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2009年7月31日 (金)

散開星団の写真

  この間,城里町ふれあいの里天文台での観望会の後,こんな話題になった.
散開星団の写真って難しいんですよねぇ」

  天体写真を趣味にしている人でも,散開星団の写真を撮るという機会は意外に少ない.その中で私は多分多い方なのだが,私自身も「散開星団の写真はつまらない」という印象を持っていた.
  ↓この写真が撮れるまでは.
二重星団h-χ 2008年10月30日撮影

  望遠鏡を覗いた時,数ある天体の中で最も「美しい」と感じる天体は散開星団だと思っているのだが,いざ写真に撮ってみると「ばらばらと星が写っているだけ」になってしまい,望遠鏡を覗いた時に感じた美しさとはほど遠い「地味な写真」になってしまう.
  それが,上のh-χは我ながらなかなか美しく撮れたので俄然興味が湧き,その後もいくつかの散開星団の撮影に取り組んでみたのだが,やっぱり地味な仕上がりになってしまっている.

  夏から秋の夜空は散開星団の宝庫.ここはひとつみっちり散開星団の撮影にも取り組んでみたいのだが,天気がこの調子では...

  もっとも,せっかく手に入れた天体用改造デジタル一眼を活かしたいので,星雲の写真もたくさん撮りたいとも思っているのだけれど.

  撮りたい天体はたくさんあるのに,天気予報には曇りや雨のマークばっかり.
  星屋の苦悩は続く.

SETI@home 現在の順位 世界…74,923位(/997,765人)国内…2,722位(/26,930人)
Einstein@home 現在の順位 世界…12,030位(/234,982人)国内…248位(/3,438人)

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2009年7月30日 (木)

今日の太陽(2009-07-30)

  天気予報では今日は朝から曇りで昼過ぎから雨の予報.
  しかし,実は昼前頃から良く晴れて,今日も元気に太陽観察♪
Hαによる太陽像 2009年7月30日
リム上に見えるプロミネンスは相変わらず小粒だが,南西側(写真右下)には淡いながら結構大きめなものも見える.
  彩層面上にはこれまた相変わらず目立った模様はなし.

  最近,活動領域が現れないなぁ.

 

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アポロ着陸地点

  日本の月周回衛星「かぐや」が昨年,月のハドレー谷でアポロ15号が1971年に着陸した際に残したエンジンの噴射痕を撮影した.また,アポロ17号着陸地点近くの地形を調査した結果は,アポロ17号のクルーが撮影した写真と見事に一致していた.
  これで,「アポロは月に行っていない」なんて言う人はいなくなるかと思ったが,いまだに時々そんな話を耳にする.

  ところが,今度はNASAの月探査機ルナー・リコナンス・オービターが調整中にアポロの着陸地点を次々にとらえ,その画像が公開された.その画像には着陸船の下階段が月面に落とす長い影がはっきりと写っている.
  これでアポロが月に行ったという直接的な証拠が出てきたわけだが,
「その画像は巧妙に合成されたものだ」
なんて言い出すんじゃあるまいな...

  ところで,昨日(29日)は城里町ふれあいの里天文台で観望会の予定だった.20:00頃はそれなりに晴れ間が広がっていて月も見えたので天文台は開館ということになったのだが,いざ開館する頃になってみればベタ曇り.遂に月も星も見ることができなかった.
  毎度のことではあるけれど,

  こんな天気になるならもっと早くなってくれればいいのに.

  天気ってヤツはホントに嫌なヤツだ.

今年の観望会 予定…63 実施…33 中止…18 延期…3 屋内(外)で天文教室…9 勝率….524(33勝30敗)
天文台は開館したけれど,少しも星を見られなかったので連勝は2でストップ.貯金が1つ減って3.

SETI@home 現在の順位 世界…74,879位(/997,358人)国内…2,720位(/26,921人)
Einstein@home 現在の順位 世界…12,030位(/234,913人)国内…248位(/3,438人)

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2009年7月29日 (水)

土星も回る

  昨日(28日)は『週刊 天体模型 太陽系をつくる』第28号の発売日.今回の部品は
『週刊 天体模型 太陽系をつくる』第28号の部品
歯車が一枚.
  あぁ,またこれだけ・・・ではあるが,この歯車を組み込むことで,
『週刊 天体模型 太陽系をつくる』第28号までの進捗状況
土星も回るようになったわけで,なかなか嬉しかったり.

  遅々とした歩みを積み重ね,気がついたら折り返し点を過ぎていた(全52号のうち,今回は28号).
  太陽の回りを回る惑星(+準惑星)も,水,金,地,火,ケ,木,土.残り4つ.
  う~ん,いい感じになってきたなぁ・・・(遠い目)

SETI@home 現在の順位 世界…74,928位(/997,029人)国内…2,723位(/26,911人)
Einstein@home 現在の順位 世界…12,054位(/234,844人)国内…248位(/3,438人)

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2009年7月28日 (火)

8年の間に

  私が天体写真を撮り始めたのは2000年の初夏.当時は天文教室に使う資料として必要に迫られてのことだったのだが,いつしかその面白さにすっかりハマってしまった(“趣味が高じて仕事になった”という話は良く聞くが,私の場合は“仕事が低じて(?)趣味になった”).
  最初は三脚にカメラを載せただけの固定撮影で露光は30秒程度で,星座の形がなんとかわかるという程度の写真ばかりだった.
  はくちょう座が高く昇る季節になり,そこへカメラを向けてなんどか写真を撮ってみて,
北アメリカ星雲がなんとか写ってくれないかなぁ」
と思って,いろんなフィルムを使って何度も撮ってみた.けれど30秒程度の固定撮影で写せるはずもなく,
「赤道儀が欲しい!」
と思うようになったのだった.
  赤道儀を購入したのがその年の10月のこと.そして年末には「大晦日限定」の特別価格で300mm望遠レンズも購入.満を持して北アメリカ星雲の撮影に挑戦したのが2001年7月15日のことだった.
  その時の写真が↓
北アメリカ星雲 2001年7月15日撮影
憧れた天体の写真をこんなに大きくはっきり写せて,当時は満足だった.
  2002年の秋には冷却CCDカメラを購入,撮影は銀塩からデジタルに移行した.
  そしていつしか,私自身もそれなりに満足の行く写真が撮れるようになり,
「こいつも撮り直したい」と
ずっと思っていた.
  そして,今年の5月末に天体用改造デジタル一眼を購入,その最初の成果となったのがこの天体の写真.
北アメリカ星雲 2009年7月20日撮影
APSサイズのデジタル一眼と200mm望遠レンズの組み合わせで撮ったので,丁度35mmフィルムのカメラに300mm望遠レンズで撮った前の写真とほぼ同じ画角.前の写真は露光が30分,今度のものは2分×15コマで総露光時間が30分.
  8年の間にこれだけ良く撮れるようになったんだ(機材の進歩が最も大きな要因ではあるのだが)と感慨深い.

  撮りたい&撮り直したい天体は山ほど(星の数ほど!?)ある.まだまだ頑張らなければ.

SETI@home 現在の順位 世界…74,870位(/996,335人)国内…2,719位(/26,901人)
Einstein@home 現在の順位 世界…12,109位(/234,786人)国内…250位(/3,438人)

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2009年7月27日 (月)

今日の太陽(2009-07-27)

  今日は朝から晴れ.暑さにしり込みしつつも元気に太陽観察♪
Hαによる太陽像 2009年7月27日
今日も地味.リム上には相変わらず小粒のプロミネンスがいくつか見え,左下のものはやや大きめか.このプロミネンス,写真ではわかりづらいが,眼視ではバネのように螺旋状のものが宙に浮いているように見えた.
  彩層面は・・・相変わらず目立った模様はなし.

  うーん,最近大きなプロミネンスを見てないぞ.

