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2008年10月15日 (水)

また「ひねくれもの」

  「◯は△を呼ぶ」なのか,私はこういうニュースを見つけると妙に嬉しい.
  系外惑星探査衛星「コロー(COROT)」が褐色矮星なのか惑星なのか「どっちつかず」の「ひねくれもの」天体を発見した.
  「COROT-exo-3b」と名づけられたこの天体,太陽よりわずかに大きい主星のすぐ近くを4日と6時間という短い周期で公転している.そしてその大きさは木星程度なのだが,質量は木星の20倍以上.密度にすれば20g/cm3と,星全体が巨大な金塊に相当するというのだから驚きだ.質量が木星の20倍ほどの天体といえば,普通ならば褐色矮星に分類されるところだが,密度が20g/cm3なんていうことになると単純に褐色矮星に分類するわけにもいかない.
  こういう「ひねくれもの」が見つかったことで,専門の天文学者たちは「惑星と褐色矮星を分類する線をどこに引けばいいのか」ということで頭を抱えることになるわけだが,そのおかげでそれぞれの天体についての議論が活発になり,結果それぞれの天体についての理解が大いに進むのだから喜ばしいことだ.惑星と言えるのかどうか「どっちつかず」だった「ひねくれもの」,冥王星が存在してくれていたおかげで,我々にとっての太陽系の認識が大いに深まったのと同じように...

  でも,夜の天気が晴れるのか曇るのか「どっちつかず」になるのは勘弁してほしいなぁ...

SETI@home 現在の順位 世界…83,292位(/888,641人)国内…3,004位(/24,717人)
Einstein@home 現在の順位 世界…14,363位(/211,376人)国内…274位(/3,120人)

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