッドストーン3号「フリーダム7」にアラン・シェパードが搭乗,これがア メリカ初の有人宇宙飛行となった.

  レッドストーンロケットそのものはいたって単純な形なので作るは簡単.マーキュリー・カプセルそのものもやっぱり単純な形で簡単(ただし,上部は結構小さいのでちょっと苦戦)だった.問題はエスケープ・タワーだ.もともとの型紙でもそれほど悪くはなかったのだろうが,“Erick's Models”からもっと精密な型紙がダウンロードできるのでそちらを採用.これはリトル・ジョーのものと色が違うだけでほぼ同じなので,同じマーキュリー計画のロケットとして感じを統一するのにもこちらが良かろう・・・作業はやっぱりエラく大変だったけど.でもその苦労のおかげでなかなか気に入った仕上がりになった.

完成写真の大きな画像はこちらからどうぞ.→Mercury Redstone

  例によって,これまで作ったロケットたちと並べて記念撮影.
1/100スケールペーパークラフトによるロケットたち 2009年12月8日
(前列はΜシリーズ,左から,L-4S-5Μ-4S-2Μ-3C-1Μ-3H-1Μ-3S-1Μ-3SⅡ-1Μ-Ⅴ.中列左から,コスモス 3M (Interkosmos-11),マーキュリー・レッドストーン,マーキュリー リトル・ジョー.後列左から,ソユーズ-U + TMA-1H-ⅡA 202型スペースシャトル ディスカバリー (STS-128)アリアン
  そろそろ並べるスペースが狭くなってきた.残りあと一つで「マーキュリー計画」のロケットは終了!

ロケットのペーパークラフトは是非↓こちらもご覧ください
PASA : Papercraft Aeronautics and Space Administration

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コメント

コレクションが増えましたね、マーキュリーレッドストーンのエスケープタワーは、マッチ棒を瞬間接着剤で組み立てました、H2AのSRBは、めん棒の軸です、ソユーズのトラス構造は竹ひごで作りました、いつかはソ連の月ロケットN-1にチャレンジしたいです

投稿: 紙模型愛用者 | 2009年12月28日 (月) 17時04分

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