 

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なんだか嬉しい

  昨日(26日)も城里町ふれあいの里天文台で観望会.天文台の開館は20:30だが,20:45頃に国際宇宙ステーション(ISS)が見えるはずだったので,まずそれを来館者みんなで見ることにした.

  20:46.北西の空にISSが姿を現した.
「あー!いたいた!」「あれだあれだ!」「へぇ~!」
歓声があがった.
「は~い,みんなで手を振りましょう!若田さ~ん!」
なんだかとっても嬉しかった.
「これって向こうから見えるんですか?」
「いや絶対に見えません」
そこはそれ,気分ですよ.こういう気持ちって案外伝わるもんです.

  その後,アルビレオを見て,さらにあれい状星雲環状星雲も見てもらった.
「今みてもらった星雲は言ってみれば星の亡骸なんです」
「へぇ~,こんなものも見えるんですか」
「特に天文に興味があるという人じゃないと,夜空に見えるのは星や月だけという印象があると思うんですが,こうして望遠鏡で見れば,夜空には他にもいろいろ見えるんですよ.星の集団だったり,ガスの塊だったり,ずっとずっと遠くの別の天の川だったり」
  月や土星を見て喜んでもらえるのも嬉しいけれど,やっぱり星雲・星団を見て喜んでもらえる方が嬉しいなぁ.

  天文台閉館の頃は空全体に薄雲が広がっていたので,星雲・星団の撮影はとりあえず断念.木星の衝突痕が気になっていたので木星を撮影することにして,木星が高く上がるのを待っていた.
  すると,いつの間にか空は快晴になっていた.
「こりゃ勿体ない」
ということで,やっぱり星雲・星団の撮影をしようと思い直して機材を準備.しかしまたもや薄雲が広がってしまった.
「仕方ない,やっぱり木星を撮ることにするか」
ということで,ポタ赤など星雲・星団撮影用の機材一式を片付けたところでまた快晴.いつものことながら,天気ってやつや意地悪だねぇ.
  で,もう一度木星を撮影するつもりになったのだが,今度は木星も雲の向こうへ.
  そのまま日付が変わるころまで粘ったものの,今度は状況が好転せず,諦めて帰宅.

  観望会は良かったけれど,その後は天気に振り回された挙句,全然成果なし.

  ま,世の中そんなにうまく行かないか.

今年の観望会 予定…62 実施…33 中止…17 延期…3 屋内(外)で天文教室…9 勝率….532(33勝29敗)
連勝!貯金がさらに1つ増えて4.

SETI@home 現在の順位 世界…74,821位(/995,918人)国内…2,718位(/26,895人)
Einstein@home 現在の順位 世界…12,117位(/234,703人)国内…251位(/3,438人)

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2009年7月26日 (日)

今日の太陽(2009-07-26)

  今日は雲が多いながらもとりあえず晴れ.炎天下で汗だくになりながらも元気に太陽観察♪
Hαによる太陽像 2009年7月26日
・・・地味・・・
  リム上には小さなプロミネンスがいくつか.そして彩層面にはやっぱり目立った模様はなし.
  5月下旬から6月上旬の頃には一時活動が活発になりかけたのだが,最近またおとなしくなってしまったようだ.

  それにしても,22日の日食の時にこういう天気だったらよかったのにねぇ...

 

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「おりひめぼし」はA型!?

  昨日(25日)は城里町ふれあいの里天文台で観望会.かなり雲が多かったので開館できるか心配したが,なんとか開館.
  開館直前,西の空に細い月が見えたのでとりあえず一枚.
月齢3.3 2009年7月25日
この月が数日前,太陽を隠していたんだねぇ.

  天文台開館後も雲が多く,案内できたのは夏の大三角形くらい,望遠鏡で見ることができたのはアルビレオくらいというあいにくの状態だったが,その観望会の最中,小さな女の子(小学校に上がる前か?)とこんな会話が.
「おりひめって何型なんだろう?」
「ちょっと待って,調べるから・・・あぁ,おりひめ星はA型だね」
もちろん,ここで言うA型とは血液型ではなく,スペクトル型のこと.こと座のベガはA0型.
「じゃあ,ひこぼしは?」
「えーと・・・ひこぼしもA型だね(わし座のアルタイルはA7型)」

  “おりひめぼし”と“ひこぼし”は両方ともA型.実は相性も良いのかも!?

今年の観望会 予定…61 実施…32 中止…17 延期…3 屋内(外)で天文教室…9 勝率….525(32勝29敗)
連敗にはならず.貯金が1つ増えて3.

SETI@home 現在の順位 世界…74,821位(/995,918人)国内…2,718位(/26,895人)
Einstein@home 現在の順位 世界…12,117位(/234,661人)国内…251位(/3,438人)

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2009年7月25日 (土)

新作(2009-07-20)

  19日から20日にかけて城里町ふれあいの里天文台屋上で撮影した新作,はくちょう座輝線星雲NGC7000『北アメリカ星雲』です.
北アメリカ星雲 2009年7月20日撮影
大きな画像(600 × 906 pixel,457kb)はこちら
  当夜は,まさか晴れるとは思っていなかったので,準備が万端でなく,ポタ赤+デジタル一眼+200mm望遠レンズでの撮影となりました.その所為でいささか露光不足の感が否めないのと,Canonの200mm F2.8L レンズは開放絞りではやや像が甘く,Fを4.0まで絞ったため,輝星に絞り環による回折像が写っているのが残念ではありますが,
2009年7月20日 城里町ふれあいの里天文台にて
↑こういう透明度の高い空のおかげで,思いのほか良く写ってくれました.ちなみに,この作品がようやく手に入れた改造デジタル一眼による最初の作品です.

  思えば,天体写真を撮り始めた9年前,『北アメリカ星雲』を写したい一心で赤道儀(GPD)を買うために貯金をしていました.改造デジタル一眼を買ったのも,この天体を写すためと言っても過言ではありません(他にも『カリフォルニア星雲』とか『バーナード・ループ』なんかも写したいとは思っていますが).
  夏場は撮影のチャンスが少ないので,今回は充分とは言えない装備での撮影でしたが,次にチャンスが巡ってきた時にはきっちり準備してもう一度撮りたいと思っています.

 

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判断は裏目に

  昨日(24日)昼間は忙しい天気だった.激しい雨が降ったかと思ったら日がさしてきたり.「あ,晴れてきた」と思ったらまた激しい雨が降ってきたり.
  この状況は夕方まで続いた.
  そして昨日夕方は市内某小学校で観望会.「こりゃ今回は屋内で天文教室だろう」ということで,自作プラネタリウムをはじめ,天文教室の用意をして現地に出発.

  現地に到着した時には,空には所々に晴れ間.
「どうしましょうか?」
と聞かれた.
「最終的な判断はお任せします.ただ,こういう時は,必ず判断が裏目にでるものなんです」
「じゃあ外で実施することにしましょう!ちょっとだけでも見られれば・・・」
ということで,屋外で実施が決定.いやホントは屋内で天文教室ということにして欲しかったんだけど.「ちょっとだけでも見られれば」という気持ちは痛いほど良くわかるんだけど,「ちょっとしか見られない」という観望会が一番盛り上がらないんだよなぁ...

  案の定,結局はベガとアルタイルが「ちらっ」と見えただけに終わった.
  先日の日食を振り返り,2012年の金環日食と2035年の皆既日食の話,そのほか夏の星座の案内などをしたけれど,思いっきり中途半端.

  きっちり晴れていれば望遠鏡での観望.屋内での天文教室ならば自作プラネタリウムの投影.
  どちらの場合にもそれなりに「目玉」となるものがあるのだけれど,「曇りで星が見えない状況での屋外での天文教室」となると「目玉」になるものがない.

  何か考えなくちゃならないなぁ.でも,「星が見えない暗い屋外」でだれもが「おぉ!」と思うようなものって・・・めちゃくちゃ難しいぞ・・・

今年の観望会 予定…60 実施…31 中止…17 延期…3 屋内(外)で天文教室…9 勝率….517(31勝29敗)
連勝はならず.貯金が1つ減って2.

