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2008年9月30日 (火)

astropulse

  昨年夏から参加している SETI@home.今年夏から新しいアルゴリズム,“astropulse” が加わった.
  従来,SETI@home ではある特定の周波数帯域でしかもある程度の長さをもつ信号を探すというものだったが,“astropulse” では数マイクロ秒しか続かない,周波数帯域の広い電波パルスを探すものだ.これが加わったことにより,探査の対象がひろがり,また,SETI以外にも新しいパルサーやブラックホールが消滅するときの爆発,その他未知の天体現象を観測する可能性もあるという.

  ・・・のはいいんだけど・・・

  これがかなり大変.この解析にかかる時間はいつも使っているメインマシン(つまりこれを書いているノートPCCPUCore 2 Duo 1.6MHz,もっとも,片方のCPUEinstein@home で使っているわけだが)で百数時間.
  実は最近ミニノートを無期限借用している(「もらった」のとどこが違う?)ので,コイツでも SETI@home を動かしてやろうと Fedora 9 をインストールした.ちなみにコイツのCPUIntel A 800MHz.
  さっそく解析ソフトを走らせてみたら,最初にダウンロードされてきたのが “astropulse” のデータ.いきなりかい!
  で,表示された「完了までの時間」はなんと555時間!しかも報告期限が来月の21日.間に合うのかね.
  そもそも買った本人が「買ったのはいいけど全然使わないから」と言って無期限で貸してくれているこのミニノート,ついこの間まではのーんびりと過ごしていたのに,いきなりほぼ24時間働かされることになったわけだ.
  ほとんど電源を入れられることもなく過ごしていたのが不遇だったのか,それともひたすら酷使されるようになったのが不幸なのか...

SETI@home 現在の順位 世界…83,179位(/882,100人)国内…3,006位(/24,576人)
Einstein@home 現在の順位 世界…14,562位(/209,878人)国内…277位(/3,100人)

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2008年9月29日 (月)

ここからしばらくが勝負

  寒い.水戸地方では昨日(28日)の最高気温が17℃.そして今日も気温は20℃まで上がらないらしい.
  職場でも「急に寒くなった」という会話が交わされていたのだが,「ここに真夏の服装の人がいるよ」とツッコまれた.そう,私の服装はまだ真夏のままだ.
  真冬の天体写真撮影は辛い.氷点下の屋外で(準備の時間を含めると)8時間程度を過ごさなければならないのだ.その寒さに備えて,これから1月〜1月半の間はできるだけ冷気に体をさらし,真冬の撮影シーズンを耐え抜けるような体を作っておかなければならない.
「シーズン開幕前のスポーツ選手のようだ」
とも良く言われる.天体写真の世界は実は体育会系なのだ(私だけかもしれないが).

  今度の冬は赤道儀を買い替えて初めての冬.「せっかく快晴なのに風邪をひいて撮影できない」なんてことにならないように体をしっかり「寒冷地仕様」にしておかなければ...

SETI@home 現在の順位 世界…83,243位(/881,147人)国内…3,012位(/24,557人)
Einstein@home 現在の順位 世界…14,583位(/209,782人)国内…277位(/3,100人)

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2008年9月28日 (日)

想定外・辛うじて「実施」?

  昨日は市内体験学習施設で観望会の予定だった.天気は・・・晴れそうもなかったので自作プラネタリウム一式を車に積み込んで出発.
  ところが,現地に着いてみれば木星がちらちら見えているので
「外で天文教室をしながらチャンスをみて木星だけでも望遠鏡で見よう」
ということに.
  ・・・そいつぁ想定外・・・
  あわてて天文教室のプログラムを組み立てることに.

