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2009年7月14日 (火)

月の動き

  月が東から昇り西に沈むという日周運動の話ではなく,月の公転による天球上での動きの話.
  月はおよそ27日で地球のまわりを一周するので,一日に天球上を約13°移動することになる.これは結構速いのだが,普通に生活している上ではこのことを実感するということはまずない.

  この間,こんな会話になった
「22日晴れてくれるかなぁ」
「21日は欠けないの?」
「もちろん」
「ぜんぜん?」

  22日は(水戸では)午前10時少し前に欠け始め,12時30分過ぎに欠け終わる.当然,前日に欠けるなんてことはない.

  そんな月の動きを知ってはいても驚いたことがあった.

  2001年10月7日のこと.
  翌8日の早朝に,土星が月に隠される土星食が東北地方を中心に見られた.私は,接食限界線(土星がギリギリで全部隠れない地域)を求めて新潟県に行った(実は6日のうちに宮城県に行っていたのだが,当日になって宮城県の天気予報は「夜は曇り」だったので慌てて新潟県に移動したのだった).
  「ここで良し!」という観測地を見付け,午後9時過ぎに見上げた空に見えた月と土星は
「一日間違ったか!?」
と思う程離れていた.この時,土星食になるまであと6時間半ほど.
  それが翌8日午前3時45分頃に
土星食 2001年10月8日午前3時45分 新潟県にて
土星が月に隠され始め,約4分後には
土星食 2001年10月8日午前3時49分 新潟県にて
ほとんど見えなくなり,約20分後
土星食 2001年10月8日午前4時01分 新潟県にて
再び姿を現した.

  この時,一番驚いたのは「月が動くのって速い!」ということだった.

  22日の日食では,2時間半程の間に月がつごう太陽の2つ分移動することになる.日食を観察していれば,月の動く速さを実感できるはずだ.

  もっとも,晴れればの話ではあるが.

  どうやら関東甲信地方では梅雨が明けたらしい.これで少し希望が出てきた.
  さて,(日食観望会のための)工作をすすめなきゃ♪

  でも,梅雨が明けてすぐの頃って,結構雨が降るんだよねぇ・・・←疑心暗鬼

実は昨日の夕方には観望会が予定されていたのだが,曇天のため明日(15日)に延期になった.
ということで↓
今年の観望会 予定…53 実施…28 中止…16 延期…3 屋内(外)で天文教室…6 勝率….528(28勝25敗)
連勝は2でストップ.貯金1つ減って3.

SETI@home 現在の順位 世界…74,674位(/991,410人)国内…2,712位(/26,829人)
Einstein@home 現在の順位 世界…12,225位(/233,639人)国内…254位(/3,424人)

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