SETI@home 現在の順位 世界…74,866位(/995,115人)国内…2,720位(/26,880人)
Einstein@home 現在の順位 世界…12,123位(/234,565人)国内…251位(/3,436人)

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2009年7月24日 (金)

変わらない

  日食の準備で忙しかったので2日遅れでこの記事.
  日食の前日21日は『週刊 天体模型 太陽系をつくる』第27号の発売日.今回の部品は
『週刊 天体模型 太陽系をつくる』第27号の部品
ギアカラー,ギアスピンドル,歯車一枚にプラスチックワッシャーが2枚,そしてネジが2種類合計8本.
こいつら(歯車とネジ6本をのぞく)を本体に組み込んで↓
『週刊 天体模型 太陽系をつくる』第27号までの進捗状況
例によって例のごとく,先週,今回の部品の分は第5号の部品を流用して取り付けてあるので見た目は何も変わりなし.

  あぁ,つまらない(この記事もつまらないだろうなぁ).

  ところで,最近,木星になんらかの天体が衝突したらしい.1994年7月にシューメーカー・レヴィー第9彗星が衝突した時と同じような衝突痕が写った写真が公開されている.

  “記念”ということで,木星に衝突痕を描き込んでやろうか・・・

SETI@home 現在の順位 世界…74,818位(/994,667人)国内…2,717位(/26,873人)
Einstein@home 現在の順位 世界…12,106位(/234,498人)国内…249位(/3,434人)

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2009年7月23日 (木)

奇跡

  日本中が日食に沸いた昨日(22日).
  水戸では水戸芸術館前広場で観望会の予定だった.この日に向けていろいろと準備をしていたのだが,昨日の朝は小雨.
「もう今日は奇跡を期待するしかないか」
と思いつつも芸術館へ.

  08:30頃には雨が一時止んだものの,食が始まる10:00頃には再び雨.
  ここで,芸術館の方がテレビを用意してくれて,芸術館のタワー内で即席のパブリックビューイング.
  水戸では食分最大の直前,トカラ列島では皆既が終わった11:00頃,水戸では激しい雨.ここまでで,最初から会場にいた参加者は諦めて帰って行かれた.

  奇跡が起こったのはこの時だった.

「今太陽はどのへんに見えるんですかね?」
「えーと・・・(空を指差して)多分あのへん・・・あ,見えます見えます!」
2009年7月22日部分日食 11:10頃 水戸芸術館前広場にて
この時,時刻は11:10.水戸での食分最大は11:13:43だったから,まさにその直前だったわけだ.
  この後,太陽近くの雲はさらに薄くなり,会場にはどこからともなく30人ほどが集まってかなり盛り上がった.そして,↓これは11:27頃に撮影したもの(昨日の記事に掲載したものと同じ).
2009年7月22日部分日食 11:27頃 水戸芸術館前広場にて
快晴だった場合,私は観望会と撮影を同時にこなす必要があったので,早い時刻からきっちり準備して,撮影は半分オートで行う予定だった.それが朝から雨だったために全然準備ができず.上の写真も,急いで準備してこの一枚を撮り,後は観望会に集中したのでピント合わせなどじっくりする暇がなかった.というわけでピントが大甘なのは大目に見てやってください.

  この後は再び見えなくなり,食が終わる直前にちょっと見えただけだった.

  雲間から見えた欠けた太陽は,それが雲間だっただけにとても印象的だった.もしかしたら,快晴だったよりも感動的だったかもしれない.食分最大の頃だけ見られたなんて,朝から小雨,その後も一時激しい雨が降るという最悪の状況の中,考えられる最も良い展開だったと言って良いだろう.“奇跡”と呼ぶには大げさだが.

「一番いい時だけ見られたなんてさすがですね」
と言われた.いや別にあのタイミングで晴れたのは私の力じゃありません.

  観望会の折,直前まで晴れていたのに,絶妙のタイミングで曇ってしまうということが良くある.それもまた私の所為ではないのだが,そんな時には参加者の視線が痛い.別に私が悪いわけじゃあないんだけど,それがどうも申し訳なく感じてしまうのだが,昨日は逆だった.
  たまにはこんなこともあるもんなんだねぇ.

  そうそう,一生懸命作った
全長2.5mのピンホール式日食投影機
↑コイツ(全長約2.5mのピンホール式日食投影機)の出番は遂にありませんでしたとさ・・・

今年の観望会 予定…59 実施…31 中止…17 延期…3 屋内(外)で天文教室…8 勝率….525(31勝28敗)
↑ということで昨日の部分日食観望会は辛勝!貯金が1つ増えて3.

SETI@home 現在の順位 世界…74,764位(/994,177人)国内…2,715位(/26,865人)
Einstein@home 現在の順位 世界…12,106位(/234,416人)国内…249位(/3,434人)

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2009年7月22日 (水)

日食

  今日は朝から小雨というあいにくの天気.しかし,とりあえず水戸芸術館前広場での日食観望会は決行.
  食分が最大となるのが11:13頃だったが,11:00頃は激しい雨.
  しかし,11:20頃,雲間から欠けた太陽が姿を現し,11:27に撮った写真が↓
2009年7月22日部分日食 11:27頃 水戸芸術館前広場にて
うーん,今日は奇跡を呼んだかも.

  詳しいことはまた明日の記事で.

 

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0号機,試作2号機,そして1号機

  昨日(21日)夜は市内某小学校で観望会の予定だった.しかし天気は雨で観望会は屋内での天文教室となった.
  実は5年前,天文教室で初めてプラネタリウムを使ってみたのがこの学校だった.その時使ったのは「大人の科学」付録そのものだったが.
  その時は恒星球を電動で回転させられるようにするつもりで,
「次回までには電動でコイツが回るようにします」
と言っていたのだが,その年のうちに試作2号機を完成.そしてその次回までには試作2号機を強化した試作2号機改“PPLS”が完成していた.さらにその時には非試作1号機“PPLS-1”の製作にとりかかっていて,
「実は今,もっといいものを作っています」
なんて話をしていた.
  その次にこの学校によばれた時には晴れて外での観望会となり,“PPLS-1”の出番はなく,昨日がこの学校でのデビューとなった.
  そんなわけで,私としてもなんとなく感慨の深い天文教室だったが,概ね喜んでいただけたようで,
「晴れて本物の星を見られなかったのは残念でしたけど,晴れていたら手作りのプラネタリウムを見られなかったですからねぇ.良かったです」
と言っていただけた.

  ・・・自作プラネタリウム2号機,実はアイディアはほとんど固まっている.でも最近は製作の時間がなかなかとれないので製作を始めるのを躊躇している.どうしようかなぁ...

  さてもうすぐ日食観望会のため自宅を出発.現在の天気は曇り.天気予報も一日中曇り.どうやら全過程を見ることはまず無理なようだが,せめて欠けた太陽を何度かおがめることができるといいんだけど...

今年の観望会 予定…58 実施…29 中止…17 延期…3 屋内(外)で天文教室…8 勝率….517(30勝28敗)
連勝は2でストップ.貯金がさらに1つ減って2.

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2009年7月21日 (火)

思いがけなく

  昨日(20日)夕方は曇り.天気予報では夜の間は「雨」になっていたので,
「今晩は(城里町ふれあいの里天文台は)閉館だろう」
と思ったものの,ふれあいの里へ向かう途中で買い物をする予定だったので,19:30頃自宅を出発.

  買い物を済ませて20:00.ふれあいの里に電話をしてみた.
「今日の天文台は・・・」
「開館の予定です」
「え!?やるんですか?」
それから急いで天文台へ.

