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2009年10月27日 (火)

流星群

  流星群が話題に登るようになるとよく,
「どっちの方向に見られるんですか?」
と聞かれる.
  答えは,
「全然わかりません」

  どっちの方向から,どこに現れるか全くわからない散在流星はもちろん,流星群の流星といえども「どこに」見られるのかは全くわからないのだ.流星群の流星は,流れた方向を逆にたどれば,ある星座のある点(これを輻射点と呼ぶわけだが)にたどり着くというだけだ.

  ただ,
「人間の目は縦方向より横方向に視界が広いので,“◯◯座流星群”という時はその“◯◯座”が横に見える方向を向き,真上を見上げる.そして,視界のどこかに何か光ったものが見えたような気がしたら素早くその方向を見る」
というのがコツだと思っているし,最初のような質問をした方にはそういう見方をすることを勧めている.
  少なくとも,輻射点の近くに見える流星というのは,視線方向に対して縦方向(つまり自分に向かってくる方向)に見えるので,見た目の経路が短くなり,結果地味な印象のものになってしまう.それに対して,輻射点から遠い方向に流れる流星は,その経路を横から見ていることになるので,夜空を長く横切って行く姿を見られ,見応えがあるということは間違いない.だから,“◯◯座流星群”という時にその“◯◯座”の方向を見ていることはお勧めできない.

  いずれにせよ,流星群の極大日といえども,どのくらい流星を見られるかというのは宝くじと同じようなものだ.自分なりに「ここ!」と山を張って,夜空の同じ方向を見続け,そこに流星が見られれば「当たり!」というわけだ(等級も1等から6等,もちろん1等より6等の方が断然数が多いのも宝くじと同じ?1等より明るいマイナス等級のものや,さらに明るい「火球」は特等ということで).

  私自身は,流星は「げっぷが出るほど」たくさん見ている.影ができるほど明るいものや,願いごとが3回言えそうなほど長く見られたものもあった.「当たりくじ」をたくさん引いているわけだし,1等や特等だって何度も引いていることになる.

  で,現実の「宝くじ」の方では・・・やっぱり現実は厳しいらしい.もっとも,流星の方で運を使い果たしているのかもしれないが.

SETI@home 現在の順位 世界…73,559位(/1,028,653人)国内…2,681位(/27,518人)
Einstein@home 現在の順位 世界…11,084位(/241,153人)国内…235位(/3,517人)

この記事を読んで,「アンタは“当たりくじ”だけじゃなく,ここぞという時の“晴れ”も引かないよねぇ」と思った方,ごもっともです.こちらをクリックして応援(?)の投票をお願いします.→にほんブログ村 科学ブログ 天文学・宇宙科学・天体観測へ

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