  とりあえず MitakaPlus を使い,星座の解説.そして地球を飛び出し,太陽に行って
「実は最近,ちょっと怖いニュースがあったんです」
と言って一昨日の記事に書いた太陽黒点のニュースを紹介.
「いやでもホントのところどうなるか解らないんですけどね」
ここで木星が見えるようになったので望遠鏡を木星に向けて観望.望遠鏡の操作はMさんにまかせ,私はこどもたちの質問に答えていたので私自身はほとんど見られず,昨日の木星がどの程度見えていたのかよくわからないけど,こどもたちのほとんどはちゃんと縞模様を見ることができたらしい.いやとりあえず木星だけでも見られてよかったねぇ.
  その後はMさんにまた「すばる望遠鏡観測体験記」を話してもらった.その話を聞くこどもたちも興味津々の様子.このこどもたちの中から将来すばる望遠鏡(かその後継となる望遠鏡)で観測をする研究者が育ったら凄いぞ.
  Mさんが天文教室で話をしたのは昨日で2度め.しかし話っぷりがサマになってきたもんだ.これで私も少し楽ができるかもしれないぞ.

今年の観望会 予定…86 実施…46 中止…25 延期…3 屋内(外)で天文教室…12 勝率….535(46勝40敗)
まぁとりあえず木星は見られたので昨日は「辛うじて実施」ということで,連敗にはならず貯金が1つ増えて6.

SETI@home 現在の順位 世界…83,200位(/880,645人)国内…3,011位(/24,548人)
Einstein@home 現在の順位 世界…14,634位(/209,697人)国内…278位(/3,098人)

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2008年9月27日 (土)

やっぱりうらやましい

  昨日(26日)夕方は自主企画の観望会の予定だった.
  で,天気は・・・18:30頃まで雨.その後はベタ曇り.当然観望会は中止と決定したが,最近こういう天気でも問い合わせをせずに会場に来る方があったりするのでとりあえず会場へ.そして開始予定時刻だった19:30から20:00頃まで会場で待機・・・でもやっぱり昨日は誰も来なかった・・・ま,そんなものさ.

  あーあ,こんな天気になるくらいならいっそ雨が降り続いていてくれたら(会場へわざわざ行かなくてすむので)よかったのに.

  その後は城里町ふれあいの里天文台ふれあいの里天文同好会の例会.やっぱり曇ってはいたが,8月末にすばる望遠鏡で観測をしてきたMさんに,現地で撮ってきた写真を見せてもらいながらたっぷりとみやげ話を聞かせてもらった.
  すばるをはじめ,ケックやジェミニのドームが並ぶ光景,巨大なすばる望遠鏡,星明りで闇夜にかすかに浮かび上がる観測中のすばるのドーム,銀色のドームに写る木星(!),オニヅカビジターセンターの夜景,夏の天の川がどーんと写っている写真・・・
  これだけ星にどっぷりとつかっている私,実はまだ結構空が明るい場所以外で星を見た経験がない.頭上の天の川に圧倒されるような思いをしたことがないのだ.あぁ・・・やっぱりめっちゃくちゃうらやましいぞ.

  で,こうなるとどこか星が綺麗に見えるところに行きたくなるのが人情というもので・・・ハワイは無理として,国内でいいからどこかに行きたいなぁ・・・でもさきだつものが・・・
  やはり現実は厳しいのであった(遠い目).

今年の観望会 予定…85 実施…45 中止…25 延期…3 屋内(外)で天文教室…12 勝率….529(45勝40敗)
連勝は4で止まり,貯金が1つ減って5.

SETI@home 現在の順位 世界…83,244位(/880,219人)国内…3,015位(/24,543人)
Einstein@home 現在の順位 世界…14,621位(/209,603人)国内…278位(/3,097人)

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2008年9月26日 (金)

