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2008年11月13日 (木)

宇宙が始まる前

  昨日(12日)午前中は市内某小学校の理科の授業に呼ばれて天文教室(ということで昨日ここの更新が遅くなったわけです).
  400年前のガリレオの天体観測の話と太陽系の話で40分.子供たちも飽きることなく熱心に聞いてくれたようだった.
  そしてその後は例によって例のごとく,質問コーナー.

  ・・・

  あれ?何も質問が出ない・・・ちょっと話が難しかったのかなぁ.私自身は結構手応えを感じていたんだけど.

  と思いきや,授業が終了するやいなや次々に子供たちが私のまわりに集まり,一斉に質問を浴びせてきた.
  みんなの前で手を上げて質問するのは恥ずかしかったのかな?
  次々と飛び出る質問はなかなか止まらず,しまいには
「もういいかげんにしなさい!先生(私のこと)いつまでたっても帰れないでしょ!」
と担任の先生が怒り出す始末.いやね,でもそこまで子供たちが興味を持ってくれたというのは私としては非常に嬉しいことですよ.

  そんな中,こんな質問があった.
「宇宙が始まる前ってどうだったんですか?」

  宇宙が始まる前・・・ねぇ・・・
  実は「時間」と「空間」というのは別物ではない.我々が存在しているこの世界は「縦・横・高さ」の3つの軸を持つ「3次元世界」ではなく,もう一つ「時間」という軸を持つ「4次元世界」だというわけだ.我々が認識できる「空間」とはつまり宇宙のことであり,宇宙が始まった時,時間も始まったのだ(こう考えると,宇宙が始まった「時」というのになんだか矛盾があるような気がするが).
  ということは,「宇宙が始まる前」というのは「ない」のだ(宇宙が始まった時に時間が始まったのだから,宇宙が始まる「時間的に前」というのはありえない).

  ・・・と私は理解している(つもり.間違っているかもしれないが).
  とは言え,これは感覚的には到底受け入れられるものではない.感覚的には「時間」というのは永遠の過去から永遠の未来まで無限に続いているものだからだ.

  実は「宇宙の始まる前」ということに関して,単純明解に答えた人物がいる.漫画家の赤塚不二夫さんだ.
  もうとうの昔に絶版になっているが,かつて「ニャロメの面白宇宙論」という本が出ていた(確か,「ニャロメの面白数学教室」「ニャロメの面白生命科学教室」と3冊シリーズだった).この本(当然中身は赤塚不二夫オールスターキャストの漫画だ)を読んだのは小学生の時だったが,その序文に「宇宙が始まる前には何があったか」という問いに対する答えが書いてあったのだ.

  その「答え」とは...

  「宇宙が始まる前,そこにはやる気があった!」

納得.

SETI@home 現在の順位 世界…80,850位(/899,901人)国内…2,933位(/24,950人)
Einstein@home 現在の順位 世界…14,044位(/213,746人)国内…271位(/3,155人)

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