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2009年12月31日 (木)

  昨日(30日)も良く晴れていればどこかへ比較明合成の写真を撮りにいくつもりだったけど,夕方は曇り.
  あっさり出かけるのを諦めて早めに就寝.02:00頃目が覚めて外へ出てみると,「そこそこの晴れ」だった.さてどうするか.しばし考えて月を撮っておくことにした.明日(おぉ!来年の元日だ)早朝には月食もあるし.
月齢14.2 2009年12月31日
(クリックで拡大,600 x 600 pixel,60kb)
そうそう,どうも月を撮るとモノトーンになってしまうなぁと思っていたら,ホワイトバランスをオートにしておくとモノトーンになってしまうらしい.ホワイトバランスを太陽光に固定しておくと,割と見た目の通りの色合いになる(最近になってようやく気がついた).明日早朝の月食を撮影してみようと思っている方,参考にどうぞ.
  元日の朝に月食が起こるのは史上初だそうだ.「へぇ!」とちょっと驚いたけど,明治以前の暦は太陽太陰暦で,元日は必ず新月だったから元日に月食が起こるわけがない.そりゃそうだ.で,現在の暦になってから元日に月食が起こるのは2010年が初めてなのだとか.

  さて明日の月食,最大でも8%しか欠けないのでイマイチ面白くはないかもしれない.私としては,むしろその前後の半影食をどのくらい撮れるかがポイントかも.水戸地方では明日の朝は冷え込みが厳しいそうでちょっとしり込みもしているけれど,新年最初の天体写真撮影,ここは一つ気合を入れてかかるとするか.

  さてここの更新はこれで今年最後です.みなさん良いお年をお迎えください.

SETI@home 現在の順位 世界…72,662位(/1,050,439人)国内…2,647位(/28,072人)
Einstein@home 現在の順位 世界…10,489位(/247,000人)国内…224位(/3,643人)

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2009年12月30日 (水)

広浦公園で

  昨日(29日)は夕方まで晴れていた.年末で翌日(つまり今日のことだ)も休みだし,ちょっと足をのばして比較明合成の写真を撮りに行こうと思っていた.19時頃に一時曇ったのでどうしようかと迷ったが,足をのばすのを“ちょっとだけ”ということにして出発.
  結局行ったのは,水戸市のお隣茨城町は涸沼のほとり,広浦公園.ここには水戸八景の一つ,「広浦の秋月」の碑が立っている.その碑を入れて撮影開始・・・と思ったけれど,ここは意外と街灯が多くて構図を取るのに四苦八苦.そして何とか撮れたのが↓.
広浦公園にて 2009年12月29日
(クリックで拡大,600 × 900 pixel,198kb)
やっぱり構図が中途半端だったか.一等星がたくさん見えて派手な東向きで撮りたかったが,この碑は東向き.西側から東向きに撮影すると裏側から撮ることになってしまう.もう少しカメラを右に振ったり,もう少しカメラを後ろに下げると強烈な街灯が写ってしまう.本当はちゃんと昼間のうちにロケハンをしておくべきなんだろうねぇ.
  この後急速に雲が広がり,あっという間に曇ってしまった.昨日はぎりぎりで天気にはいじめられずに済んだらしい.

SETI@home 現在の順位 世界…72,675位(/1,050,278人)国内…2,649位(/28,071人)
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2009年12月29日 (火)

今日の太陽(2009-12-29)

  今日は朝から快晴の太陽観察日和.昨日(28日)が御用納めだったので朝からのんびりしていたけれど,午後には元気に太陽観察♪
Hαによる太陽像 2009年12月29日
東のリムから現れた明るい部分は今日には中央やや南東側に見え,活動領域1039となっていた.西のリムには,西に去った2つの活動領域の上空と思われる場所に大きなプロミネンスが見える.久々に現れた大きなプロミネンスを拡大撮影.
まずは南西側.
Hαによる太陽像(南西側プロミネンス付近拡大) 2009年12月29日
これほどの大きさのプロミネンスを見たのは実に久しぶりだ.これは活動領域1036の上空だろうか?
  そして北西側のものも.
Hαによる太陽像(北西側プロミネンス付近拡大) 2009年12月29日
こちらの方は少し小ぶりだけれど,複雑な構造だ.二重になっているよう見える.

  4日前に見た時には一時またつまらない印象になっていたけれど,またもちなおしたようだ.こりゃ年末年始も太陽観察はしっかりやっておかなきゃならないぞ.

 

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子供時代の星空

  来年3月にスペースシャトルで国際宇宙ステーションに向かうことになる山崎直子宇宙飛行士が27日,千葉県松戸市で行われた日本宇宙少年団の「千葉スペースボイジャー分団」の結団式に参加,「わたしの原動力は子供時代に見た宇宙の星空」だと語ったという.

  私の仕事の大部分は小学生を相手に星空の案内や天文教室をすること.ある意味好きなことを思う存分やって生計を立てているだけに,実際に子供時代に見た星空を原動力に宇宙飛行士になった人がいるとなると,責任の重さを痛感する.

  いつも私が行っている観望会や天文教室をきっかけに天文学に興味を持ってくれる子供がいて欲しいと思っているし,最近ロケットのペーパークラフトを頑張って作っているのも,それを見せることで子供たちに宇宙開発にも興味を持って欲しいと思っているからだ(まぁ半分(それ以上?)は面白がってやっているのだが).
  観望対象が月の時には
「君たちはあそこに行くかもしれないから,じっくり見といてね」
なんて話しているし,ロケットのペーパークラフトを見せた時などは,
「今,月旅行の値段は100億円近くかかります.2011年には4分くらい宇宙に出る宇宙旅行ができるようになるはずですけれど,やっぱりお値段は1000万円もかかります.でも,宇宙飛行士になれば,なんとお給料をもらって宇宙に行けるんですよ」
なんて半分冗談で話していたりもする(小学生にそんな損得勘定をして欲しくはないが).

  果たして私が関わった観望会に参加したことをきっかけに天文学者や宇宙飛行士になってくれる人が現れるだろうか(もっとも,私自身はそれがきっかけであれば画家でも小説家でも哲学者でも構わないと思っているが).もしかしたら,それは私自身が宇宙飛行士になることより難しいのかもしれないが.

SETI@home 現在の順位 世界…72,619位(/1,049,735人)国内…2,648位(/28,057人)
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2009年12月28日 (月)

マーキュリー・レッドストーン

  ペーパークラフトロケットシリーズ,今回は
1/100スケールペーパークラフトによる マーキュリー・レッドストーン
アメリカ最初の有人宇宙飛行計画「マーキュリー計画」において,最初に有人飛行をしたロケット,マーキュリー・レッドストーン.型紙は “Precision Paper Scale Models” から(マーキュリーカプセルのエスケープ・タワーは“Erick's Models”から).
  1957年10月4日,ソビエト連邦は人類初の人工衛星「スプートニク」を打ち上げ,宇宙開発競争において,アメリカはすっかり遅れをとった形となった. 初の有人宇宙飛行となる「マーキュリー計画」を急いでいたアメリカは,レッドストーン短距離弾道ミサイルにマーキュリー・カプセルを載せ,有人での弾道飛 行を行う計画を進めていた.
  ところが,このロケットの打ち上げの3週間前の1961年4月12日,ソ連はユーリ・ガガーリンの乗ったボストーク1号によって有人による地球周回軌道飛行を達成,アメリカはまたしてもソ連に遅れをとることになってしまった.
  レッドストーン短距離弾道ミサイルは,ナチス・ドイツのA-4V-2)ロケットの技術を用いて改良・大型化されたもので,ドイツからアメリカに渡ったヴェルナー・フォン・ブラウン博士らのチームによって開発された.
  レッドストーンによるマーキュリーカプセルの打ち上げは4回行われたが,いずれも弾道飛行であった.そのうち,1961年1月31日に行われた最初の1回はチンパンジー“ハム”が搭乗,同年5月5日に打ち上げられた,マーキュリー・レッドストーン3号「フリーダム7」にアラン・シェパードが搭乗,これがア メリカ初の有人宇宙飛行となった.

  レッドストーンロケットそのものはいたって単純な形なので作るは簡単.マーキュリー・カプセルそのものもやっぱり単純な形で簡単(ただし,上部は結構小さいのでちょっと苦戦)だった.問題はエスケープ・タワーだ.もともとの型紙でもそれほど悪くはなかったのだろうが,“Erick's Models”からもっと精密な型紙がダウンロードできるのでそちらを採用.これはリトル・ジョーのものと色が違うだけでほぼ同じなので,同じマーキュリー計画のロケットとして感じを統一するのにもこちらが良かろう・・・作業はやっぱりエラく大変だったけど.でもその苦労のおかげでなかなか気に入った仕上がりになった.

完成写真の大きな画像はこちらからどうぞ.→Mercury Redstone

  例によって,これまで作ったロケットたちと並べて記念撮影.
1/100スケールペーパークラフトによるロケットたち 2009年12月8日
(前列はΜシリーズ,左から,L-4S-5Μ-4S-2Μ-3C-1Μ-3H-1Μ-3S-1Μ-3SⅡ-1Μ-Ⅴ.中列左から,コスモス 3M (Interkosmos-11),マーキュリー・レッドストーン,マーキュリー リトル・ジョー.後列左から,ソユーズ-U + TMA-1H-ⅡA 202型スペースシャトル ディスカバリー (STS-128)アリアン
  そろそろ並べるスペースが狭くなってきた.残りあと一つで「マーキュリー計画」のロケットは終了!

ロケットのペーパークラフトは是非↓こちらもご覧ください
PASA : Papercraft Aeronautics and Space Administration

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黄砂?

  真冬にしては最近どうも夜空が冴えないと思っていたら,26日朝,九州,中国地方で黄砂が観測されたというニュースがあった.日本で12月に黄砂が観測されたのは16年ぶりのことだとか.
  現在は全く観測されていないし,26日も関東地方では観測されていなかったようなので,水戸の夜空が冴えないこととの関係は限りなく0に近いだろうけれど,全くの0ではないのかも.

  それにしても,本来ならば夜空が澄み,晴れの夜が多くて,毎晩の撮影で棺桶に片足をつっこんでしまいそうになるこの時期に全く撮影ができなかった.ここ数年は逆に春先に空の透明度が高くなることもあったけど,さて来年の春はどうなるのだろう?