静かな太陽

  NASAは23日(アメリカ標準時間),太陽風がここ50年間で最も低いレベルに低下したと発表した.
  また,2008年8月はこの百年間で初めて太陽に黒点が1つも生成されなかった月になったらしい.
  太陽は11年周期で極大と極小を繰り替えしている.太陽黒点は太陽内部の磁場が光球面に露出する場所でもあり,したがってN極の黒点とS極の黒点が対になって現れることになる.これが自転の方向に対して先にあるものを「先行黒点」後ろにあるものを「後行黒点」と呼ぶが,太陽活動の極小期,新しいサイクルに入ると先行黒点と後行黒点のN極,S極が入れ替わる.そして通常,新しいサイクルが始まると黒点も急速に増えることになる.
  太陽は今年1月から新しい活動サイクルに入ったとみられるのだが,半年を過ぎた8月に一つも黒点が生成されなかったというわけだ.
  このように一月(ひとつき)にわたって黒点が観測されなかったというのは1913年6月以来.過去には「マウンダー極小期」「シュペーラー極小期」などが知られているが,いずれも地球では「小氷期」とよばれる寒冷期にあたっている.
  さてこの「静かな太陽」がお日様の気まぐれなのか,それとも今後しばらく続き,地球では小氷期がやってくるのか,やや不安ではあるがそこは専門の研究者に任せるとして...

  私はかつて(学生時代),太陽観測衛星「ようこう(Solar-A)」の運用に関わっていた.神奈川県相模原の宇宙科学研究所(現在の宇宙科学研究本部)や,鹿児島県内之浦の宇宙空間観測所(KSCで衛星に観測計画を送信したり,衛星から観測データを受信したりという作業をする.これを業界では “YOHKOH TOHBAN と呼んでいたが,その中でも KSC TOHBAN” の時は衛星から受信したばかりのデータをチェック,すぐに太陽で起こっている変化や,観測対象として面白そうな現象を全世界の観測所,研究所に“TOHBAN Report” として(もちろん英語で!)送信しなければならない.
  これが結構大変だった.極大期ならば Report に書く内容に困ることはないが,極小期ともなれば「ようこう」から送られてくる軟X線による太陽の画像は真っ暗.「何書けばいいんだよ!」と呻きながら(いつもここに書くネタを探すのに苦労している以上に)ネタを見つけるのに散々苦労してむりやり“TOHBAN Report” を書いたものだった.
  私が業界を離れてからだいぶたつので,現在“HINODE TOHBAN”なるものが存在しているのかどうかは知らないが,もしまだ存在していたのだとすれば,今年8月はさぞ頭を悩ませたことだろう.

SETI@home 現在の順位 世界…83,212位(/879,780人)国内…3,013位(/24,536人)
Einstein@home 現在の順位 世界…14,674位(/209,510人)国内…280位(/3,097人)

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2008年9月25日 (木)

実は

  最近この話題ばっかりだが...
  今年の6月,ノルウェーのオスロで開かれた国際天文学連合(IAU)の執行委員会において,太陽系外縁天体(Trans Neptunian Object)であって準惑星(Dwarf Planet)である天体について,新たな分類としてPlutoid(冥王星型天体)とすることが採択され,冥王星とエリスが「冥王星型天体」ということになった.そして7月にはそれまで 2005 FY9 という仮符号で呼ばれていた天体が「マケマケ」と命名され,さらに先日には 2003 EL61 と呼ばれていた天体が「ハウメア」と命名されて「冥王星型天体」に仲間入りした.
  2006年8月の国際天文学連合(IAU)総会で最初公開された惑星の定義原案では惑星の数は12個(現在の「水金地火木土天海」の他,ケレス,冥王星,カロン, 2003 UB313(のちのエリス))だった.その時,他に「惑星候補」として以下の12天体が上げられていた.

2003 EL61(直径1600km?,35〜52AU,のちの「ハウメア」)
2005 FY9(直径1600km程度?,39〜53AU,のちの「マケマケ」)
セドナ(2003 VB12,小惑星90377,直径1700km,76〜850AU)
オルクス(2004 DW,小惑星90482,直径1600km?,31〜48AU)
クワオアー(2002 LM60,小惑星50000,直径1200km?,42〜45AU)
2002 TX300(小惑星55636,直径900km未満?,38〜48AU)
2002 AW197(小惑星55565,直径700km?,41〜54AU)
ヴァルナ(2000 WR106,小惑星20000,直径1060km,41〜45AU)
イクシオン(2001 KX76,小惑星28978,直径822km未満?,30〜49AU)
ヴェスタ(小惑星4,直径468.3km,2.2〜2.6AU)
パラス(小惑星2,570×525×482km,2.1〜3.4AU)
ヒギエア(小惑星10,直径407.1km,2.8〜3.5AU)
(注:直径や軌道は2006年8月当時の推定)