  開館後,薄雲が多いものの,前の晩と同じく,空の透明度は高いらしく,雲間からはたくさんの星が見えていた.観望対象はアルビレオとベガ.
「アルビレオは色の対象が美しい二重星です.その色から,サファイアとトパーズに例えられます」
「ベガは明るくて白くて綺麗ですね.ダイヤモンドみたいでしょう?」
「今日はサファイアにトパーズにダイヤモンドだからなんだか贅沢な感じですね」

  昨日は連休最終日とあって来館者は少なかった.来館者が帰られたあと,
「そういえば今年は春先から天気が悪くて,M13を見せてないですね」
という話になり,スタッフだけでM13を見て閉館.

  閉館の頃にはまた雲が広がっていたので撮影は断念して帰宅した.

  明日22日の天気予報は「曇り時々雨」.
  昨日の天文台は思いがけなく開館だった.明日も“思いがけなく”晴れなんてことになってくれないかなぁ...

今年の観望会 予定…57 実施…29 中止…17 延期…3 屋内(外)で天文教室…7 勝率….526(30勝27敗)
天文台が“思いがけなく”開館で“思いがけなく”連勝.貯金がさらに1つ増えて3.

SETI@home 現在の順位 世界…74,709位(/993,782人)国内…2,714位(/26,858人)
Einstein@home 現在の順位 世界…12,115位(/234,236人)国内…249位(/3,432人)

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2009年7月20日 (月)

今日の太陽(2009-07-20)

  昨晩城里町ふれあいの里天文台で星空の下で一晩を過ごした.こういう時はいわゆる「心地よい疲労感」ではあるが,疲労であることにかわりなく,今朝は思いっきり寝過ごした.

  10:00過ぎに目を覚まし,外を見てみると,強い日差しがさしているじゃないか!
  慌てて準備して太陽観察♪
Hαによる太陽像 2009年7月20日
右上側のリム上にはやや大きめなプロミネンス.よくよく見てみると,そのあたり,非常に淡いプロミネンスが林立しているように見える.
  彩層面には相変わらず目立った模様はなし.どうやら22日の日食の時は「無黒点太陽」ということになってしまいそうだ.

  その22日の日食観望会のために,↓こんなものを作った.
全長2.5mのピンホール式日食投影機
全長約2.5mのピンホール式日食投影機.いや別にでかけりゃいいってもんじゃないけど,でかい方が面白いような気がするでしょ?
  コイツで投影した太陽は↓こんな感じ.
日食投影機で投影した太陽
大体100円玉くらいの大きさに太陽が写る.これがなかなかシャープに写ってくれて,太陽の前を横切る雲の様子もわかる(笑).

  さて,あとは当日の天気だが・・・「曇り時々雨」だってさ.

  あーあ,何とかなってくれないもんかねぇ...

 

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久しぶり!

  昨日(19日)は夕方まで曇り.
「これじゃあ天文台は休館か」
と思ったものの,所々晴れ間があるのでとりあえずふれあいの里へ.

  20:00頃にはその晴れ間が少し広がっていたので,結局天文台は開館ということになった.

  しかし,薄雲が広がっていて,最初に入館された40名程の方々にはベガくらいしか見てもらえず.それでも大方喜んでくださったようだが,
「こりゃまた不完全燃焼だよ」
と思っていた.
  ところが,最初に入館された方々が帰り,2度めに入館された方々が望遠鏡を覗く頃にはほぼ快晴となった.空の透明度もなかなかで,今度はベガの他,アルビレオと環状星雲をみてもらうことができた.
「ね,面白いでしょう?」
「へぇ~,こんなものも見えるんですか」
「あと50億年後くらいには,太陽もこんな姿になっているといわれます」
やっぱり,私としては深宇宙天体を見て喜んでもらえるととても嬉しいわけですよ.

  天文台閉館後もまだ快晴.こうなればじっとしていられるわけがなく,そのまま撮影に突入.

  さてどうするか.

  せっかくの機会,是非北アメリカ星雲が撮りたい.しかし,北アメリカ星雲はしっかり撮りたいので,観望会の後なんていう時じゃなくて,もっとじっくり腰を据えて撮影に取り組みたい.だから,今回は天文台の望遠鏡を使って環状星雲を撮ることにしようか.でも次のチャンスなんていったいいつやって来るかわからないぞ.新しく買った天体用改造デジタル一眼は北アメリカ星雲を撮るために買ったといっても過言ではないほどだ.それなのに,この夏に撮れずに「また来年」なんていうのはちょっと嫌だぞ.

  迷った挙句,やっぱりどっちも撮ることにした.
  まずは天文台の望遠鏡で環状星雲.コイツは表面輝度が高いので露光時間はそんなに長く取らなくて良いだろう.いつ曇ってしまうかわからないから,最初に最低限の成果をあげるという意味でもさくっと撮ってしまおうというわけだ.
  で,天文台の40cmニュートンで導入.200倍で眺めてみたが,
「すげぇ!」
視野の中にでっかくはっきりと見える.こんなにくっきりはっきり見たのはものすごく久しぶりだぞ.
  そして撮影開始.昨日は丁度バローレンズを持っていたので,そいつを使って拡大撮影に挑戦してみた.

  ところが・・・

  さくっと撮ろうと思っていたので,オートガイダーなし.しかし,露光時間1分でもガイドエラーが出るので,30秒の露光を10コマ撮影してコンポジット.その成果が↓
環状星雲 2009年7月20日撮影
明らかに露光不足.
  やっぱり焦点距離が4500mmにもなるのにノータッチで撮影しようなんて根性が間違っていたか.

  時間がないので,環状星雲はこれで終わりにし,ポタ赤を用意して今度は北アメリカ星雲.こちらはもう少し気合をいれて取り組んだ.赤道儀がポタ赤(スカイパトロールⅡ)なので,1コマあたりの露光時間は2分.しかし,こちらの方はなかなか良く写ってくれた.
北アメリカ星雲 2009年7月20日撮影
(クリックで拡大,600 x 900 pixel,298kb)
日食直前で画像処理を充分にやる時間の余裕がないので↑この画像はコンポジットなし.ダーク・フラット補正もなし.レベル補正とトーンカーブ調整しかしていないが結構良い感じ.これを15コマ撮ってあるので,日食の後にじっくりと処理してみよう.楽しみ楽しみ.

  そして↓これが撮影終了の頃の空.天の川も良く見えていた.
2009年7月20日 城里町ふれあいの里天文台にて

機材を片付け,自宅に帰る途中に夜がだんだんと明けていった.星空の下で一晩を過ごしたのは久しぶりだが,やっぱりいいもんだなぁ.いつもこうあって・・・っていつもじゃ体がもたないか・・・3日に1度くらいこういう夜があってくれるといいんだけどねぇ.

今年の観望会 予定…56 実施…29 中止…17 延期…3 屋内(外)で天文教室…7 勝率….518(29勝27敗)
連敗は3でストップ.貯金が1つ増えて2.

SETI@home 現在の順位 世界…74,692位(/993,024人)国内…2,716位(/26,852人)
Einstein@home 現在の順位 世界…12,100位(/234,146人)国内…248位(/3,431人)

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2009年7月19日 (日)

長い道のり

  昨日(18日)は茨城県の最南西端,神栖市波崎町の某小学校で自作プラネタリウムの投影会.2年前試作2号機改“PPLS-β”の引退試合をして以来,毎年よんでいただいていて,今回で3回目.
  会場の小学校までは水戸から車で2時間半の長い道のり.その小学校は古い小学校で,完全に真っ暗にできて,プラネタリウム投影会に使えるような設備の整った教室はないのだが,お父さんたちのグループが一生懸命で,普通の教室の窓という窓をダンボール等で目張りして,完全な暗室を作ってくれる.

  ・・・のはいいのだが・・・

  空調のない教室を完全に密閉してしまうわけで,とにかく暑い.ポリバケツにでっかい氷を入れたものをおいてくれているのだが,気休め程度にしかならない.

  そんな状況下ではあったが,電気を消し,天井に,壁に星が写った時,
「うわー!」「すごーい!」「きれーい!」
子供たちは盛大に歓声をあげてくれた.いや何度聞いても嬉しいものです.