SETI@home 現在の順位 世界…72,619位(/1,049,735人)国内…2,648位(/28,057人)
Einstein@home 現在の順位 世界…10,494位(/246,727人)国内…223位(/3,637人)

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2009年12月27日 (日)

73勝50敗

  昨日(26日)は城里町ふれあいの里天文台で観望会の予定だった.そしてこれが世界天文年最後の観望会.
  天気は,ところどころに薄雲が漂っていたもののとりあえず晴れ.

  で,参加者は・・・0.まぁね,年の瀬も押し迫っているし,寒いし,毎年この時期の観望会はこんなもんですよ.参加者0だったり,0じゃなくても2人とか3人とかだし.

  というわけで,昨日の観望会はなかったことにして,今年の観望会は予定が123回あって73勝(晴れて星が見られた観望会)50敗(曇りや雨で中止・延期,あるいは屋内外で天文教室)で勝率は5割9分3厘.ちなみに昨年は115戦で66勝49敗で勝率は5割8分2厘.勝率は昨年よりちょっとだけ高かったか.50敗のうち,天文教室を実施したのが19回.その他,プラネタリウム投影会や,昼間の天文教室やら講座やらが十数回.合計すると,1年間に100回以上,平均すれば3日に1回くらいはどこかで星の話をしていたわけだ.いやはや大変な1年だった.

  実は昨日の観望会終了後,ふれあいの里のキャビンで天文同好会の忘年会.観望会で冷えきった体(参加者0だったとは言え,予定時間の間は屋外で待機していた)を,観望会終了後すぐにキムチ鍋と日本酒で温められるなんて!こりゃたまんねぇ・・・

SETI@home 現在の順位 世界…72,619位(/1,049,735人)国内…2,648位(/28,057人)
Einstein@home 現在の順位 世界…10,491位(/246,665人)国内…224位(/3,635人)

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2009年12月26日 (土)

  22日は『週刊 天体模型 太陽系をつくる』第49号の発売日(実はイレギュラーで今日は50号の発売日だ).今回の部品は↓
『週刊 天体模型 太陽系をつくる』第48号の部品
脚が3本,滑り止めシール,ネジ6本.これらを前号の部品と組み合わせて↓.
『週刊 天体模型 太陽系をつくる』第48号と49号の部品(組み立て後)
早くこの上に
『週刊
↑コイツが乗ったところを見てみたいぞ.
  今日発売の50号はモーター,1月4日発売の51号は台座ケースだそうな.順番を逆にしてくれれば良かったのに.思いっきり中途半端な状態で年を越すことになっちゃうじゃないか.

SETI@home 現在の順位 世界…72,647位(/1,049,428人)国内…2,649位(/28,048人)
Einstein@home 現在の順位 世界…10,498位(/246,594人)国内…224位(/3,632人)

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2009年12月25日 (金)

今日の太陽(2009-12-25)

  今朝は結構曇りがちだったものの,午前中のうちに快晴になった.「さて今日はどうなったかな」と期待しながら太陽観察♪
Hαによる太陽像 2009年12月25日
う゛ぅ・・・静かになってしまった.楽しませてくれた活動領域2つはいよいよ西のリムに到達しつつある.昨日気になった南東のリム近くの明るい部分は,昨日よりはっきり見えるようになった気はするが,まだ活動領域番号が与えられていない.リム上のプロミネンスは・・・今日は小さいものが2つ3つ見えるだけだ.

  ここのところずいぶんと楽しめたし,今日のところはこれで満足することにするか.

 

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M-3SII-1

ペーパークラフトロケットシリーズ,今回は
1/100スケールペーパークラフトによる Μ-3SⅡ-1
「Μ(ミュー)計画」の第4世代となる機体,Μ-3SⅡ.型紙は塩屋天体観測所から.

  1986年は76年周期で太陽に近づくハレー彗星の回帰年であった.世界各国はこぞって探査機の打ち上げを計画,日本もその例外ではなかった.ところが,地球の重力を振り切って惑星間空間に探査機を打ち上げるためには,既存のΜ-3Sでは力不足であることが明らかであった.
  そのような背景で開発されたのがこのΜ-3SⅡである.第1段のみはΜ-3Sの流用だが,全てのロケットモーターを大型化,補助ブースターにL-4Sの一段目を改良して使うなどして推力の向上をはかった.ところが,肝心のハレー彗星探査機「さきがけ」を打ち上げる直前になって第1段の能力不足が判明した ため,超音速飛翔時の空力的改善のために,補助ブースターの先端にキノコ状の突起「スパイクノーズ」が取り付けられた.Μ-3SⅡそのものは3段式ロケットだが,オプションとして最上段に種々のキックモーターを付加することができ,この場合は4段式となる.
  惑星間軌道投入用キックモーターを付加された1号機および2号機でハレー彗星探査機「さきがけ」「すいせい」をそれぞれ打ち上げ,3号機はX線天文衛星「ぎんが」,極軌道投入用キックモーターを付加された4号機で磁気圏観測衛星「あけぼの」,月軌道投入用キックモーターを付加された5号機で工学実験探査機「ひてん」,6号機で太陽観測衛星「ようこう」,7号機でX線天文衛星「あすか」を打ち上げ,Μシリーズでは最高の打ち上げ回数を誇る.

  このロケットはこれまでのΜシリーズに比べて形が複雑なので,モデルもちょっと複雑.Μシリーズのロケットを作るのは結構飽きてきていたのだが,コイツを作るのはちょっと楽しかった.なかなか良くできたモデルなのだが,型紙通りだとブースターの先端に取り付けるスパイクノーズが平面的なので,どうしようか考えた末に,スパイクノーズの棒の部分は紙を丸めて作り,先端の球形の部分(球形なのか半球なのか実機の画像ではよくわからないのだが,とりあえず球形にした)は紙粘土を丸めて作ってみた.

完成写真の大きな画像はこちらからどうぞ.→Μ-3SⅡ-1

  例によって,これまでに作ったロケットたちと並べて記念撮影.
1/100スケールペーパークラフトによるロケットたち 2009年12月6日
(前列はΜシリーズ,左から,L-4S-5Μ-4S-2Μ-3C-1Μ-3H-1Μ-3S-1Μ-3SⅡ-1,Μ-Ⅴ.中列左から,コスモス 3M (Interkosmos-11)マーキュリー リトル・ジョー.後列左から,ソユーズ-U + TMA-1H-ⅡA 202型スペースシャトル ディスカバリー (STS-128)アリアン
  これでΜシリーズのロケットは勢ぞろい.Μシリーズだけ並べてみると,
1/100スケールペーパークラフトによる Μシリーズロケット
ウルトラマン兄弟のようだ.

  実は私,失敗した「Express」の打ち上げの時,太陽観測衛星「ようこう」運用のために内之浦宇宙空間観測に滞在中だった.前日には打ち上げの予行演習が行われ,想定打ち上げ数分後には「ロケットは順調に飛行しています」というアナウンスがあった.翌日には本番の打ち上げが行われ,私もその打ち上げを間近で見ていた(世界のロケットの中では小さい方かもしれないが,間近で見る打ち上げはもの凄い迫力!).とりあえず打ち上げが終了,観測所の食堂で「そういえば今日は“順調に飛行しています”ってアナウンスなかったねぇ」「本番はやらないのかな」なんて呑気な会話をしていたのだが,実際は失敗していた.そりゃアナウンスがなかったわけだ.
  ちなみに,電波天文衛星「はるか」の最初のアンテナ展開のオペレーションの時も宇宙空間観測所に滞在中,オペレーションは初日にうまく行かず,2日目のリトライで成功した.火星探査機「のぞみ」の最初の地球スイングバイの時もやはり宇宙空間観測所に滞在中(この時はオペレーションそのものは別な場所で行われていたが,宇宙空間観測所でもトラッキングをしていたと記憶している),「のぞみ」はスイングバイに失敗してしまった.どうも私は日本の宇宙開発にとって縁起の悪い人だったらしい.

ロケットのペーパークラフトは是非↓こちらもご覧ください
PASA : Papercraft Aeronautics and Space Administration

SETI@home 現在の順位 世界…72,577位(/1,049,122人)国内…2,647位(/28,041人)
Einstein@home 現在の順位 世界…10,495位(/246,521人)国内…224位(/3,628人)

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2009年12月24日 (木)

今日の太陽(2009-12-24)

  あぁ,またしても日が暮れてしまっている・・・

  今日は朝から・・・ちょっと曇りがちの晴れ.予報では天気はやや下り坂.最近面白いものが見られて気になっているので,「曇る前に」と急いで太陽観察♪
Hαによる太陽像 2009年12月24日
2つの活動領域が西に去りつつあり,彩層面は静かになってきた.そのかわり,北東側のリム上にそこそこ大きめなプロミネンスが見える.
  今日はそのプロミネンスを拡大撮影.
Hαによる太陽像(北東側プロミネンス付近拡大) 2009年12月24日
もしかしてこの後大きな変化を見せるか?と期待してしばらく見守っていたのだが,結局あんまり変わらなかった.

  良く見ると,東のリム(南の方)にまた活動領域らしい白く光っている部分が見える.まだしばらくは楽しめそうだ.

 

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星までの距離

  昨日(23日)も市内某所で観望会.
  昨日の観望会は参加者が20人程度のややこぢんまりとした観望会だったが,観望対象は木星に月,
  「寒いので」ということで,会場内では焚き火が焚かれていたのだが,星座の案内をする段になって
「煙が邪魔・・・」
星が見えづらいというほどでもなかったのだが,星を指し示すためのサーチライトを空に向けててらすと・・・星を指し示したはずが,星が見えなくなってしまう.
  まぁしかしそれもまた余興のような感じになって,むしろ盛り上がった.

  そして,ある人からこんな質問.
「木星までってどのくらいの距離があるんですか?」
「確かな数字じゃないですけど,5~6億kmといったところですね.光の速さで,だいたい30分くらいの距離です」
「じゃあは?」
「もうkmでは表せない距離ですね.光の速さで400年くらいかかる距離です.ちなみに,先ほど話題になった(アンドロメダ座を紹介したところで,「999号の終着駅」なんて話題になった)アンドロメダ銀河なんかは230万年かかります」
「へぇ,星までの距離っていろいろなんですねぇ」
「そうなんですよ.ついでに言えば,光が届くのにそれだけ時間がかかるということは,それだけ時間を遡って見ているということになるんです.例えば,(シリウスを指し示して)あそこに見える星は9年弱前の姿,(ベテルギウスを指し示して)こっちはおよそ600年前の姿ということになります.宇宙では,遠くを見るということはつまりそれだけ昔の姿を見るということなんです」
「そうやって考えていると,星空の印象って変わってきますね」
いやまさにその通り!星空ってただ眺めているだけでも綺麗だったりするけれど,そこに「距離」という要素が加わって,夜空の奥行きに思いを馳せるようになると,星を見る楽しさはグンと広がる.いやぁ,そこをわかっていただけて,私も幸せです.