  実はその時,「このニュースには皆さん関心があるだろうから,観望会の時にきっと質問が出るに違いない.その時にしっかり答えられるようにしなきゃ」と思い,一生懸命これら12個の天体の名前や仮符号を全部覚えたのだった.ところが,結局は一度も質問を受けることのないまま,惑星は現在の8個と決定されてしまった.
  で,その時はせっかくの苦労が無駄になってしまったのだが,ここへ来てその中の 2005 FY9「マケマケ」と2003 EL61「ハウメア」が「冥王星型天体」に仲間入りした.2年前一生懸命覚えたものだけに愛着があってとても嬉しい.そして多分残りの10個のうちのいくつかはまた「準惑星」(いくつかは木星の内側なので「冥王星型天体」にはならない)に仲間入りしてくれるだろう.その時また嬉しい気分を味わえることだろう.

  努力はいつどこでどんな形で報われるか解らないというお話(ってそんなに大げさな話ではないけど)

ところで・・・
  OSを再インストールし,PCの環境を整備する作業を続けていたが,最後に残った「Compiz-fusion がどうしても動かない」という問題が今朝遂に解決!いやぁ,これで以前より快適な環境になった!

SETI@home 現在の順位 世界…83,207位(/879,305人)国内…3,016位(/24,514人)
Einstein@home 現在の順位 世界…14,660位(/209,397人)国内…279位(/3,096人)

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2008年9月24日 (水)

MitakaPlus でハウメア

  2003 EL61 と呼ばれていた天体が「ハウメア(Haumea)」と命名され,ケレス,冥王星,エリス,マケマケに続いて5つめの準惑星(4つめの冥王星型天体)に分類された.
  以前,「マケマケ」が冥王星型天体になった後に MitakaPlus で表示できるようにした時,「これで冥王星型天体がいつなんどき増えても対応できるぞ」と思っていたので私自身,以前の記事を参考にしながら「ハウメア」も表示できるようにしてみた.
「ハウメア」が表示されるようになった MitakaPlus の画面
こうして眺めているとなんだか妙にうれしいぞ.
  ついでにやはり Celestia の方も.こちらもちゃんとできたんだけど...あれ?ハウメアってラグビーボールのような形なんじゃなかったっけ?
  方々から情報を集め,結果は↓
Celestia で表示した「ハウメア」
実は Celestia で「ラグビーボールのような形」にする方法が解らないのでこれは「平べったい形」になってしまっているけど,とりあえずはまぁいいや.

  ・・・もしかして MitakaPlus でもまんまるに表示されるのでは?と思ってやってみたら案の定.こちらもいろいろと調べ,いじってみて↓
Mitakaplus で表示した「ハウメア」
こちらはちゃんと「ラグビーボールのような形」.自転軸は多分合ってないと思うけど.

  最近冥王星型天体に分類された「マケマケ」はイースター島の豊穣の神,「ハウメア」はハワイの豊穣の神.さて次はどんな「神様」が仲間になってくれるんだろう?

SETI@home 現在の順位 世界…83,897位(/878,970人)国内…3,036位(/24,504人)
Einstein@home 現在の順位 世界…14,649位(/209,310人)国内…279位(/3,096人)

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2008年9月23日 (火)

ふれあいの里で

  あ゛ぁ...また更新がこの時刻だ...

