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2009年2月23日 (月)

カストル

  先日城里町ふれあいの里天文台での観望会での一幕.
「・・・ふたごの兄弟の頭のところで光っているのカストルとポルックス,洋の東西を問わず,双子あるいは兄弟と見られていたわけですが,我々からの距離を調べてみるとカストルは約50光年,ポルックスは約35光年(ヒッパルコスによる).つまり双子だと思ったこの二つの星,実は縁もゆかりもない星だったんです.でも安心してください.望遠鏡で良く見てみると,お兄さんの方はちゃんと双子だったんです」
で,望遠鏡でカストルを見てもらった.
「あ,ホントに双子だ」
「ところが面白いことに,さらによくよく調べてみたら,その双子,それぞれがさらに双子だったんですね.しかもその双子から少し離れたところにはもう一組の双子の星が回っていて,双子の三つ子,合わせて六つ子だったんです」

  その観望会終了後,撮影に突入したものの結局は空振りに終わったということは先日の記事に書いたが,その時,ピント合わせに使った星が実はカストルだった.
カストル
スパイダーの回折像のうち,南北に伸びている方が二重になっている(実はピント合わせの時,どうして片方だけ一本にならないかずいぶんと悩んでしまった).そして矢印の先にあるのがもう一つの双子,カストルC.カストルCは9~10等だから,天文台の望遠鏡なら見られるかも.今度試してみよう.

  ちょっと調べてみたところ,カストルAとBは年齢1億歳くらいだが,カストルCは誕生後間もないのではないかという説もあるとか.
  双子だと思ったら実は赤の他人で,そのうち片方がやっぱり双子だと思ったら実は四つ子,四つ子だと思ったら六つ子で,六つ子だと思ったら四つ子と双子の兄弟かもしれないとか・・・ややこしい.

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