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2009年12月 9日 (水)

マーキュリー リトル・ジョー

  ペーパークラフトロケットシリーズ,今回は
1/100スケールペーパークラフトによる マーキュリー リトル・ジョー
アメリカ最初の有人宇宙飛行計画「マーキュリー計画」の初期に用いられた試験用ロケット,「リトル・ジョー」.型紙は “Urban Kartonmodelle” から.

  マーキュリー・カプセル(「マーキュリー計画において,実際に人間が搭乗して,初期には弾道飛行,最終的には地球周回軌道を飛行した後,大気圏に突入するためのカプセル)に実際に人間が搭乗する前に,種々のテストを行う必要があった.ところが,当時,そのテストに使えるロケットでは,1回の打ち上げ費用がアトラス・ロケットで250万ドル(現在の貨幣価値に換算して1760万ドル,約15億円),レッドストーンロケットで100万ドル(同700万ドル,約6億円)であった.多くの実験をするためには,安価に打ち上げられるテスト・ロケットが必要であるという理由から開発されたのがリトル・ジョーであり,このロケットでは1回あたりの打ち上げ費用は約20万ドル(同140万ドル,1億2000万円).
  このロケットは全長15.2m,直径2.03m,重量12.7tの個体燃料ロケットで,8回の打ち上げが行われた.後期には実物のマーキュリーカプセルを搭載,2回はアカゲザルが搭乗していた.

  そもそも,私がこうしてペーパークラフトのロケットを作り始めたのは,「大人の超合金シリーズ」のサターンⅤ型ロケットを買いたいけれど高くて手がでないので,ならばペーパークラフトで作ってやろうと思い立ったのがきっかけだった.で,方々を探してみたらいろんなロケットの型紙が見つかったのでいろいろ作り始めたのだが,ここでこんな型紙を見つけてしまった.超凝り性な私,こんなものを見つけたからには,どうせならサターンⅤ型ロケットを作るまでに,マーキュリー計画,ジェミニ計画,アポロ計画それぞれのロケットを順を追って作ってやろうなぞということを思いついてしまった.

  ・・・という訳で,「マーキュリー計画」発動である.

  この型紙,実はスケールが1/48だった.やっぱりスケールを揃えて作りたいので,印刷時に48%に縮小して製作した.ということは,それぞれのパーツが半分以下の大きさになってしまうのでこれが大変.もっとも苦労したのが下部のロケットノズルと,エスケープ・タワーのマスト.もっとも,エスケープ・タワーの作業の方はこれから先何度も繰り返すことになるだろうが.

完成写真の大きな画像はこちらからどうぞ.→Mercury Little Joe

  そして,例によってこれまでに作った1/100スケールのロケットたちと並べて記念撮影.
1/100スケールペーパークラフトによるロケットたち 2009年11月30日
(前列左がL(ラムダ)-4S-5,右がマーキュリー リトル・ジョー,中列左からΜ(ミュー)-3C-1,Μ-4S-2,Μ-3H-1,Μ-,後列左から,アリアン ,ディスカバリー(STS-128),ソユーズU+TMA-1H-ⅡA202型).
  小さい.リトル・ジョーの長さは,これまで一番小さかったL-4Sより短い.太さはマーキュリーカプセルに合わせる必要からΜロケットよりも太いけれど.

  さてこれで総数が10基になった.これからもまだまだ作るぞ!

ロケットのペーパークラフトは是非↓こちらもご覧ください
PASA : Papercraft Aeronautics and Space Administration

SETI@home 現在の順位 世界…73,198位(/1,043,338人)国内…2,667位(/27,898人)
Einstein@home 現在の順位 世界…10,612位(/245,300人)国内…224位(/3,595人)

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