  昨日(22日)は観望会の予定はなかったのだが,城里町ふれあいの里天文台へ.
  観望会の予定がないのでふれあいの里天文同好会のメンバー天文台を使うこともなく,天文台に明かりが点くこともない.それでも休日の前日なのでふれあいの里には泊まり客はいるだろうということで(泊まり客がなく,人っ子一人いないふれあいの里はなかなか不気味でたった一人で長時間過ごすのはちょっと・・・^^;))天文台を全景にして星の軌跡を写す絶好のチャンスというわけだ.
  で,現地に行ってみるとこれがなかなか難しい.天文台の建物の構造上,建物に近寄りすぎるとドームが写らない.かと言って,距離をとると今度は天文台周辺の木々が邪魔して天文台そのものが写らない.なんとか天文台全景を入れた写真にしたくて天文台周辺をうろうろしてみたけれど良い構図が見つからず,仕方なくドームだけが入る構図に決定.
  構図が決まった所で次なる難題.「比較明合成」による日周運動の写真の場合,一フレームあたりの露光時間は短かめの方が星の軌跡が綺麗につながってくれる.これを長めにしてしまうと星の軌跡が点々になってしまうのだ.ところが,暗い場所で露光時間を短かくしてしまうと全景が暗くなりすぎて写らない(たった今気づいたけれど,一枚だけストロボを発光させれば良かったんじゃ...).仕方なく絞りをいつもより明るくし,その分露光時間を短かくして撮影開始.
  1時間の間に20秒の露光を153フレーム撮って「比較明合成」をした成果が↓
天文台に昇る秋の星座
(クリックで拡大,531 × 800 pixel,123kb)
ちょっと目にはまぁまぁの出来に見えるけど,どうも撮影中にカメラがゆっくりゆっくりと「おじぎ」をしてしまったらしく,よく見ると天文台の建物がブレて写っていて失敗作.
  いやしかし,昨晩の空は綺麗だった.こんな晩に観望会がないなんて勿体ない!せっかくなのでここで全天の写真も撮ろうと思ったがポタ赤を駐車場の車の中に置いてきていたので場所を変えて一枚.
2008年9月22日 城里町ふれあいの里にて
うーん,この場所,もうちょっと暗いかと思ったけど街灯がいっぱい・・・盛大にゴーストが入ってしまった.やっぱり天文台前で撮っておけばよかったかも.でも天の川もそこそこ写ったしまぁいいか.しかしこんなに綺麗な星空は久しぶりだ.

  帰宅した頃,北東の空には月が.あれ?ずいぶんと北寄りから出てきたねぇ.これから高くのぼるんだな.もう秋だなぁ.
  ということで,その月が高くなる明け方を待って一枚.
月齢23 2008年9月23日 自宅にて
結構良く撮れたかも(一応これカラー写真なんです.念のため).なんだか寒々とした印象の月だった.

  今日は秋分.これからだんだんと寒くなるんだなぁ.さてこれからきっちり体を寒さに慣らしていかなくちゃ!

SETI@home 現在の順位 世界…83,897位(/878,970人)国内…3,036位(/24,504人)
Einstein@home 現在の順位 世界…14,632位(/209,206人)国内…279位(/3,095人)

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2008年9月22日 (月)

遠い天体

  以前にもこのタイトルでここに記事を書いたことは何度かあるが...
  NASAなどの欧米研究チームは21日までに,スウィフト(Swift)衛星によって, エリダヌス座の方向にこれまでで最遠となる128億光年彼方のガンマ線バーストを観測したと発表した.遠い天体からの光をとらえるということは宇宙の昔の姿を見ているということになり,このガンマ線バーストは宇宙が誕生してからわずか8億2500万年しか経っていない頃に起こったということになるらしい.