  1時間という短い時間,シーイングはやや悪,透明度もやや悪,焚き火の煙が邪魔・・・という状況ではあったけれど,なかなか密度の濃い観望会だったと思う.

今年の観望会 予定…123 実施…73 中止…27 延期…4 屋内(外)で天文教室…19 勝率….593(73勝50敗)
7連勝!貯金がさらに1つ増えて23.

SETI@home 現在の順位 世界…72,593位(/1,048,809人)国内…2,648位(/28,034人)
Einstein@home 現在の順位 世界…10,510位(/246,446人)国内…224位(/3,628人)

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2009年12月23日 (水)

今日の太陽(2009-12-23) フレア?

  今日も朝から快晴の太陽観察日和.さて活動領域が今日はどうなったかと楽しみに太陽観察♪
Hαによる太陽像 2009年12月23日
リム上のプロミネンスはやっぱり小ぶりのものばかり.西側に淡いながらも少し大きめのものも見えるけど.
  活動領域1035は西のリムに去り,見えているのは1036と1038・・・ん?
  活動領域1038のあたりが異様に明るい.気になったので拡大撮影.
Hαによる太陽像(活動領域1038付近拡大) 2009年12月23日12時51分(JST)
これ,もしかしてフレアが起こったんじゃないのか?
  この後変化するかもしれないと思い,しばらくそのまま見守った.
10分後,
Hαによる太陽像(活動領域1038付近拡大) 2009年12月23日13時01分(JST)
明るく光っている部分が少し広がった.
  20分後,
Hαによる太陽像(活動領域1038付近拡大) 2009年12月23日13時11分(JST)
あんまり変わらなくなったのでここでおしまい.うーん,もっと劇的な変化を見せてくれるかと思ったのに,ちょっと残念.
  それでも,わずか10数分のうちにこういう変化を見られるのが太陽観察の醍醐味!

  彩層面の東側は静かだ.今見えている2つの活動領域が西のリムに去るまでに次のヤツが現れてくれるといいんだけど.

 

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罪悪感

  昨日(22日)も一日中晴れ.しかし,朝は良かったのだが,昼間に職場の3階の窓から見ると,遠くの山並が見えない.「こりゃ今晩も透明度悪いか?」
  実はここ数日晴れの夜が続いているのだが,透明度が悪いので撮影は見送っている.どうしてこうなんだろう?毎年こんなだったかなぁ.

  で,昨日の夜空は↓こんな感じ.
2009年12月22日 自宅にて
う゛ぅ・・・カシオペア座はなんとかわかる程度,北東の空に立っているはずの北斗七星は全然見えない.以前には,同じ場所から,同じ時期に同じ方角に昇ってくる北斗七星の姿に感動を覚えたはずなのに.

  で,結局昨晩も撮影を見送り.2時間ほど外で空を眺めながら迷い,迷った挙句の決断なのだが,雲が広がっているならともかく,快晴なのに透明度が悪いという理由で撮影を見送るというのは「サボってしまった」という罪悪感がつきまとい,精神衛星いや精神衛生上とてもよろしくない.

  そして今日は・・・先ほどやはり職場の3階から外を眺めてみた(なぜか今日も出勤している.いや今ホント忙しいんですよ.なぜ忙しいのかは・・・茨城県内にお住みの方には年明け早々にわかります.たぶん)が,やっぱり遠くの山が見えない.こりゃ今晩も似たりよったりの透明度か.今晩はどうしよう・・・撮影のチャンスは今晩が今年最後だと思うんだけど.

SETI@home 現在の順位 世界…72,553位(/1,048,368人)国内…2,648位(/28,019人)
Einstein@home 現在の順位 世界…10,526位(/246,374人)国内…224位(/3,628人)

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2009年12月22日 (火)

最後のステージへ

  今日はもう次号(49号)の発売日だが・・・(ということで,今日中のこの記事を書いてしまわなきゃと急いでこの記事を書いている)

  15日は『週刊 天体模型 太陽系をつくる』第48号の発売日.今回の部品は↓
『週刊 天体模型 太陽系をつくる』第48号の部品
台座底板,変速装置,ノブ,ネジが4種類計9本.これらを組み立てて(今回は本体に組み込めない)↓
『週刊 天体模型 太陽系をつくる』第48号の部品(組み立て後)
これでいよいよ駆動部分の作業に入ったわけだ.
  でもこのままだと,台座の下に手を入れないと,スイッチを入れたり速さを変えたりすることができない.全体が完成した後はコードを引っ張り出してスイッチと変速装置のボックスは作らなきゃならないなと.

  これで残り5号!
  ・・・今日発売の49号を買いに行かなきゃ・・・でも今日はもう無理かも.

 

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今日の太陽(2009-12-22)

  またしてもすっかり日が暮れてしまったが・・・

  昨日(21日)の昼間は快晴で太陽観察日和だった.一昨日(20日)に撮った写真では,新たな活動領域になるんじゃないかと気になっていたところがあったが,昨日調べてみたらやっぱり2つとも活動領域(1036と1037)になっていた.なんとか撮影したかったのだが,訳あって撮影できず.残念!
  そして今日も朝から快晴の太陽観察日和.活動領域1036の方はあっさりとなくなってしまったようだが,新たに活動領域1038も現れている.「こりゃ楽しみだ」と期待して太陽観察♪
Hαによる太陽像 2009年12月22日
今日はリム上にも小さいながら多くのプロミネンスが見える(写真よりも眼視の方がたくさん見えた).彩層面ででは,活動領域1036ははっきりわかるが他は今ひとつ良くわからない(1038らしきものは見えるか?).

  とりあえず活動領域1036付近を拡大撮影.
Hαによる太陽像(活動領域1036付近拡大) 2009年12月22日
うーん,何にもないよりずっといいけど,一昨日まで見えていた1035の方が見応えがあったなぁ.

  ここ10日くらいの間は頻々と活動領域が現れている.今度こそ活発になりつつあるんだろうか.しばらくは目が話せないぞ・・・なんて期待しているとまた元に戻ってしまわないか心配だけど.

 

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ペーパークラフトとプラネタリウムと星空と

  昨日(21日)は市内何某小学校で観望会.
  昨日の観望会は3回シリーズの最終回.晴れてはいたが「プラネタリウムも見せてほしい」ということだったので,そちらも準備.
  最初にプラネタリウムの投影・・・の予定だったが,タイムリーだったので,朝(日本時間)に野口聡一さんを乗せて打ち上げられたソユーズロケットペーパークラフトも紹介.子供たちも興味津々の様子だった.ご父兄の方にも
「タイムリーですねぇ」
と評判.いやそもそもサターンV型ロケットを作りたかったのにいきなりソユーズロケットを作ったのは,これをやりたかったからなんですよ.まさか当日にやれるとは思わなかったけれど.
  そしてプラネタリウムの投影.今回は秋の星座,冬の星座,そしてしぶんぎ座流星群の紹介.そして,
「今年の大晦日はぜひ,除夜の鐘を聞きながら夜空を眺め,行く星来る星をやってみてください」

  その後外へ出て,望遠鏡で月を眺め,実際の夜空で星座の案内.プラネタリウムを見た後だとやっぱりわかりやすいらしい.案内する方も,「さっきプラネタリウムで見たでしょ?」と言えるのでやりやすい.

  行く星来る星はだいぶウケが良かったらしい.会場のそこここでそんな会話が聞こえていた.さて昨日の参加者の中でどのくらいの人が年が明ける瞬間に星を眺めていてくれるだろうか.そういうことをきっかけにして星空に親しんでくれたら嬉しいことだ.もっとも,晴れてくれなくては仕方ないが.

  後片付けを済ませ,帰宅した後はさぁ撮影♪と思っていた.しかし,見上げた空は・・・「これが冬の夜空なのか?まるで春先じゃないか」というような霞んだ空・・・そんな話を今日ここに書こうと思って全天の写真を徒労もとい撮ろうと思ったら,
「あ゛,カメラ忘れてきた」
職場にカメラを置き忘れて帰宅してしまっていたのだった.あぁ,タルんでいるのかも.

今年の観望会 予定…122 実施…72 中止…27 延期…4 屋内(外)で天文教室…19 勝率….590(72勝50敗)
6連勝!貯金がさらに1つ増えて22.

SETI@home 現在の順位 世界…72,615位(/1,048,018人)国内…2,649位(/28,009人)
Einstein@home 現在の順位 世界…10,521位(/246,300人)国内…224位(/3,626人)

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2009年12月21日 (月)

祝!ソユーズロケット打ち上げ成功

  日本人宇宙飛行士の野口聡一さんを乗せたロケットが,日本時間今日午前6時52分,バイコヌール宇宙基地から打ち上げられた.野口さんを乗せた宇宙船は,打ち上げ9分後,予定の軌道に入り,打ち上げは成功した.
  今回野口さんが乗ったのはソユーズロケット,つまり↓これだ.
1/100スケールペーパークラフトによる“ソユーズ-U & TMA-1”
このモデルは2003年5月4日に打ち上げられた時のもので,先端に搭載されているモジュールはTMA-1,今回野口さんを運んでいるのはTMA-17だが,基本的には同じ形のものだ.
  ニュースでは,野口さんが,「ガガーリンを打ち上げたのと同じ基地から宇宙に行けるのは光栄だ」と語っていたが,同じ基地どころか,ロケットも基本的(というか,ロケットの下部)に同じものだ.もちろん,細かいところは改良が加えられているだろうが.これだけ長い間,同様のロケットを使い続けられるのだから凄いことだと思う.
  昨日(20日)のニュースでもやっていたが,スペースシャトルと比較するとこんな感じ.
1/100スケールペーパークラフトによる ソユーズとスペースシャトル
間に立っている小さなものは,同じように1/100スケールの人間(実はフォン・ブラウン博士だ!このスケールでわかるわけないけど).比較するとそれなりに大きさのイメージがわくと思う.