  一通り四季の星座を紹介した後は,PCの画面をスクリーンに投影して,目前に迫った日食の話.もちろん,2012年5月21日の金環日食と2035年9月2日の皆既日食も紹介.この子たちは(晴れていれば)全部見られるんだろうなぁ.

  もの凄く暑い中,子供たちも父兄の皆さんも汗だくになりながらも一生懸命話を聞いてくれた.もちろん私も汗だくだったが.
  質問コーナーもたくさんの質問が飛び出した.そんな中,
「それ(プラネタリウムのこと)を作るのにどれだけかかりましたか?」
「穴開けだけで8ヶ月かかりました.その後,どうしても寸法の合わない部分の穴あけをやり直し,下の機械の部分を作って,全部で丸1年かかりました」
いやはや,長い道のりだったんですよ.
「一番大変だったのはどこですか?」
「もちろん穴開けが大変でした.でも,難しかったのは下の機械の部分です.でもね,しくみは凄く簡単だから,君たちでも作ろうと思えば作れるはずですよ.いつか挑戦してみてください」

  復路も車で2時間半.帰宅したのは23:30頃.いやでもなかなか充実した投影会だった.長い道のりを往復した甲斐があったというものだ.

SETI@home 現在の順位 世界…74,692位(/993,024人)国内…2,716位(/26,852人)
Einstein@home 現在の順位 世界…12,114位(/234,056人)国内…248位(/3,431人)

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2009年7月18日 (土)

梅雨は明けたのに

  昨日(17日)は月2回予定している「定期観望会」の日.
  天気は・・・昼間からずっと曇り.それが夕方になって少し晴れ間が見え,夕日も見えた.

  かと言って星が見られるような空模様ではない.

  それでも
「もしかして誰か来るかも」
ということで観望会の会場へ行って待機.

  観望会開始予定時刻の頃はすっかりベタ曇り.例によってこういう天気になるならもう少し早くこうなって欲しいのにねぇ.
  そのまま1時間ほど待機していたが誰も来ず.まぁね,こんな天気の時は誰も来ない方が有難いんだけど.

  関東甲信地方は10日に梅雨明けしたはずなんだけど,やはりまだ気持ち良く星を眺められるような天気の夜がやって来ない.
  昨日で今年の観望会は28勝27敗の貯金1.次の観望会は21日の予定で,予報は「曇り」.そして日食が起こる22日の予報も「曇り」.ということは,「日食観望会」の中止で借金生活に突入という最悪のパターンになる可能性大.あぁ...何てことだ...梅雨明けが発表された時には「間に合った!」と喜んだのに.

今年の観望会 予定…55 実施…28 中止…17 延期…3 屋内(外)で天文教室…7 勝率….509(28勝27敗)
これで3連敗.貯金がさらに1つ減って1.

SETI@home 現在の順位 世界…74,647位(/992,668人)国内…2,716位(/26,848人)
Einstein@home 現在の順位 世界…12,150位(/233,879人)国内…249位(/3,429人)

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2009年7月17日 (金)

嫌な天気

  昨日(16日)夕方は観望会の予定だった.
  昨日は昼間は良く晴れていたわけで,太陽観察に日食撮影のリハーサル,日食観望会に向けての工作などができたのだが・・・

  夕方には雲が広がってしまった.さりとてベタ曇りというわけでもなく.

  こういう天気が一番嫌なんだよねぇ.

  観望会開始予定の1時間前の時点では
「なんとか見られるかも」
という天気だったので,屋外で天文教室をしながら晴れ間を待つことになった.

  目前に迫った日食の話,夏の星座の話,そして地球外知的生命探査の話.
  話しながら時折空の様子を見ていたのだが,いつしか空はベタ曇り.結局最後までただの1つも星を見ることはできず,天文教室も今ひとつ盛り上がらなかった.

  帰宅した頃はなんと雷雨.時折激しい雨になった.

  あーあ,こんなことならもう少し天気の変化が早ければ屋内での天文教室ということになり,プラネタリウム も使えてもっと有意義な天文教室ができたのに.

  やっぱり世の中うまく行かない・・・

今年の観望会 予定…54 実施…28 中止…16 延期…3 屋内(外)で天文教室…7 勝率….519(28勝26敗)
連敗.貯金がさらに1つ減って2.

SETI@home 現在の順位 世界…74,593位(/992,036人)国内…2,713位(/26,838人)
Einstein@home 現在の順位 世界…12,131位(/233,879人)国内…248位(/3,427人)

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2009年7月16日 (木)

昨日の太陽と今日の太陽

  昨日(15日)は晴れ.元気に太陽観察♪・・・は良かったのだが,PCがトラブってここを更新できず.現在もまだ完全には復旧していないのだが,とりあえずここを更新できるようになったので,今日の分と合わせて太陽の写真.
  まずは昨日.
Hαによる太陽像 2009年7月15日
ここのところ活動領域が(やや)頻繁に現れていたが,遂になくなってしまった.彩層面には目立った模様は見られず.そのかわり,リム上にはやや大きめなプロミネンスが見える.

  そして今日.
Hαによる太陽像 2009年7月16日
やっぱり活動領域はなし.彩層面の目立った模様もなし.リム上には昨日と別な場所に,昨日と同じ程度の大きさのプロミネンスが見える.

  1週間後に迫った日食を前に,太陽はまた少しおとなしくなってしまったのだろうか.

  その日食に備え,今日は撮影のリハーサル.
日食撮影用の装備
当日は,観望会と撮影を同時にこなさなければならない.安全管理に最大限の注意を払わなくてはならないので,撮影にはできるだけ労力を割かなくてすむようにと考えたシステム.カメラはPCからのコントロールでインターバルタイマー撮影.ガイド用の望遠鏡にビデオカメラをつけ,観望会用の望遠鏡のそばに設置するPCの画面上に画像を表示させ,そのPCから時々赤道儀をコントロールするという作戦.

  リハーサルの結果,このシステムでどうやら大丈夫そうだ.後は観望会で使う予定のいくつかの工作を進めれば残りは天気の問題.現在のところ,22日の予報は・・・曇り・・・う゛ぅ・・・

  お願いだから,「曇りのち晴れ」だけはやめてね.

SETI@home 現在の順位 世界…74,559位(/991,630人)国内…2,711位(/26,835人)
Einstein@home 現在の順位 世界…12,126位(/233,830人)国内…247位(/3,427人)

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2009年7月15日 (水)

土星登場

  あぁ,もうこんな時刻だ...
  実は Fedora10 → Fedora11 のアップグレード後,どういうわけか Firefox3.5 がどうしようもなく不安定.あさから格闘していて更新がこんな時刻になってしまった.

  気をとりなおして・・・

  昨日(14日)は『週刊 天体模型 太陽系をつくる』第26号の発売日.今回は土星が登場!
『週刊 天体模型 太陽系をつくる』第26号の部品
今回の部品は,土星本体の他,土星の衛星(レア(Rhea),タイタン(Titan),イアペトゥス(Iapetus)だそうだ)と土星のアーム.うーん,いよいよアームが長くなってきた.

  ただ,土星の「環」がちょっとちゃちい.バックナンバーが手に入れば改造してみようか...

  例によって余分に買ってあった第5号の部品を流用して本体に組み込み.土星の3つの衛星が並ぶ面と輪の面がズレてしまうのは変なので,衛星は土星本体に緩く接着してある.
『週刊 天体模型 太陽系をつくる』第26号までの進捗状況
ここまでで丁度半分.いやぁ,横幅が大きくなった.遂に30cm超!

SETI@home 現在の順位 世界…74,594位(/991,569人)国内…2,711位(/26,834人)
Einstein@home 現在の順位 世界…12,159位(/233,745人)国内…249位(/3,425人)

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2009年7月14日 (火)

月の動き

  月が東から昇り西に沈むという日周運動の話ではなく,月の公転による天球上での動きの話.
  月はおよそ27日で地球のまわりを一周するので,一日に天球上を約13°移動することになる.これは結構速いのだが,普通に生活している上ではこのことを実感するということはまずない.

