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2009年12月20日 (日)

コスモス 3M (Interkosmos-11)

  ペーパークラフトロケットシリーズ,今回は
1/100スケールペーパークラフトによる コスモス 3M (Interkosmos-11)
旧ソ連・ロシアの衛星打ち上げロケット,コスモス 3M.型紙はZILI.DE から.

  このロケットは“R-14U”という中距離弾道ミサイルから発展したもので,2段式の液体燃料ロケット.最初の打ち上げは1967年5月15日.以来,現在に至るまで現役(ただし,2011年には退役が決まっている)で,2009年7月21日の打ち上げで445回目.
  このモデルは1974年5月17日に,カプースチン・ヤール射場から “Interkosmos-11” を打ち上げた時のもの.Interkosmos-11 は太陽からの紫外線とX線の地球上層大気への影響を観測する科学衛星である.

  それにしても,ロシアという国はものもちが良いらしい.ソユーズロケットも1957年のスプートニク打ち上げ以来,基本的な部分は変わらずに使いつづけられているし,このコスモス 3Mも1967年以来現在まで使いつづけられている.合計で445回の打ち上げなんて,日本ではちょっと考えられない(もっとも,そもそも日本ではそれだけの数の衛星を打ち上げていないのだが).

  模型としては・・・

  かなりあっさり味.ほとんどのディテールはテクスチャで表現されている.本体側面に細かな部品がついているが,これらも「オプション」扱いになっている.オプションのパーツを省略すれば,宇宙科学研究本部キッズサイトからダウンロードできる Μ-Ⅴ よりちょっと難しいといった程度.ややマイナーな存在のロケットなのであまり意欲がわかないかもしれないが,初心者にちょうどよいくらいかもしれない.

完成写真の大きな画像はこちらからどうぞ.→Cosmos3M (Interkosmos-11)

  例によって,これまでに作ったロケットたちと並べて記念撮影.
1/100スケールペーパークラフトによるロケットたち 2009年12月3日
(前列左から,Μ-4S-2マーキュリー リトル・ジョーΜ-3S-1, 中列左から,L-4S-5Μ-3C-1Μ-3H-1Μ-Ⅴ,後列左から,コスモス 3M(Interkosmos-11),アリアン スペースシャトル ディスカバリー (STS-128)ソユーズ-U + TMA-1H-ⅡA 202型

  現在,日本の衛星打ち上げロケットで現役なのは H-ⅡAH-ⅡB だけ.やっぱりもう少し小さめな コスモス 3M や Μ-Ⅴ クラスのロケットがあった方がいいんじゃないかと思う.もっとも,Μ-Ⅴ は大きさの割に打ち上げコストが高すぎることが退役の大きな理由だったのだが.それだけに,GXロケットの開発中止はやっぱり残念.

ロケットのペーパークラフトは是非↓こちらもご覧ください
PASA : Papercraft Aeronautics and Space Administration

SETI@home 現在の順位 世界…72,666位(/1,047,449人)国内…2,649位(/27,996人)
Einstein@home 現在の順位 世界…10,546位(/246,161人)国内…225位(/3,623人)

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