  私にとって星を見ることの醍醐味はSFでない現実の世界で時空を越えられることだ.地球に最も近い自然の天体であるでさえその距離は約40万km,光の速さで1秒とちょっとかかるから,を見ているだけで1秒という時間を越えられるというわけだ(ちなみに太陽は地球から約1億5000万kmで光が届くのに約8分).肉眼で見える星々までの距離はまぁ数光年から数千光年.晴れている夜に外に出て夜空を見上げれば,数年から数千年という時間は簡単に越えられるのだ.
  さらに,天体望遠鏡を使えばもっと遠くを見ることができ,そして長い露光時間をかけて写真を撮ればさらにさらに遠い宇宙の姿を捉えることができる.現在までに私が(自分の目で)見た最も遠い天体はM87でその距離は5900万光年.城里町ふれあいの里天文台の40cm反射を使って2億8000万光年の「シュテファンの五つ子」には何度か挑戦したけれど,「見えた!」と実感することはできなかった.愛用のR200SSでクエーサー 3C 273 にも挑戦してみたけれどやっぱり見えなかった.これはもう,もう少し大きい望遠鏡を手に入れて空の暗い所に遠征するしかないのかも.写真なら最遠は 「コープランドの七つ子」の4億8000万光年(クエーサー 3C 273の20億光年方が遠いが,これは点に写っているに過ぎない).
  実はかつて,「1億光年越え」が私の目標だった.現在までにペルセウス座銀河団(2億3000万光年),しし座銀河団(3億光年),「シュテファンの五つ子」(2億8000万光年),「セイファートの六つ子」(1億9000万光年),「コープランドの七つ子」(4億8000万光年)などを撮ることができたので「1億光年越え」の目標はとりあえず達成できたと思う.
  さて次の目標は「10億光年越え」.現在の機材ではちょっと無理がありそうだが...きっといつか越えてやるさ!

SETI@home 現在の順位 世界…83,848位(/878,516人)国内…3,035位(/24,493人)
Einstein@home 現在の順位 世界…14,618位(/209,108人)国内…279位(/3,093人)

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2008年9月21日 (日)

何より嬉しい

  昨日(20日)は城里町ふれあいの里天文台で観望会.ここのところずっと晴れない夜が続いていたので
「よし,今晩は(観望会の後に)何か撮ってやろう」
と張り切って出かけたのだが・・・
  どうも気持ちの方は復旧作業中のPCの方にばかり行っていたらしい.ふれあいの里に向かう車の中で気がついた.
「あ゛,(カメラの)バッテリー忘れた」
だめじゃん.

  天文台は20:30頃開館.ところが,この時刻から急速に雲が広がり,あっという間にベタ曇りになってしまった.いつもふれあいの里天文台では入館後20分ほどビデオを見て頂いてから屋上に上がり,夜空の解説をしてからドーム内の望遠鏡をのぞいてもらうことになるのだが,幸いなことにその間再び晴れ間が広がって行った.
  昨日の参加者の中には天文台を楽しみにふれあいの里に宿泊していた方がいらしたらしく,さらにその方曰く,
「お兄さん(私のこと!)のお話を聞くのが楽しみで来たんです」
とのこと.いやぁ,そう言って頂けると何よりうれしいんですよ.
  木星が木の向こう側に隠れて見えなくなる頃までには木星のあたりには厚い雲があり,あいにく木星は見られなかったのでとりあえず望遠鏡ではベガと環状星雲を見てもらった.そして,皆さんがドームから出て来た頃にはかなり良く晴れていたて秋の星座たちが良く見えるようになっていたので,
「それではここで秋の星座たちをご紹介しましょう.秋の星座たち,実はある一つの物語のオールスター・キャストなんです.その物語を全部お話すると長くなってしまうので今日は省略しようかと思いますが・・・」
と言ったら,
「長くてもいいから聞きたいです」
とのこと.結局全部お話しました.
  昨晩は参加者も少なめでまだ時間に余裕があったので,またドーム内の望遠鏡でh-χアンドロメダ銀河を見てもらった.
「どうです?二重星団(h-χ)ってとっても綺麗でしょう?」
「いやホント綺麗でした!もっともっとじっくり見ていたかったです」

といったところで閉館時間となり,観望会は終了.そしてなんと空は・・・再びベタ曇り.つまり,観望会の最中だけが晴れだったというわけだ.昨日の参加者の中には強烈な晴れ男か晴れ女がいらしたらしい.天文台に来ることを楽しみにしてくださっていた方に大満足で帰っていただけて私の方も大満足.いやこういうことはホントに嬉しいんです.