  ちなみに,人間が乗る「ソユーズ宇宙船」というのはロケットの先端,白い部分だけ.地球に帰還するのは,さらにその先,円錐形の部分だけだ.こうして見てもシャトルの方が断然快適そうだ.シャトルが引退してしまうのはやっぱりもったいない気がするなぁ.

  今晩は観望会の予定.天気は・・・微妙だ.もしかして,苦労して作ったこの模型が非常に役に立つかも.こういうロケットを立体で見られる機会ってそうないだろうし.主催者には申し訳ないけど,「曇ってくれ」と願っていたりして...

SETI@home 現在の順位 世界…72,666位(/1,047,801人)国内…2,652位(/28,007人)
Einstein@home 現在の順位 世界…10,514位(/246,230人)国内…224位(/3,626人)

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2009年12月20日 (日)

今日の太陽(2009-12-20)

  今日も朝から快晴の太陽観察日和.そして今日も「さて活動領域はどうなったかな?」と楽しみに太陽観察♪
Hαによる太陽像 2009年12月20日
リム上は北東側に小さなプロミネンスが林立している.
活動領域1035は西のリムに去りつつある.しかし,中央やや南西側と南東側になにやら明るい模様が見える.これらはこの後活動領域に成長してくれるだろうか.

活動領域1035付近を拡大撮影.
Hαによる太陽像(活動領域1035付近拡大) 2009年12月20日
かつて活動領域1034だった所もまだ活動領域に見えるけどなぁ.久しぶりに楽しませてくれたコイツらともそろそろお別れか.最後に,西のリムに達した時にまた面白いものを見せてくれることに期待!

 

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コスモス 3M (Interkosmos-11)

  ペーパークラフトロケットシリーズ,今回は
1/100スケールペーパークラフトによる コスモス 3M (Interkosmos-11)
旧ソ連・ロシアの衛星打ち上げロケット,コスモス 3M.型紙はZILI.DE から.

  このロケットは“R-14U”という中距離弾道ミサイルから発展したもので,2段式の液体燃料ロケット.最初の打ち上げは1967年5月15日.以来,現在に至るまで現役(ただし,2011年には退役が決まっている)で,2009年7月21日の打ち上げで445回目.
  このモデルは1974年5月17日に,カプースチン・ヤール射場から “Interkosmos-11” を打ち上げた時のもの.Interkosmos-11 は太陽からの紫外線とX線の地球上層大気への影響を観測する科学衛星である.

  それにしても,ロシアという国はものもちが良いらしい.ソユーズロケットも1957年のスプートニク打ち上げ以来,基本的な部分は変わらずに使いつづけられているし,このコスモス 3Mも1967年以来現在まで使いつづけられている.合計で445回の打ち上げなんて,日本ではちょっと考えられない(もっとも,そもそも日本ではそれだけの数の衛星を打ち上げていないのだが).

  模型としては・・・

  かなりあっさり味.ほとんどのディテールはテクスチャで表現されている.本体側面に細かな部品がついているが,これらも「オプション」扱いになっている.オプションのパーツを省略すれば,宇宙科学研究本部キッズサイトからダウンロードできる Μ-Ⅴ よりちょっと難しいといった程度.ややマイナーな存在のロケットなのであまり意欲がわかないかもしれないが,初心者にちょうどよいくらいかもしれない.

完成写真の大きな画像はこちらからどうぞ.→Cosmos3M (Interkosmos-11)

  例によって,これまでに作ったロケットたちと並べて記念撮影.
1/100スケールペーパークラフトによるロケットたち 2009年12月3日
(前列左から,Μ-4S-2マーキュリー リトル・ジョーΜ-3S-1, 中列左から,L-4S-5Μ-3C-1Μ-3H-1Μ-Ⅴ,後列左から,コスモス 3M(Interkosmos-11),アリアン スペースシャトル ディスカバリー (STS-128)ソユーズ-U + TMA-1H-ⅡA 202型

  現在,日本の衛星打ち上げロケットで現役なのは H-ⅡAH-ⅡB だけ.やっぱりもう少し小さめな コスモス 3M や Μ-Ⅴ クラスのロケットがあった方がいいんじゃないかと思う.もっとも,Μ-Ⅴ は大きさの割に打ち上げコストが高すぎることが退役の大きな理由だったのだが.それだけに,GXロケットの開発中止はやっぱり残念.

ロケットのペーパークラフトは是非↓こちらもご覧ください
PASA : Papercraft Aeronautics and Space Administration

SETI@home 現在の順位 世界…72,666位(/1,047,449人)国内…2,649位(/27,996人)
Einstein@home 現在の順位 世界…10,546位(/246,161人)国内…225位(/3,623人)

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2009年12月19日 (土)

晴れてはいたけれど

  昨日(18日)夕方は晴れ.天気予報では朝方まで晴れ.
「こりゃ今晩は(星雲・星団の)撮影をやれるかも」
と思っていたけれど,見上げた空は
2009年12月18日 自宅にて
透明度悪・・・カシオペア座はなんとかわかる程度,北斗七星は,メグレス(ひしゃくの柄の付け根の星)が見えない.昨日の朝の空との差は歴然だ.
  それでも一時は撮影を敢行しようかと思ったけれど,以前,同じような透明度の時に撮影を敢行した時の結果は
みずがめ座の惑星状星雲NGC7293 2009年9月25日撮影
この程度(これでも何とかマシになるようにいろんな処理をやったのだ).この程度の画像を増やしても仕方ないかということで撮影そのものは行わず,冷却CCDのダークフレームを撮りながらしばらくぼんやり夜空を眺めて過ごした.こんな天気になるくらいなら雲が出てくれればいいのに・・・こういう天気は精神衛生上非常によろしくない.
  そしてそろそろダークフレームが撮り終わった01:30過ぎ頃に雲が広がった.こうなるとある意味安心なのだが,どうせならもっと早く雲が広がってくれたらゆっくり休めたのに.

  やっぱり世の中なかなかうまく行かないらしい.

SETI@home 現在の順位 世界…72,596位(/1,047,099人)国内…2,644位(/27,988人)
Einstein@home 現在の順位 世界…10,537位(/246,060人)国内…224位(/3,620人)

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2009年12月18日 (金)

今日の太陽(2009-12-18)

  今日もまたすっかり日が暮れてしまったが・・・

  今日は朝から快晴の太陽観察日和.朝から「昨日の活動領域はどうなっただろう?」と楽しみにして太陽観察♪

Hαによる太陽像 2009年12月18日
うん,今日もしっかり見える.ただ,昨日はくっついて見えていた活動領域1034と1035が今日は離れているようだ.やや衰退してしまったのか?と思って調べてみると,南西側の活動領域1034の方は番号が取り消されていた.リム上には小さなプロミネンスがいくつか見えるだけ.
  とりあえず2つの活動領域付近を拡大撮影.
Hαによる太陽像(活動領域1035付近拡大) 2009年12月18日
こうして見ると両方ともしっかりしているように見えるけどなぁ.いかにも教科書的な活動領域に見える.
加えて,そのさらに南東側には短いながらダークフィラメントも見えている.

  今日も黒点が見えるだろうと思って,また連続光でも撮影.
連続光による太陽(2009年12月18日)
やっぱり両方ともしっかり黒点が見えるけどなぁ.
  いずれにせよ,こうして「らしい」太陽を見るのは楽しい.しばらくこの調子が続いてくれるといいんだけど・・・と思って上の写真を眺めていると・・・東のリム付近に次の活動領域らしいものが見える.コイツがまた面白くなってくれると嬉しいんだけどねぇ.

 

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想定外

  一昨日(16日)夕方の天気予報では夜半前まで曇り.高萩で撮影を行う予定だったが,
「今晩は(高萩に)行くことはないだろう」
と思っていたのに,「高萩は晴れている」ということで慌てて出かけることになった.
  これは全くの想定外.

  そして昨日(17日).
  天気予報では一日中晴れで,夜の初め頃曇り,そしてその後は晴れの予報だった.
「今晩は撮れるだろう」
ということで,しっかり撮影計画を立てていた.

  ところが・・・

  18:30頃に曇ってきたなぁ(これは予報通りだ)と思っていたら,19:30頃にはいきなり雨が降ってきた.
「今晩は晴れるんじゃなかったんかい!」
と言ってみてもどうしようもない.これもまた全くの想定外.夜中に晴れるかもしれないけれど,小雨程度ならともかく,これだけしっかり降ってしまって地面が濡れてしまったのでは主力機材ま持ち出せない.
  せっかくの撮影計画は反古.

  こうなると気力も萎えるもので,いつの間にか眠ってしまい,気がついたのは03:30頃.窓から星が見えたのでとりあえず外へ.
2009年12月18日 自宅にて
快晴.いつの間に晴れたんだろう?まぁ地面はみっちり濡れていたので,どのみち撮影計画を実行することはできなかっただろうが.
  それでも,せっかく快晴なのに何もしないのはもったいない.薄明開始まで1時間,何かできないかと考えた末,いつかはやってみようと思っていた,Microsoft ICE によるモザイク合成でおおぐま座全景の写真に挑戦してみることにした.
  ポタ赤でガイドしつつ,コンポジット用に4コマずつ,構図をずらして10回.合計40コマ.

  で,今日の午前中に合成をやってみたのだが,結局うまく合成できなくてボツ決定.あぁ,世の中うまくいかない.なんだか悔しいので北斗七星全体が写っているコマだけここに掲載.
北斗七星 2009年12月18日
あーあ,やっぱりもっと広角のレンズを買おうかなぁ.

  またしても物欲を刺激されてしまったのであった.

SETI@home 現在の順位 世界…72,633位(/1,046,755人)国内…2,650位(/27,983人)
Einstein@home 現在の順位 世界…10,541位(/246,040人)国内…224位(/3,619人)

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2009年12月17日 (木)

今日の太陽(2009-12-17)

  今日もまた,すっかり日が暮れてしまったけれど・・・

  今日の朝は曇り.でも昼前頃から晴れ間が広がった.先日東のリム付近に現れた活動領域が気になっていたので,既にその活動領域が立派に成長していることは知っていた.今日調べてみると,なんとその近くにもう一つの活動領域が現れているではないか!
「よし,今日は楽しみだぞ」
ということで,期待して太陽観察♪

  !