  この間,こんな会話になった
「22日晴れてくれるかなぁ」
「21日は欠けないの?」
「もちろん」
「ぜんぜん?」

  22日は(水戸では)午前10時少し前に欠け始め,12時30分過ぎに欠け終わる.当然,前日に欠けるなんてことはない.

  そんな月の動きを知ってはいても驚いたことがあった.

  2001年10月7日のこと.
  翌8日の早朝に,土星が月に隠される土星食が東北地方を中心に見られた.私は,接食限界線(土星がギリギリで全部隠れない地域)を求めて新潟県に行った(実は6日のうちに宮城県に行っていたのだが,当日になって宮城県の天気予報は「夜は曇り」だったので慌てて新潟県に移動したのだった).
  「ここで良し!」という観測地を見付け,午後9時過ぎに見上げた空に見えた月と土星は
「一日間違ったか!?」
と思う程離れていた.この時,土星食になるまであと6時間半ほど.
  それが翌8日午前3時45分頃に
土星食 2001年10月8日午前3時45分 新潟県にて
土星が月に隠され始め,約4分後には
土星食 2001年10月8日午前3時49分 新潟県にて
ほとんど見えなくなり,約20分後
土星食 2001年10月8日午前4時01分 新潟県にて
再び姿を現した.

  この時,一番驚いたのは「月が動くのって速い!」ということだった.

  22日の日食では,2時間半程の間に月がつごう太陽の2つ分移動することになる.日食を観察していれば,月の動く速さを実感できるはずだ.

  もっとも,晴れればの話ではあるが.

  どうやら関東甲信地方では梅雨が明けたらしい.これで少し希望が出てきた.
  さて,(日食観望会のための)工作をすすめなきゃ♪

  でも,梅雨が明けてすぐの頃って,結構雨が降るんだよねぇ・・・←疑心暗鬼

実は昨日の夕方には観望会が予定されていたのだが,曇天のため明日(15日)に延期になった.
ということで↓
今年の観望会 予定…53 実施…28 中止…16 延期…3 屋内(外)で天文教室…6 勝率….528(28勝25敗)
連勝は2でストップ.貯金1つ減って3.

SETI@home 現在の順位 世界…74,674位(/991,410人)国内…2,712位(/26,829人)
Einstein@home 現在の順位 世界…12,225位(/233,639人)国内…254位(/3,424人)

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2009年7月13日 (月)

今日の太陽(2009-07-13)

  今朝早く目が覚めた時には晴れ.
「お!今日は太陽を見られるかも」
と思っていたのだが,08:00頃には曇り.それが昼過ぎにまた晴れ間が広がり,急いで準備をして太陽観察♪
Hαによる太陽像 2009年7月13日
・・・う゛ぅ.やっぱり地味か.
  SOHO EITの画像では淡いものの大きなプロミネンスが写っているのだが,いくら目を凝らしても見えず,上の写真にも写っていない.消失してしまったのか,薄雲のせいで見えないのか...
  南西(右下)側のリム上に見える小さなプロミネンスは活動領域1024の上空のものと思われる.これももっと大きく見えるんじゃないかと期待していたんだけど...

  この後,日食に備えて連続光での撮影を練習しようと思っていたのだが,あっさり曇られてしまった.日食の撮影はぶっつけ本番になってしまう可能性大.
  「本番」はちゃんとやってくるんだろうか?

 

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解読可能

  昨日(12日)付けの Astronomy Picture of the Day日本語版はこちら) は1999年にウクライナにある電波望遠鏡から太陽系近隣の星々に向けて(ちょうど夏の第三角の真ん中の方向だそうだ)送信されたメッセージ.
  面白そうなので,解読に挑戦してみた.
  上の方から順に0~9までの数字,10,11,12,14,15,20を点の数と2進数,記号で表し,それを“=”で結んだもの,
  その下は,1,3,5,7,11・・・89までの素数.
  一番下は・・・23021377-1・・・良くわからなかったが当時知られていた最大の素数らしい.

  1974年にアレシボ電波望遠鏡から送られた有名な通信文は地球人の私にも解読できなかったが,今度のものはとりあえず解読できた.最初の1ページだけだけど.

  アレシボ通信文が送られたのは球状星団M13で,もしM13中にいる知的生命体がメッセージを解読,そして返事を送ってくれたとしても,それが届くのは西暦50000年頃.今度のものは近隣の星をターゲットにしているから,返事が届くのは(もし返事をよこす知的生命体がいればの話だが)早くて数年から数十年といったところか.

  返事と思われる電波が受信されたりしたら世界中大騒ぎだろうなぁ.

SETI@home 現在の順位 世界…74,660位(/990,991人)国内…2,714位(/26,822人)
Einstein@home 現在の順位 世界…12,233位(/233,560人)国内…254位(/3,422人)

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2009年7月12日 (日)

やっぱり不完全燃焼

  昨日(11日)夕方は曇り.予報を見ても晴れそうになかったが,夏休み期間中の天文台での観望会の打ち合わせのために城里町ふれあいの里へ.
  ところが,ふれあいの里に着いてみれば,晴れ間が広がって天文台は急遽開館ということに.
う゛ぅ...思いっきり想定外.

  で,開館してみたものの,空には薄雲が広がり,いくつかの1等星が見える程度になってしまった.

  なんてことしやがる

  なんて空に向かって毒づいてみてもなにも始まらないので,とりあえず望遠鏡はベガに向け,七夕の薀蓄(7日の記事山椒もとい参照)をお話してみる.
  来館された方々はそれなりに楽しんでおられたようだったが,望遠鏡で見られたのはベガのみ.それとてやがて雲に隠され,いつしか空はベタ曇り.

  あーあ,また今回の観望会も不完全燃焼.

  天文台閉館後に予定していた夏休みの打ち合わせを済ませて帰宅.

  帰宅した頃には月が見えていたのでとりあえず一枚.
月齢18.8 2009年7月12日
(クリックで拡大,582 × 582 pixel,82kb)
この写真を撮った望遠鏡は買ったばかり.そして来る日食の時に使う予定.この機会にピント合わせの練習をして,使用感に慣れておきたかったのだが,この後すぐまたベタ曇りになってしまった.
  こちらでもやはり不完全燃焼.あーあ,冴えないなぁ...

今年の観望会 予定…52 実施…28 中止…16 延期…2 屋内(外)で天文教室…6 勝率….538(28勝24敗)
↑やっぱり不完全燃焼ながら“実施”ということでこれで連勝.貯金がさらに1つ増えて4.

SETI@home 現在の順位 世界…74,657位(/990,502人)国内…2,716位(/26,817人)
Einstein@home 現在の順位 世界…12,234位(/233,527人)国内…254位(/3,422人)

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2009年7月11日 (土)

今日の太陽(2009-07-11)

  今日はやや雲が多かったものの,晴れ間を見つけて久々に太陽観察♪
Hαによる太陽像 2009年7月11日
・・・
久々なんだから,派手な姿を見たかったなぁ.

  リム上にはちまいプロミネンスがちょろちょろ.彩層面には,南西の端に辛うじて活動領域1024が確認できる.

  SOHO EITでは10日13:19UT(日本時間22:19)の画像には北西のリム上に大きなプロミネンスが写っていたので期待したんだけど,既に消失してしまっていたらしい.残念!

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プラネタリウム工作教室 Final!

  昨日(10日)は水戸市のお隣,ひたちなか市某所でプラネタリウム工作教室.
6月26日3日の2回,計4時間で完成の予定だったのだが,完成にこぎつけることができず,昨日は追加の2時間.
  前回までに恒星シリンダーは完成していて,今回は基部の作業.基部の筒を作り,豆電球のソケットを取り付け,配線をし,基部を台座に取り付けるだけの作業.
「いくらなんでも今回はすんなり行くだろう」
と思っていた半面
「どこかに落とし穴があるんじゃなかろうか?」
と不安.

