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2009年12月 1日 (火)

M-3C-1

  ペーパークラフトロケットシリーズ,今回は
1/100スケールのペーパークラフトによる M-3C-1
M(ミュー)-4Sに続く,日本のロケット開発「Μ(ミュー)計画」の第2世代最初の型,M-3C.型紙は塩屋天体観測所から.

  L(ラムダ)-4Sとそれに続くM-4Sは政治的事情から誘導制御装置を持たず,下段のロケットが燃焼を終了,弾道飛行に移り,落下に入る直前,地表との早退速度が0になった時にロケットに点火して衛星を軌道に投入するという「重力ターン方式」によって衛星打ち上げを行っていたが,このM-3Cからは誘導制御装置が付加されることとなった.当初は4段式のM-4SCとして開発される予定であったが,誘導制御装置の簡素化のため3段式のM-3Cとして完成した.全長20.2m,直径1.41m,重量41.8t,低軌道衛星打ち上げ能力195kg.
  M-3Cは,1974年2月16日に1号機で技術試験衛星「たんせい2号」,1975年2月24日に2号機で熱圏観測衛星「たいよう」の打ち上げに成功した.その後1976年2月4日に3号機でX線天文衛星の打ち上げを行ったが,制御装置の信号異常により軌道投入に失敗した.X線天文衛星が作り直され,1979年2月21日にM-3C4号機によって再び打ち上げられ,日本初のX線天文衛星「はくちょう」となった.

  4段式のM-4Sに比べて構造が単純なM-3C.製作も簡単だった.相変わらずブースターの細い筒を作るのは大変だが,それとてだいぶ慣れたのであまり苦戦しなくなった.歯ごたえがなく,「作る楽しみ」としてはイマイチか.スペースシャトルを作った後となればなおさらだ.

完成写真の大きな画像はこちらからどうぞ.→Μ-3C-1

  そしていつものようにこれまでに作った1/100スケールのロケットたちと並べて記念撮影.
1/100スケールのペーパークラフトによるロケットたち 2009年11月18日
(左から,L-4S-5,ソユーズU+TMA-1,M-4S-2,ディスカバリー(STS-128),M-3C-1,HⅡA-202型,M-Ⅴ)
  Μ(ミュー)シリーズのロケットの数が増えて来て眺めているのがなんか楽しい♪

ロケットのペーパークラフトは是非↓こちらもご覧ください
PASA : Papercraft Aeronautics and Space Administration

SETI@home 現在の順位 世界…73,408位(/1,039,200人)国内…2,664位(/27,796人)
Einstein@home 現在の順位 世界…10,671位(/244,482人)国内…225位(/3,574人)

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