Hαによる太陽像 2009年12月17日
今日の太陽は,太陽観察を始めて以来,最も太陽らしい太陽だった.
  リム上のプロミネンスは相変わらず小さなものばかりだったが,彩層面の北西側に件の活動領域が見える.しかもくっきりと.眼視でも望遠鏡を覗いた瞬間にすぐそれとわかった.
  こんなにはっきり見える活動領域は初めてだぞ.
Hαによる太陽像(活動領域1034 & 1035 付近拡大 2009年12月17日
これならきっと黒点もしっかり見えるだろうということで,連続光でも撮影してみた.
連続光による太陽 2009年12月17日
おぉ!でっかい黒点が見える!
  上の写真を撮った望遠鏡,実はフィルターも含めて今年7月の日食用に購入したものだった.購入する時,「当日は曇るかもしれないけれど,曇ってしまったとしてもその後(太陽の)連続光撮影に使えばいいや」と思っていた.で,日食当日は曇りで使えず,なかなか黒点が現れず,購入から7ヶ月めにしてようやく当初の目的に使えたという訳だ.

  もうしばらくこの調子が続いてくれるといいんだけど.

 

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高萩で

  昨日(16日)夜は水戸から50キロ強,高萩市某所に撮影に行く予定だった.
  昼間はずっと曇っていたし,天気予報でも明け方までは曇りだったし,夕方になってやや晴れ間が広がったものの,やっぱり雲が多かったしで
「今日は行くことはないだろう」
と油断していたら,先方から,
「高萩は晴れていますよ」
との連絡があった.慌てて準備をして待ち合わせ場所へ.そして,空が暗く,視界が開けている場所に案内してもらって早速撮影開始.昨日の目的は,その場所で全天の写真を撮ることだった.
  そしてその成果が↓
2009年12月16日 高萩市某所にて
(クリックで拡大,600 × 600 pixel,63kb)
久々に360°パノラマ写真も.
360°パノラマ星景写真 2009年12月16日 高萩市某所にて
(クリックで拡大,1440 x 300 pixel,105kb)

現地ではもっと空は暗かった印象だったが,こうして見ると,特に南側が明るいようだ(もっとも,そもそも円周魚眼レンズで4分も露光できるだけ水戸市内よりはるかにマシだが).まぁ乗鞍と同じような空を望む方が間違いか.

  上の写真を撮った後,急速に雲が広がり,いつしかベタ曇りになった.1時間半ほど車を走らせて帰宅した頃も結構雲が出ていた.「一晩中快晴」だったりしたら,「やっぱり星雲・星団を撮りたかった」と悔しがっただろうし,全天の写真を撮った時だけ快晴だったというのは,誠に都合がよろしい.珍しくタイミングに恵まれたようだ.

  世の中たまにはうまく行くこともあるらしい.

SETI@home 現在の順位 世界…72,712位(/1,046,409人)国内…2,653位(/27,980人)
Einstein@home 現在の順位 世界…10,528位(/245,966人)国内…224位(/3,617人)

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2009年12月16日 (水)

GXロケット 計画中止

  最近どうも,“ロケット”という文字を見ると反射的に反応してしまう.

  いわゆる“事業仕分け”によって,日本の科学技術に関する予算が軒並み削減されている.次世代スーパーコンピュータの開発が中止され,すばる望遠鏡の運営費や,ALMA計画(国際協力事業:アタカマ大型ミリ波サブミリ波干渉計建設計画)の関連経費および天文広域精測望遠鏡(VERA)事業が「縮減」対象となっている.そして今度はGXロケットの計画中止である.

  世界の人工衛星打ち上げ国の中で,中距離弾道ミサイルや大陸間弾道ミサイルを持たない日本は稀有の存在である.また,国産ロケットの代表であるH-ⅡAロケットは,環境にも配慮した,世界でも貴重なロケットである(おそらくここにも,兵器としての転用を考えていない,日本独自の設計思想が働いているのだと思う).そして,GXロケットの2段目では,世界で初めて,低公害な液化天然ガスを推進剤として用いるエンジンを搭載する予定であった(このエンジンの開発そのものは継続されるらしいが).
  こうして見てみても,日本のロケット技術は,特に単純な衛星打ち上げ能力だけでは表されない部分で世界に誇れるものではないかと思う.
  賛否両論あって然りだろうが,ここで新しいロケットの開発が中止されてしまうというのは非常に残念なことだと思う.ここをお読みの皆さんはいかがお考えだろうか.

SETI@home 現在の順位 世界…72,769位(/1,046,030人)国内…2,658位(/27,973人)
Einstein@home 現在の順位 世界…10,538位(/245,904人)国内…224位(/3,615人)

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2009年12月15日 (火)

結局・・・

  昨日(14日)夕方は曇り.天気予報では夜遅くは晴れとなっていたが,20:00になっても晴れる気配はなし.23:00頃まで粘ってみたけれどやっぱり曇り.ここまでで諦めて布団へ.
  目が覚めたのは04:00すぎ.窓から外を見てみると,星が見えていた.急いで身支度をして外へ.
  低空に雲が出ていて,快晴とは行かなかったが結構良く晴れていた.
「もしかして(ふたご座流星群の)おこぼれにあずかれるかも」
と思って,とりあえず全天の写真を数枚.
2009年12月15日 自宅にて
肉眼では数個目撃したが,やっぱり写真には写らなかった.結局,今年のふたご座流星群は一つも撮れなかったなぁ.一つでも写ってくれれば,今日の天文教室のネタにできたのに.さて今日はどんな内容で話そうか・・・

SETI@home 現在の順位 世界…72,751位(/1,045,776人)国内…2,656位(/27,966人)
Einstein@home 現在の順位 世界…10,530位(/245,789人)国内…225位(/3,614人)

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2009年12月14日 (月)

幸か不幸か

  このブログでは良く見かけるタイトル.

  一昨日(12日)から昨日(13日)にかけてはほぼ徹夜でふたご座流星群観望.肉眼では数十個の流星を見ることができたものの,写真には全然撮れなかったことは昨日の記事に書いた通り.

  今年のふたご座流星群,実は極大は今日(14日)の午後2時頃という予想だった.となれば,昨日から今日にかけてもう一度挑戦しようと思っていた.前日は結局流星を一つも撮ることができなかったし.
  しかし,今日と明日は昼間に天文教室の予定がある.一昨日から昨日にかけてはほぼ徹夜,昨日の昼間は今日の天文教室に備えてネタの準備・・・休む暇がないぞ・・・
  というわけで,昨日の夜は曇ってくれることを願っていた.疲れていて辛くても,翌日に予定があって忙しくても,頭上を流星が飛び交っているかもしれないというのに布団に入って眠っていられないというのが星屋の性.晴れていれば休むわけにいかない.しかし曇りや雨ならどうしようもないので安心して休めるというわけだ.
  で,昨日夕方.
  天気予報では晴れそうにもなかった.見上げた空もべったり曇り.その空を見て安心したのか,
「とりあえず21時までは寝よう」
と思って布団に入ったものの,目が覚めたのは午前2時半頃.慌てて飛び起きて見上げた空は・・・やっぱりベタ曇り.ちょっと安心.

  こうして夜の間しっかり睡眠をとり,疲れもとれて今日の天文教室をこなしたのだが,それはつまり,やっぱり流星の写真を撮れなかったというわけで,気分はちょっと複雑.

  今晩晴れていればまだおこぼれにあずかれるかもしれない.天気予報によれば,今晩遅くは晴れるらしい.今晩再度挑戦しようか.現在の空は,このあと晴れるとはとても思えない状況ではあるけれど.

SETI@home 現在の順位 世界…72,809位(/1,045,446人)国内…2,662位(/27,959人)
Einstein@home 現在の順位 世界…10,545位(/245,761人)国内…225位(/3,612人)

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2009年12月13日 (日)

長い夜

  昨日(12日)から今日にかけての夜は長かった.
  まず,夕方はふれあいの里天文台で,天文台のある城里町教育委員会主催の観望会.年に2度ほど行われる「ウィークエンドスクール」(今年1回めは日食の観望会だった)で,いつもだと私の自作プラネタリウムの投影を見てから天文台の望遠鏡で天体観望という流れなのだが,早い時刻に見た方が木星が良く見えるだろうということと,参加者は小学校低学年の子供が多くてプラネタリウムも短い時間で飽きてしまうかもしれないということで,自作プラネタリウムの投影は省略.
  望遠鏡での観望は木星とその衛星を低倍率で見,木星本体を高倍率で見て,星座の案内をした後を見た.昨日の夕方はそれほど寒くなく,空は澄んでいたので星を見るには良い条件だったかもしれない.私自身は木星を見られなかったのでシンチレーションの状態がどうだったかはわからないが.
  昨日は自作プラネタリウムの投影を省略したので,最後にその代わり(と言ってはなんだか変だが),ペーパークラフトのロケットを披露してみた.すると,それまでに飽きてしまって退屈そうにしていた子供たちも,別な子とふざけあっていた子供たちも一斉に食い入るような目つきで注目.こりゃ「興味を惹きつける」という意味で実に効果大だぞ.

  1時間ほどの間をおいて,今度は一般向けの観望会.こちらは10人ほどの参加だった.途中一度全天が雲に被われたりして,見られたのはh-χE.T.星団だけだったが,h-χの見応えはなかなかで,望遠鏡をのぞいた方々は口々に「すごい!」と連発していた.E.T.星団の方は反応がイマイチだったが.空の状態が良くて,h-χが見事に見えている状況ではE.T.星団のユーモラスな眺めもh-χの美しさにはかなわないか.

  これでダブルヘッダーの観望会をこなしたわけだが,この後は天文同好会のメンバーとふたご座流星群観望会.
  最近,星雲・星団の撮影が全然できていないのでちょっと迷った.月もないし,(時折雲が広がるものの)空の透明度もなかなか良い夜となりゃやっぱり星雲・星団を撮影したい.かと言って,やっぱりとりあえずせっかくの極大日近くなので流星の写真も撮りたいし.そもそもこの観望会は私が言い出しっぺなのに私だけ違うことをやってる訳にもいかないだろうし.

・・・ということで,例によって,「二兎追うものはなんとか一兎は得る」作戦.

  以前に買った安物の50mmレンズのテストも兼ねて(これで“三兎追うもの”か?),ずっと撮りたかった「バーナード・ループ」を狙うことにした.その画角に流星が飛び込んでくれれば儲けものということで.