  そして作業が始まってみれば...

  今の子供たちってハサミを使うことに慣れていないんだろうか?基部の筒の型紙を切り抜くだけでたっぷり40分もかかってしまった.
  しかも,基部が完成してみれば恒星シリンダーを基部に入れられないというトラブルが続出.
う~ん,型紙の通り作ればぴったり行くはずなんだけど.みんなもっと丁寧に作ろうぜ.

  このトラブルの対処にずいぶんと手間どった.中には「外科手術」が必要な子も.

  それでも,残り15分というところで,全員が「残りは台座に固定するだけ」というところまではたどりついた.
  今回は私の自作プラネタリウムも是非見たいということだった(本当は前回投影するはずだった)ので,「台座に固定する作業は各自で」ということにして,自作プラネタリウムの投影.いつものような星座の解説がメインではなく,プラネタリウムそのものの紹介がメインだったので,各々の説明を短く,その代わりに春夏秋冬全部の星座をざっと紹介.
「このプラネタリウムは星の数が6万5000個もありますが,基本的な構造は今回皆さんが作ったものと同じです.興味がある人は是非挑戦してみてください」
参加した人の中で,手を出す人は・・・いないだろうね.やっぱり.

SETI@home 現在の順位 世界…74,685位(/990,071人)国内…2,720位(/26,811人)
Einstein@home 現在の順位 世界…12,249位(/233,441人)国内…254位(/3,422人)

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2009年7月10日 (金)

毎度のことながら

  惑星が違うだけで,ずっと同じパターンの繰り返しなので
「記事としてはつまらないだろうなぁ」
と思いつつ...

  7日は『週刊 天体模型 太陽系をつくる』第25号の発売日.当日は七夕講演会やら七夕観望会の準備で書店に行けず,一昨日(8日)に購入.今回の部品は
『週刊 天体模型 太陽系をつくる』第25号の部品
土星の基部,歯車,車軸ギア,ネジ3種類.これらと第22号の歯車を組み合わせ,本体に組み込んで
『週刊 天体模型 太陽系をつくる』第25号までの進捗状況
毎度のことながら見た目はあんまり変わらないけれど,噛み合って動く歯車の数が増えるとなんだか嬉しい.

  これでステージ6が完成.重くなった!

  来週は土星が登場!

SETI@home 現在の順位 世界…74,769位(/989,524人)国内…2,722位(/26,799人)
Einstein@home 現在の順位 世界…12,255位(/233,362人)国内…254位(/3,422人)

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2009年7月 9日 (木)

梅雨

  毎日毎日曇りや雨ばっかりでここの記事を考えるのも大変太陽観察も天体写真も全然チャンスに恵まれない.
  梅雨が明けるまでは仕方ないのだが,今年は特に「いつ明けるのか」が問題.
  今年,沖縄では梅雨入りが5月18日頃で平年より10日億例,梅雨明けは6月28日頃で平年より5日遅れ.奄美地方の梅雨入りが5月18日頃で平年より8日遅れで梅雨明けが7月5日で平年より7日遅れ.
  関東甲信地方では今年の梅雨入りが6月10日頃で平年より2日遅れ.梅雨明けは平年通りならば7月20日だが,沖縄や奄美地方の状況を見ているとやっぱり遅れそうな気がする.

  となると,22日の日食までには・・・難しいかなぁ.

  当日水戸芸術館前広場で行う日食観望会に向けて,ピンホール式の無意味に大きな観察器具を製作中(でっかい方が面白そうな気がするでしょ?別に意味はないんだけど).最近は晴れないのに蒸し暑い日が多いので汗だくになりながら作業を進めている.
  ここまで,日食に備えて手間も暇もお金もずいぶんかけたんだけど,これで当日曇りってのは嫌だなぁ.

SETI@home 現在の順位 世界…74,824位(/988,928人)国内…2,727位(/26,786人)
Einstein@home 現在の順位 世界…12,271位(/233,299人)国内…255位(/3,421人)

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2009年7月 8日 (水)

不完全燃焼

  昨日(7日)夜は「七夕観望会」.
  夕方は一時晴れ間が広がったので実施になったのだが,やはり雲量が多く星は良く見えない.「おりひめぼし」は時々見えたが「ひこぼし」の方はほとんど見えず,もちろん天の川なんて望むべくもない.
  土星は見えず.
  東の空から昇ってきたばかりの満月をなんとか見ることができたが,それとて薄雲の向こう(実はこの時,半影部分日食が起こっていたのだがこの状況ではわかろうはずもない).

  昨日はクールアース・デーということでライトダウンが行われるはずだったのだが,目の前にある茨城県庁はいまいち暗くならず.となりの事務所や近くのホテルは全く普段のまんま.

  こんな状況なので主砲の30cm反射望遠鏡がその威力を発揮するチャンスは遂になし.あぁ,不完全燃焼.

  こんな天気になるなら,いっそ雨が降っていてくれればとも思ったが,集まった十数人の方々はそれなりに楽しんでいたようなのでまぁ良しということにするか.

今年の観望会 予定…51 実施…27 中止…16 延期…2 屋内(外)で天文教室…6 勝率….529(27勝24敗)
↑ということで,不完全燃焼ながら実施できたので連敗は2でストップ.貯金が1つ増えて3.

SETI@home 現在の順位 世界…74,794位(/988,876人)国内…2,725位(/26,785人)
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2009年7月 7日 (火)

今日は七夕

  今日は七夕.
  七夕の主役と言えば「おりひめ」と「ひこぼし」だが・・・

  この呼び方,実は正しくない.
  古来,日本では女性が機を織り,先祖の霊に捧げるという風習があった.天の川の岸に輝く白い星を,機を織る女性と見立て「棚幡女(たなばたつめ)」と呼んでいたと言われる.「おりひめ」とは織姫すなわち「機を織る女性」の意味である.対して,「ひこぼし」は「彦の星」すなわち「男の人の星」(古語で彦は男性を指す)の意味.
  ということは,天の川の両岸で逢瀬を楽しみにしている男女は「おりひめ」と「ひこ」であり,天の川を挟んで輝くこと座のベガとわし座のアルタイルは「おりひめぼし」と「ひこぼし」ということになるわけだ.日本人の語呂の感覚として,4音(ひらがなで4文字)が心地よい(たぶん)ので「おりひめ」と「ひこぼし」と呼ばれることが多いのだろうが,こういう細かいことにこだわって,たまには「おりひめぼし」と「ひこぼし」と呼ぶことにしてみてはいかがだろう(別に「おりひめ」と「ひこ」でもいいのだが,「おりひめ」はともかく「ひこ」はなんとなく語呂が落ち着かない).

  ところで,七夕の夜に快晴になった記憶がない.どこかで「7月7日は雨の特異日」と書いてあったのを覚えていたのでずっとそう思っていたのだが,どうやらそうでもないらしい.そもそも日本では現代の暦の7月7日は梅雨の真っ只中で,前日や翌日も含め,晴れる確率が低いのは当たり前だ.その中で7月7日夜の天気は多くの人が気にするので「7月7日の夜は晴れない」という印象が強いということらしい.

  さて今晩の天気は・・・晴れそうなダメそうな・・・今晩は観望会の予定もあるんだけど.
  どっちに転んでも天の川が見えるほどの快晴にはなりそうにないなぁ.今晩は「クールアース・デー」でライトダウンが行われ,市街地でもいつもより空は暗くなるはずなんだけど.