で,結果は↓
オリオン座 2009年12月12日
(クリックで拡大,600 × 900 pixel,385kb)
「三兎追ってとりあえず一兎半を得た」
といったところか.50mmレンズの能力は大体把握できた.輝星のゴーストが放射状に出てしまうなど欠点もあるものの,星像もそれほど悪くない.5000円という値段を考えたら充分に使えるというところだろう.これで一兎.バーナード・ループの写りは・・・イマイチだねぇ.まだ数コマをコンポジットしただけで,昨晩撮影したコマ全部をコンポジットすればもう少しマシになるかもしれないけれど.これで半兎.流星は・・・全く写ってくれなかったとさ・・・ということで合計一兎半.

  今晩もふたご座流星群を見に行く予定.実は今晩から明日朝が「本命」なのだが,天気は・・・ダメそうだねこりゃ.

今年の観望会 予定…121 実施…71 中止…27 延期…4 屋内(外)で天文教室…19 勝率….587(71勝50敗)
ダブルヘッダーに連勝で前回までと合わせてこれで5連勝!貯金がさらに2つ増えて21.

SETI@home 現在の順位 世界…72,850位(/1,045,061人)国内…2,663位(/27,948人)
Einstein@home 現在の順位 世界…10,553位(/245,669人)国内…224位(/3,610人)

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2009年12月12日 (土)

M-3S-1

  ペーパークラフトロケットシリーズ,今回は
1/100スケールペーパークラフトによる Μ-3S-1
「Μ(ミュー)計画」の第2世代,Μ-3Cの発展型Μ-3Hをさらに改良したΜ-3S.型紙は塩屋天体観測所から.

  ΜシリーズではΜ-3Cで初めて誘導制御装置が装備されたが,それは2段目だけであった.このΜ-3SΜ-3Hをもとに,第1段にも誘導制御装置を追加,尾翼の先端にSMRCSolid Motor for Roll Control)とよばれる,先端にノズルが2つついた小型の個体燃料ロケットが取り付けられ,これによってロケット本体のロール制御を行った.なお,L(ラムダ)-4SΜ-4Sの末尾の“S”は“Satellite”の頭文字“S”であったが,Μ-3Sの末尾の“S”は“Super Performance”の頭文字“S”である.
  Μ-3Sは1980年2月17日に技術試験衛星「たんせい4号」,1981年2月21日に太陽観測衛星「ひのとり」,1983年2月20日にX線天文衛星「てんま」,そして1984年2月14日に中層大気観測衛星「おおぞら」を打ち上げ,そのいずれも軌道投入に成功している.

  模型としてはM-3Hとほとんど変わらない,違いは本体のテクスチャと尾翼の形状くらい.テクスチャが違っていても作業は全く同じなので,作業の違いはSMRCのついている尾翼の先端くらい(実はそれもΜ-3Hと同じに作ってしまったことについ先ほど気がついた.修正しなくては・・・).さすがにもう飽きた.でも,ほとんどおんなじ形のものはこれで最後,細い細いブースターを作るのもこれで最後ということでちょっと寂しい気も.

完成写真の大きな画像はこちらからどうぞ.→Μ-3S-1

  例によって,これまで作った1/100スケールのロケットたちと並べて記念撮影.
1/100スケールペーパークラフトによるロケットたち 2009年12月2日
こうして並べてみてもだいぶカッコがついてきたかな・・・リトル・ジョーが思いっきり浮いているか!?

ロケットのペーパークラフトは是非↓こちらもご覧ください
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2009年12月11日 (金)

エンタープライズ

  1970年代に始まったスペースシャトル計画.オービターの第1号機には,1976年のアメリカ合衆国憲法発布200年を記念して「コンスティテューション」と名づけられる予定だった.しかし,「スタートレック」の熱烈なファンからぜひ「エンタープライズ」という名前をつけて欲しいという多数の手紙が届けられ,当時のフォード大統領によって「エンタープライズ」と名づけられた.
  しかしこのオービター第1号機はあくまで滑空試験用であり,実際に打ち上げられる設計ではなかった.滑空試験終了後に打ち上げ用に改修される計画もあったのだが,かわりにチャレンジャーが改修されることになって見送られた.そのチャレンジャーが1986年1月28日の打ち上げ直後に爆発事故を起こして失われた時,再び「エンタープライズ」を改修する案が持ち上がったが,ストックしてあった余剰部品から新たなオービターを建造する方が安く上がることが判明,「エンタープライズ」改修案はまた取り下げられ,「エンデバー」が建造された.
  そのスペースシャトルも来年(2010年)には退役の予定.もはや「宇宙船エンタープライズ」が誕生することはないはずだった.

  2004年,民間宇宙船開発に対する賞金制度「ANSARI X PRIZE」の条件を最も早く達成,世界初の民間商業宇宙飛行を目指す,ヴァージン・ギャラクティク社は7日,6人の旅客と2人のパイロットを乗せ,2011年の初飛行を目指して開発され,アメリカ当局の認可を獲得した「スペースシップ2」を公開した.この機体は何と「エンタープライズ」と名づけられる予定.遂に「宇宙船エンタープライズ号」が誕生するのである.

  ちなみに,この宇宙旅行,母船である「ホワイトナイト2」に吊り下げられて離陸,高度約15キロメートルで分離した後「エンタープライズ」自身のロケットエンジンに点火して弾道飛行を行う.乗客は離陸から着陸までの2時間の間に4~5分の無重力状態を体験できる.
  お値段は・・・約1800万円.既に300人もの予約があるそうだが,私には到底無理な話だ.
  ならばということで,ネットをいろいろ探してみると,あるんだな,これが!さすがに「エンタープライズ号」はまだ見つからないが,その前身となる「スペースシップワン」と母機の「ホワイトナイト2」の型紙は手に入る.せめてソイツを作って眺めるとするか.それなら予算はせいぜい百数十円♪.

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2009年12月10日 (木)

今日の太陽(2009-12-10)

  今日も朝から快晴の太陽観察日和.でもやっぱり「今日も何にも見えないんだろうなぁ」と期待をせずに太陽観察♪
Hαによる太陽像 2009年12月10日
・・・
リム上にはやっぱりちまいプロミネンスがいくつか見えるだけ.彩層面には・・・む・・・上の写真ではわかりづらいけど,東の端に明るい部分が.
  とりあえずその部分を拡大撮影.
Hαによる太陽像(東端部分拡大) 2009年12月10日
う゛,これでもやっぱりよくわからないか.でも確かに明るい模様が見えるぞ.
  この部分,まだ活動領域番号はふられていないようだけど,東の端ということはこれからこちら側に回ってくるわけで,これからの変化に期待!

 

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ようやくここまで

  8日は『週刊 天体模型 太陽系をつくる』第47号の発売日.今回の部品は↓
『週刊 天体模型 太陽系をつくる』第47号の部品
ギアカラー,ギアスピンドル,プラスチックワッシャーが2枚,ブランクギア,ネジが2種類合計8本.これで天体の部品が全て揃ったというわけだ.長らく流用していた第5号の部品もこれでお役御免.
  中央支柱も実は余分に買ってあったものに取り替え,上の部品も取り付けて↓
『週刊
これで中央支柱への各天体の取り付けが完了したので,各惑星の位置を,国際天文学連合で「惑星の定義」が決定された2006年8月25日の位置に合わせてみた.
今年1月13日に始まったこの模型製作もついにここまで来たんだねぇ・・・(遠い目)

  残りあと5号.来週からは駆動部分と台座の作業になる.完成までもう少し!

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2009年12月 9日 (水)

マーキュリー リトル・ジョー

  ペーパークラフトロケットシリーズ,今回は
1/100スケールペーパークラフトによる マーキュリー リトル・ジョー
アメリカ最初の有人宇宙飛行計画「マーキュリー計画」の初期に用いられた試験用ロケット,「リトル・ジョー」.型紙は “Urban Kartonmodelle” から.

  マーキュリー・カプセル(「マーキュリー計画において,実際に人間が搭乗して,初期には弾道飛行,最終的には地球周回軌道を飛行した後,大気圏に突入するためのカプセル)に実際に人間が搭乗する前に,種々のテストを行う必要があった.ところが,当時,そのテストに使えるロケットでは,1回の打ち上げ費用がアトラス・ロケットで250万ドル(現在の貨幣価値に換算して1760万ドル,約15億円),レッドストーンロケットで100万ドル(同700万ドル,約6億円)であった.多くの実験をするためには,安価に打ち上げられるテスト・ロケットが必要であるという理由から開発されたのがリトル・ジョーであり,このロケットでは1回あたりの打ち上げ費用は約20万ドル(同140万ドル,1億2000万円).
  このロケットは全長15.2m,直径2.03m,重量12.7tの個体燃料ロケットで,8回の打ち上げが行われた.後期には実物のマーキュリーカプセルを搭載,2回はアカゲザルが搭乗していた.

  そもそも,私がこうしてペーパークラフトのロケットを作り始めたのは,「大人の超合金シリーズ」のサターンⅤ型ロケットを買いたいけれど高くて手がでないので,ならばペーパークラフトで作ってやろうと思い立ったのがきっかけだった.で,方々を探してみたらいろんなロケットの型紙が見つかったのでいろいろ作り始めたのだが,ここでこんな型紙を見つけてしまった.超凝り性な私,こんなものを見つけたからには,どうせならサターンⅤ型ロケットを作るまでに,マーキュリー計画,ジェミニ計画,アポロ計画それぞれのロケットを順を追って作ってやろうなぞということを思いついてしまった.

  ・・・という訳で,「マーキュリー計画」発動である.

  この型紙,実はスケールが1/48だった.やっぱりスケールを揃えて作りたいので,印刷時に48%に縮小して製作した.ということは,それぞれのパーツが半分以下の大きさになってしまうのでこれが大変.もっとも苦労したのが下部のロケットノズルと,エスケープ・タワーのマスト.もっとも,エスケープ・タワーの作業の方はこれから先何度も繰り返すことになるだろうが.