SETI@home 現在の順位 世界…74,813位(/988,245人)国内…2,723位(/26,768人)
Einstein@home 現在の順位 世界…12,295位(/233,109人)国内…255位(/3,417人)

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2009年7月 6日 (月)

今回も歯車一枚

  明日はもう次号(25号)の発売日だが...
  6月30日は『週刊 天体模型 太陽系をつくる』第24号の発売日.
  今回の部品も
『週刊 天体模型 太陽系をつくる』第24号の部品
歯車が一枚.
  同じ歯車一枚でも,前回はその歯車が加わることによって木星が回るようになったのでそれなりに嬉しかったのだが,今回は
『週刊 天体模型 太陽系をつくる』第24号までの進捗状況
ただ「歯車が増えた」というだけ.しかもその歯車は他のどの歯車ともかみ合わない.

  とりあえず明日が待ち遠しいぞ...

SETI@home 現在の順位 世界…74,813位(/988,245人)国内…2,723位(/26,768人)
Einstein@home 現在の順位 世界…12,288位(/233,075人)国内…255位(/3,417人)

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2009年7月 4日 (土)

2勝10敗

  昨日(3日)は月2回企画している「定期観望会」の日.
  しかし季節は梅雨真っ只中.ベタ曇りで時折小雨という天気であえなく中止.
  これで定期観望会は今年に入って2勝10敗(1回は実施したものの参加者0のため“ノーゲーム”)で勝率は1割6分7厘.この時期は仕方ないとは言え,どうにかならないもんかね...

  ところで・・・

  今からちょうど955年前(1054年7月4日)に超新星SN1054が出現,世界で多くの人に目撃されたらしい.その記録は中国の元の時代に編纂された「宋史」に記され,日本では伝聞として藤原定家の日記「名月記」にも書かれている.さらに,アメリカ・インディアン(アナサジ族)の残した壁画にも描かれている.この超新星爆発こそ,
おうし座の超新星残骸M1『かに星雲』
おうし座かに星雲を誕生させた(超新星爆発は恒星の生涯の最期に起こる大爆発だから,“残骸を誕生させる”という言い方はやや変な気がするが)ものである.
  この超新星は金星ほどの明るさとなって,23日間は昼間でも見ることができ,夜間では2年間見えていたという.超新星が見えた位置(つまり,現在かに星雲が見える位置)がこの時期に地平線上に見えるのは明け方~夕方までなので,当時の人々がこの超新星を見たのはほぼ昼間の空でということになる.その光景はよほど衝撃的だったのだろう.

  生きているうちにそんな光景を目撃してみたいぞ.

今年の観望会 予定…50 実施…26 中止…16 延期…2 屋内(外)で天文教室…6 勝率….520(26勝24敗)
2連敗.貯金がさらに1つ減って2.

SETI@home 現在の順位 世界…74,991位(/987,341人)国内…2,724位(/26,744人)
Einstein@home 現在の順位 世界…12,405位(/232,956人)国内…260位(/3,415人)

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2009年7月 3日 (金)

想定外

  昨日(3日)は水戸市のお隣,ひたちなか市某所でプラネタリウム工作教室.
  前回に続き,
手作りピンホール式プラネタリウム
↑コレの製作.今回で完成の予定だったのだが...

  前回,恒星の穴開け作業が早く終わったのはまったくの想定外(私自身,もう一度やってみたのだが,やっぱり2時間半ほどかかった).子供たち,こういう作業はあんまり丁寧にやらないんだよねぇ.子供にとっては全然面白くない作業だからなのだろうか?

  そして昨日,型紙の切り抜き作業にたっぷり1時間もかかったのはさらに想定外.こちらの方は,私自身は15分もかからなかったのに.みんなこういうところはやたらと丁寧なんだ...

  恒星シリンダーの上下の接着が難しく,ここに時間がかかるので,「恒星シリンダーができるまでが勝負!」と思っていたのだが,結局,昨日は恒星シリンダーができたところまでで時間切れとなってしまった.全体が完成した後は私の自作プラネタリウムを投影する予定で,一式全部を用意していたのだが,遂に出番なし.

  結果,来週「補習」として予定になかったもう一度を実施して完成させる予定.

  ま,一番の難関と思っていた恒星シリンダーは既に完成しているわけで,来週にはちゃんと完成できるかな.

  ・・・でもまた「想定外」のことがありそうでやっぱりとても不安・・・

SETI@home 現在の順位 世界…74,991位(/987,341人)国内…2,724位(/26,744人)
Einstein@home 現在の順位 世界…12,417位(/232,885人)国内…259位(/3,414人)

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2009年7月 2日 (木)

スクリーン上の日食

  昨日(1日)は市内某小学校で観望会.天気は・・・朝から絶望的.
  夕方には雨で観望会は屋内での天文教室に変更になった.
  昨日の会場は体育館.会場が広すぎるので自作プラネタリウムは使えない.そこで,あと21日と迫った日食の案内を中心に話をすることにした.
  PCのシミュレーションソフトを使い,スクリーン上で今回の日食の様子を紹介.
「今回,水戸では残念ながら部分日食ですが,72%が月にかくされる見応えのある部分日食となります.ちなみに,前回水戸で見られた部分日食は2004年10月14日のことでしたが,その時は・・・」
2004年10月14日の部分日食
「このくらいまでしか欠けなかったんですねぇ.それに比べると,今回はとても素晴らしい日食が見られるのだということが良くわかります.」
「今回は部分日食ですが,実は2012年ですから3年後の5月21日にはもっと凄いものが見られます」
  スクリーン上で2012年5月21日の金環日食を再現.
「さらに,2035年ですから今から26年後の9月2日にはもっと凄いものが見られます!」(ここでご父兄の方々から笑い)
「この時には,世界的に見ても,水戸は非常に良い条件の場所になるんです」

  実はこれら日食の紹介には最初Mitaka Plus を使おうとしたのだが,Mitaka Plus では地上から見た日食は再現できなかった.そのかわり・・・
“Mitaka Plus”による,2035年9月2日の“月の影”
日食の時に宇宙から見た月の影が再現できる!2035年の皆既日食,水戸が非常にいい場所に位置しているのが一目瞭然.
  こうして,参加者には22日の日食にも大いに興味を持って頂けた様子.
  そこで今度は実際に日食を観察する際の安全な方法を紹介.
「日食が起こる度に目を痛める人がいるそうなので,皆さん,安全には十二分に注意して観察してくださいね」

  ここをお読みの皆さんも,目を痛めることがないようにくれぐれもご注意を.「生兵法は怪我のもと」,極力代用品を使わず,ちゃんと「日食めがね」等を用意して,この貴重な天文ショーを存分に堪能してください.

  私自身の「日食観望会」の準備も着々と進んでいる.現状でもっとも大きな問題は・・・

  “当日晴れるのか!?”

  ・・・私が準備を進めていることだからねぇ・・・

今年の観望会 予定…49 実施…26 中止…15 延期…2 屋内(外)で天文教室…6 勝率….531(26勝23敗)
連勝できず.貯金が1つ減って3.

SETI@home 現在の順位 世界…74,981位(/987,026人)国内…2,725位(/26,740人)
Einstein@home 現在の順位 世界…12,400位(/232,803人)国内…258位(/3,414人)

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2009年7月 1日 (水)

落下する物体

  昨日(30日)はココログのシステムトラブルでここの更新ができず.実はこの記事は昨日書こうと思っていた話題.

  28日午前4時頃,新潟県上越市で青白い光を放ちながら落下する物体が目撃された.同様のものは富山県などでも多数の目撃情報が寄せられたという.
  ニュースでは「謎の飛行物体」という表現がされていたけれど,写真を見ると,

  どう見ても落下する人工衛星じゃん!

  「謎の飛行物体」なんていう表現はやめて欲しいなぁ.見る人が見れば謎でも何でもないんだから.見慣れない人が見たらビックリして“謎”と感じるのも無理ないとは思うけれど.

  いずれにせよ,

  見たかったなぁ...

SETI@home 現在の順位 世界…74,971位(/986,864人)国内…2,725位(/26,739人)
Einstein@home 現在の順位 世界…12,415位(/232,725人)国内…260位(/3,414人)

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