完成写真の大きな画像はこちらからどうぞ.→Mercury Little Joe

  そして,例によってこれまでに作った1/100スケールのロケットたちと並べて記念撮影.
1/100スケールペーパークラフトによるロケットたち 2009年11月30日
(前列左がL(ラムダ)-4S-5,右がマーキュリー リトル・ジョー,中列左からΜ(ミュー)-3C-1,Μ-4S-2,Μ-3H-1,Μ-,後列左から,アリアン ,ディスカバリー(STS-128),ソユーズU+TMA-1H-ⅡA202型).
  小さい.リトル・ジョーの長さは,これまで一番小さかったL-4Sより短い.太さはマーキュリーカプセルに合わせる必要からΜロケットよりも太いけれど.

  さてこれで総数が10基になった.これからもまだまだ作るぞ!

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2009年12月 8日 (火)

今日の太陽(2009-12-08)

  今日も朝から快晴.ただ,今日は「今日もどうせ何にも見えないんだろうなぁ」と期待せずに太陽観察♪
Hαによる太陽像 2009年12月8日
・・・
やっぱりリム上にちまいプロミネンスがいくつか見えただけだった.眼視では小さなダークフィラメントが見えたような気がしたけど写真には写らず.もしかして心眼で見ていたのかも.

 

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試し撮り

  昨日(7日)は一日中快晴.夕方になっても変わらず.
  やっぱりややしり込みしつつも,昨日の記事に書いた某所へ.

  水戸から車で約1時間半,その某所とは,旧茨城衛星電波通信所.カーナビを頼りに向かったのだが,あと数キロという所で曲がる所を見つけられずにうろうろしてしまった.
  ようやく近くまでたどり着いて,
「目的地周辺です.音声案内を終了します」
との声.画面ではそのまま直進するように表示されているのだが,前方に延びている道は舗装されていない,田んぼのあぜ道.確かに正面の丘の上にはパラボラアンテナは見えているけれど.
  前方に見えている道のその先がどうなっているのか全然わからない.そのまま直進,行った先で転回する場所がなくて,帰りはバックで♪なんてことになるのが嫌なので
「ま,ここでいいか.今日は試し撮りだし」
先に進むのをあっさり断念.やっぱり軟弱者らしい.

  とりあえず月が出てくる前に全天の写真を一枚.
2009年12月7日 高萩市旧茨城衛星電波通信所付近にて
北東側に結構人工光があるものの,空の暗さはなかなかだ.

  そして,この場所で日周運動の撮影を開始.その結果が↓
パラボラアンテナと南の星々
(クリックで拡大,600 x 900 pixel,171kb)
・・・
  ここへ来たのはここのパラボラアンテナを前景にした日周運動の写真を撮るためだったのだが,この場所からだと陳腐な構図しかとれない.手持ちのレンズではパラボラアンテナを画角に入れるとオリオン座が南半分しか入らないし.
  ま,今回は試し撮りだからこんなもんか.
と思いつつも,
  やっぱり対角魚眼が欲しいぞ.
また物欲を刺激されてしまったのだった.

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2009年12月 7日 (月)

今日の太陽(2009-12-07)

  今日も朝から快晴の太陽観察日和.
「さて今日はどんなものが見えるだろう」
と期待して太陽観察♪
Hαによる太陽像 2009年12月7日
・・・
見えるのはちまいプロミネンスだけだった.相変わらず彩層面には目立った模様は見当たらず.

  ここ数日はそこそこ楽しめたけど,なかなか長続きしてくれないなぁ.

 

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いつもとちょっと違うやり方で

  昨日(6日)夕方は晴れていたものの雲が多かった.それがいつの間にか快晴になっていたことに気づいたのは日付が変わって今日の03:00過ぎ.風邪をひいているので屋外で写真撮影をすることにはややためらいがあった.月も明るかったし.
  でも,最近あんまり天体写真を撮っていないし,ここも「模型ネタ」ばっかりだし,せっかくの快晴に何もしないのはやっぱりもったいないので,勇気を出して外へ.
2009年12月7日 自宅にて
月が強烈に明るいが,昨日の雨のおかげか透明度はかなり高く,結構暗い星まで見える.

  さてどうしようか.自宅から比較明合成の写真を撮るにはかなり構図が限られている.以前に撮ったものと同じ構図で撮ってみてもあんまり面白くないし.どこかに撮りに出かけるには時間が足りないし.かと言って,星雲・星団を撮るには月が明るいし.
  「よし,ちょっとだけ違うやり方で撮ってみるか」
と思いついたことを実行したのが↓
2009年12月7日 自宅にて
別段新しい手法という訳でもないが,最初10秒だけは赤道儀でガイド撮影,赤道儀のスイッチを切り,30秒間をおいてから10秒の露光を20分間連写して比較明合成.
  うん,こういうやり方も結構面白いね.

  実は先日,ある方から某所でこういう写真を撮って欲しいという依頼を受けた.上の写真はその「技術試験」といったところなのだが,ま,これで技術的には問題がないことが確認できたというわけだ.
  今晩は晴れそうだし,月が明るいしということでその某所に撮りに行ってみようかと思っているのだが,その某所とは自宅から車で1時間半ほどの場所.いざ出かける時になって腰が引けてしまうかも・・・

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2009年12月 6日 (日)

今日の太陽(2009-12-06)

  今朝は霧が濃かったが,午前中には晴れて絶好の太陽観察日和.日向は暖かく,かなり汗ばみながら元気に太陽観察♪
Hαによる太陽像 2009年12月6日
彩層面には相変わらず目立った模様は見当たらなかったが,リム上には北西側と南東側にそこそこ大きなプロミネンス.
  せっかくなので,北西側のプロミネンスを拡大撮影.
Hαによる太陽像(北西側プロミネンス付近拡大) 2009年12月6日
眼視&全体像ではわからなかったが,こうして拡大撮影をしてみると,両方ともカスプ(尖塔)状のプロミネンスで,一つは横から,一つは斜めから見ている状態らしい.

  ここ数日(と言っても一日置いて2回だけだが),そこそこ楽しめるプロミネンスが見えている.さて明日以降はどのようなものが見えるかちょっと期待.

 

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M-3H-1

  ペーパークラフトロケットシリーズ,今回は
1/100スケールペーパークラフトによる Μ-3H-1
「Μ(ミュー)計画」の第2世代,Μ-3Cの発展型,Μ-3H.型紙は塩屋天体観測所から.

  「Μ計画」の最初の機体であったΜ-4Sは誘導制御装置を持たないロケットであった.Μ-3Cで初めて第2段に誘導制御装置を付加(Μ-3Cの末尾の“C”は誘導を意味する“Control”の頭文字),そのΜ-3Cの第1段目を延長して打ち上げ能力の増大を図ったのがΜ-3H(末尾の“H”は高性能を意味する“High Performance”の頭文字)である.全長23.8m,直径1.41m,重量48.7t,低軌道衛星打ち上げ能力300kg.
  1977年2月19日に1号機で技術試験衛星「たんせい3号」を,1978年2月4日に2号機でオーロラ観測衛星「きょっこう」,1978年9月16日に3号機でプラズマ圏・磁気圏観測衛星「じきけん」を打ち上げ,いずれも軌道投入に成功している.

  模型としては・・・
  Μ-3Cとの違いは,本体の長さだけ.作業は全くと言って良いほどΜ-3Cと同じ.やっぱりブースターは細いけれど,同じ作業も合計で24回もやっていれば苦戦もしなくなるというもの.そろそろ飽きてきたかも.

完成写真の大きな画像はこちらからどうぞ.→Μ-3H-1

  例によってこれまでに作った1/100スケールのロケットと並べて記念撮影.
1/100スケールペーパークラフトによるロケットたち 2009年11月27日
(左から,L-4S-5,アリアン Ⅰ,Μ-4S-2,ディスカバリー(STS-128),Μ-3C-1,ソユーズ-U+TMA-1,Μ-3H-1,H-ⅡA202型,Μ-Ⅴ)
  Μシリーズのロケット,作る作業は飽きてきたけれど,コレクションとしてはいい感じかも.

ロケットのペーパークラフトは是非↓こちらもご覧ください
PASA : Papercraft Aeronautics and Space Administration

SETI@home 現在の順位 世界…73,244位(/1,041,988人)国内…2,667位(/27,862人)
Einstein@home 現在の順位 世界…10,657位(/244,999人)国内…226位(/3,587人)

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2009年12月 5日 (土)

一人だけ

  昨日(4日)は今年ここまで4勝16敗と大きく負け越している「定期観望会」の日.
  夕方までは晴れていたものの,開始予定時刻1時間前頃にはベタ曇り.
「あぁ,またダメか」
と思ったものの,その後少し晴れ間が広がったのでとりあえず望遠鏡を持ち出して待機.

  こういう天気では仕方ないのだが,参加者は一人だけ.
  この方,年配の女性で,「天体望遠鏡を覗くのは初めて」とのことだったが,天文関係の書籍を読むことは好きだとかで,思いのほか(と言っては大変失礼ではあるが)いろんなことをご存知だった.
  晴れ間が広がったとは言え,雲の多い空で,雲の隙間を縫うようにして木星,月,そしてアンドロメダ大銀河を見てもらった.
「今見ている光は250万年もの間宇宙を走ってきた光なんですよ」
「そう考えるとすごいことよね」
いやそれをわかっていただけるととっても嬉しいです.

  その他いろんなお話をして時間を過ごした.その中で,この方曰く,
「科学技術とかのお金は節約しちゃダメよね」
とか.いやホントそう思いますよ.目先のことではなく,人類が数百年,数千年後まで生き延びるためには,基礎科学の研究はしっかりやっておかないと.ねぇ,政治家の皆様・・・

今年の観望会 予定…119 実施…69 中止…27 延期…4 屋内(外)で天文教室…19 勝率….580(69勝50敗)
一応これで3連勝!貯金がさらに1つ増えて19.「定期観望会」はこれで5勝16敗

SETI@home 現在の順位 世界…73,377位(/1,041,382人)国内…2,669位(/27,847人)
Einstein@home 現在の順位 世界…10,659位(/244,890人)国内…226位(/3,583人)

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2009年12月 4日 (金)

今日の太陽(2009-12-04)

  今日は朝から快晴.ところが,昼前頃から一時雲が広がったので,昼食を後回しにして急いで太陽観察♪
Hαによる太陽像 2009年12月4日
今日はそこそこの見応えだ.彩層面には相変わらず目立った模様は見えないが,リム上には南東側に大きめなプロミネンス,南西側には細長いプロミネンスが3本,北西側にもいつもより大きなプロミネンスが見える.
  せっかくなので,南東側と南西側のプロミネンスを拡大撮影.まず南東側
Hαによる太陽像(南東側プロミネンス拡大) 2009年12月4日
いわゆるカスプ(尖塔)状のプロミネンスというヤツか.
  そして南西側.
Hαによる太陽像(南西側プロミネンス拡大) 2009年12月4日
こういうのって,3次元的には一体どういう構造になっているんだろう?

  ということで,今日はなかなか満足.いつもこうだと観察のしがいもあるんだけどねぇ.

 

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エリス登場

  4日は『週刊 天体模型 太陽系をつくる』第45号の発売日.今回の部品は↓
『週刊 天体模型 太陽系をつくる』第46号の部品
エリス,エリスのアーム,そして歯車.例によって余分に買ってあった部品を流用して本体に組み込んで
『週刊 天体模型 太陽系をつくる』第46号までの進捗状況
これで全ての天体が取り付けられ,全てが連動して動くことになったのだが・・・
  エリスの公転周期は557年.モーターがまだ取り付けられていないので水星を手で回してみても,動いているのがほとんどわからないほど.エリスが1周するまでに水星を回し続けるとすると,2300回以上も回さなければならないことになる.こりゃ大変だ・・・

SETI@home 現在の順位 世界…73,419位(/1,040,906人)国内…2,669位(/27,836人)
Einstein@home 現在の順位 世界…10,667位(/244,789人)国内…225位(/3,580人)

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2009年12月 3日 (木)

アリアン I

  ペーパークラフトロケットシリーズ,今回は
1/100スケールペーパークラフトによる アリアン Ⅰ
ヨーロッパ宇宙機関が開発した人工衛星打ち上げ用ロケットアリアンシリーズの最初の機体,アリアン Ⅰ.型紙はNiels papermodels から.

  このロケットは,ヨーロッパ各国が共同開発していたロケットの経験をもとに,フランス主導で開発された.1979年12月24日,フランス領ギアナのクールーから初めて打ち上げられ,10回目となる1985年7月2日にはハレー彗星探査機「ジオット」を打ち上げた.合計11回の打ち上げで2回目と5回目を除く9回の打ち上げに成功している.

  スペースシャトル「ディスカバリー」を作った後だったし,「普通のロケットだから」とナメてかかったのだが,これが大苦戦.この型紙は非常に細かい.太さ1mmの四角いパイプを作ったり,3~5mmくらいの「箱」をいくつも作らなければならなかったり.もともとの型紙は格段に分離でき,それぞれの段のエンジンもきっちり再現されたりと細かいギミックも作り込むことができるようになっているのだが,私は「外見」だけあればいいので軟弱にもそういうギミックはざっくり省略.セ◯ラさんに怒られそうだ(謎)

完成写真の大きな画像はこちらからどうぞ.→Ariane 1

  ようやく完成して,いつものようにこれまでに作った1/100スケールのロケットと並べて記念撮影.
1/100スケールのペーパークラフトによるロケットたち 2009年11月26日
(左から,L-4S-5,アリアン Ⅰ,Μ-4S-2,ディスカバリー(STS-128),Μ-3C-1,ソユーズ-U+TMA-1,Μ-Ⅴ,H-ⅡA 202型)
知らなかった.アリアンロケットって,実は大きかったんだねぇ.H-ⅡAやソユーズに匹敵する大きさだ.
  型紙を提供してくれている Niels papermodels ではアリアンⅡ∼Ⅳの型紙もダウンロードできる.いずれ作るつもりでいるけれど,またあの細かい作業をしなければならないのかと思うと・・・ちょっとしり込み.
「ほんと,軟弱者かもねぇ・・・」(さらに謎)

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SETI@home 現在の順位 世界…73,368位(/1,040,046人)国内…2,662位(/27,821人)
Einstein@home 現在の順位 世界…10,647位(/244,960人)国内…225位(/3,579人)

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2009年12月 2日 (水)

今日の太陽(2009-12-02)

  今日も朝から快晴の太陽観測日和.今日は「今日もつまらないんだろうなぁ」と思いつつも元気に太陽観察♪
Hαによる太陽像 2009年12月2日
やっぱりつまらなかった.
  リム上にはちまいプロミネンスがいくつか見えているだけ.相変わらず彩層面には目立った模様は見当たらず.

「期待していなければ面白いものが見られたりするかなぁ」
なんて思っていた(それって期待していると言わないか?)のだけれど,そう簡単に騙されてくれないか.

 

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3度目の正直

  昨日(1日)は水戸市のお隣,ひたちなか市某所で観望会.
  この観望会,本当は10月22日に予定されていた.しかし,その日は曇天で11月9日に延期.その11月9日も曇天で昨日が3度目の正直ということになった.
  昨日の観望会は6回シリーズの5回目ということで,面白いもの面白くないものとにかくいろいろ見てやろうということにした.
  最初はとりあえず木星.昨日はシンチレーションがとても良く,かなりくっきり見えてなかなかの見応えだった.
  次は海王星.
「ぜ~んぜん面白くないけど,海王星を見る機会はそうそうあるものではないので,とりあえずしっかり見ておいてくださいね」
  そして球状星団2題.みずがめ座M2ペガスス座M15.昨晩はほぼ満月で空が明るく,あんまり良くみえなかったが,どちらかというとM15の方がしっかり見え,参加者の中には球状星団らしい「ツブツブ感」がわかった人も.
  そして天王星.
「これもあんまり面白くないけど,さっきの海王星に比べれば見やすいでしょう.良く見ると,ちゃんと丸いのがわかります.あとは,薄い水色で,やや緑かかった色もわかるでしょう」
丸く見えるかどうかはともかく,多くの人が「薄い水色」というのはわかったようだ.

「さてここまでは,木星を除いて地味~なものばかり見てきましたから,そろそろ思いっきり派手なものを見ます」
月.派手すぎ.めちゃくちゃ明るくてまぶしい.
  最後にはE.T.星団.本当はh-χを見たかったけど,昨日の明るい空ではあまりにも見応えがなかったので.

  観望会の最中,子供たちからはいろんな質問を浴びせられたが,その中にはロケットの話題もあった.現在,私はロケットのペーパークラフトに相当凝っているのでその話題を振ってしまった子にとっては「うっかり地雷を踏んでしまった」ようなものだったかもしれないが.私自身,いつの間にかロケットについてずいぶん詳しくなっているのに驚いた.

  そんな訳で,2時間の観望会はなかなか盛り上がった.たまにはこうして面白いとか面白くないとかあまり気にしないでいろいろ見る観望会というのもいいと思う.普通の観望会でも,「できるだけ面白いものを」いうのを気にしすぎなのかなぁとも思った.時間に余裕があるならば,いろいろな天体を見てみて,面白いと思うかつまらないと思うかは参加者に委ねるというやり方もありなのかもしれない.

今年の観望会 予定…118 実施…68 中止…27 延期…4 屋内(外)で天文教室…19 勝率….576(68勝50敗)
ようやく連勝.貯金がさらに1つ増えて18.

SETI@home 現在の順位 世界…73,410位(/1,039,508人)国内…2,665位(/27,803人)
Einstein@home 現在の順位 世界…10,675位(/244,601人)国内…225位(/3,576人)

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2009年12月 1日 (火)

今日の太陽(2009-12-01)

  今日は朝から快晴の太陽観察日和.つい先日は大きめなプロミネンスが見えたので,「さて今日はどうだろう?」と楽しみに太陽観察♪
Hαによる太陽像 2009年12月1日
・・・
あぁ,何にもない.
リム上には西側に小さなプロミネンスが見えるくらい.彩層面には,中央北側に短いダークフィラメントらしい黒い模様が見える以外には目立った模様は見当たらず.

 

太陽活動の次の極大は2012年と予想されていたはず.もういい加減少し活発になってもいい頃だと思うんだけどねぇ・・・

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M-3C-1

  ペーパークラフトロケットシリーズ,今回は
1/100スケールのペーパークラフトによる M-3C-1
M(ミュー)-4Sに続く,日本のロケット開発「Μ(ミュー)計画」の第2世代最初の型,M-3C.型紙は塩屋天体観測所から.

  L(ラムダ)-4Sとそれに続くM-4Sは政治的事情から誘導制御装置を持たず,下段のロケットが燃焼を終了,弾道飛行に移り,落下に入る直前,地表との早退速度が0になった時にロケットに点火して衛星を軌道に投入するという「重力ターン方式」によって衛星打ち上げを行っていたが,このM-3Cからは誘導制御装置が付加されることとなった.当初は4段式のM-4SCとして開発される予定であったが,誘導制御装置の簡素化のため3段式のM-3Cとして完成した.全長20.2m,直径1.41m,重量41.8t,低軌道衛星打ち上げ能力195kg.
  M-3Cは,1974年2月16日に1号機で技術試験衛星「たんせい2号」,1975年2月24日に2号機で熱圏観測衛星「たいよう」の打ち上げに成功した.その後1976年2月4日に3号機でX線天文衛星の打ち上げを行ったが,制御装置の信号異常により軌道投入に失敗した.X線天文衛星が作り直され,1979年2月21日にM-3C4号機によって再び打ち上げられ,日本初のX線天文衛星「はくちょう」となった.

  4段式のM-4Sに比べて構造が単純なM-3C.製作も簡単だった.相変わらずブースターの細い筒を作るのは大変だが,それとてだいぶ慣れたのであまり苦戦しなくなった.歯ごたえがなく,「作る楽しみ」としてはイマイチか.スペースシャトルを作った後となればなおさらだ.

完成写真の大きな画像はこちらからどうぞ.→Μ-3C-1

  そしていつものようにこれまでに作った1/100スケールのロケットたちと並べて記念撮影.
1/100スケールのペーパークラフトによるロケットたち 2009年11月18日
(左から,L-4S-5,ソユーズU+TMA-1,M-4S-2,ディスカバリー(STS-128),M-3C-1,HⅡA-202型,M-Ⅴ)
  Μ(ミュー)シリーズのロケットの数が増えて来て眺めているのがなんか楽しい♪

ロケットのペーパークラフトは是非↓こちらもご覧ください
PASA : Papercraft Aeronautics and Space Administration

SETI@home 現在の順位 世界…73,408位(/1,039,200人)国内…2,664位(/27,796人)
Einstein@home 現在の順位 世界…10,671位(/244,482人)国内…225位(/3,574人)

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