  観望会終了直後にベタ曇り.いつもなら「なんてことだ!」と嘆くところだが,昨晩はカメラのバッテリーを忘れてまともに写真を撮れない状況だった.曇ってしまっていれば準備が万全だったとしても何も撮れないわけで,あっさり諦めがついてある意味好都合.世の中たまにはうまく行くこともあるらしい(って,準備も万端,空も完璧でばっちり成果があがるということこそ「うまく行く」ことではあるんだけど).

今年の観望会 予定…84 実施…45 中止…24 延期…3 屋内(外)で天文教室…12 勝率….536(45勝39敗)
久しぶりに満足の行く観望会!これで4連勝で貯金がさらに1つ増えて6.

SETI@home 現在の順位 世界…83,772位(/878,031人)国内…3,034位(/24,479人)
Einstein@home 現在の順位 世界…14,633位(/209,013人)国内…279位(/3,091人)

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2008年9月20日 (土)

今度はハウメア

  いよいよ面白くなってきた.
  国際天文学連合は17日,これまで 2003 EL61 という仮符号で呼ばれていた天体を「ハウメア(Haumea)」と命名,同時にケレス,冥王星,マケマケ,エリスに続く5つめの「準惑星」の分類した.
  国際天文学連合の Press Release にはどうも Plutoid (冥王星型天体)という記述は見られないが,ハウメアが太陽系外縁天体(Trans-Neptunian Object)であるという記述はみられるから,ハウメアが4つめの冥王星型天体ということになるはずだ(冥王星型天体とは,準惑星であり,太陽系外縁天体でもある天体だから).
  最近の天文教室などで,太陽系の惑星を
「すいきんちかもくどてんかい」(水金地火木土天海)
と紹介したあと,「でもせっかくだから,こんなのも覚えてね」と言って
「すいきんちかけもくどてんかいめいまえ」(水金地火木土天海冥マエ
と紹介している.つまり,水金地火木土天海に火星の外側を回っているケレスが入り,海王星の外側に冥王星型天体の冥王星,マケマケ,エリスが続くというわけである.そして,
「この先はこれからどんどん増えていくと思います」
と話していた.そうしたらマケマケの命名からほんの数ヶ月でさらに一つ増え,
「水金地火木土天海冥ハマエ
ということになった.ハウメアとマケマケはどっちを先にするか微妙ではあるが,ハウメアの軌道半径は43.3AUで公転周期が285.4年,マケマケは軌道半径が45.8AUで公転周期が309.9年だから一応ハウメアの方が先か.
  うーん,やっぱり太陽系の仲間がまた一つ増えたようで嬉しいぞ(天体そのものが発見されたのはずいぶん前ではあるけれど).早速今晩の観望会のネタにしよう!

  ところで・・・
  更新がまたこんな時刻になってしまったのは...
  昨日ここを更新した時は,XEmacs が日本語入力を受け付けてくれない問題に悩んでいた.じつはこの問題だけを解決するのに7時間もかかってしまった(ありがちな話,こういうことの原因は実は些細な設定ミスだったりする(泣)).その問題の解決に喜び勇んで次に進もうとした矢先,ついうっかり余計なことをしたばっかりにまたしても X-Window が立ち上がらなくなってしまった.「あぁ,そもそも再インストールをするハメになったのはコイツが原因だったのね・・・勉強になってしまった(泣).そして再再インストール.天体写真を撮ったわけでもないのに2晩ほとんど寝てないぞ.まぁおかげで再インストール前に比べ良くなった部分とまだ足りてない部分でプラスマイナスゼロといったところか.ということはもう少し頑張ればプラスになるということで...さてもう少し頑張るとするか.

SETI@home 現在の順位 世界…83,736位(/877,553人)国内…3,036位(/24,465人)
Einstein@home 現在の順位 世界…14,624位(/208,914人)国内…279位(/3,091人)

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2008年9月19日 (金)

ようやくここまで

  「9月は観望会も少ないし,当分天気は悪そうだし・・・」
と思い,前々からそろそろなんとかしなければと思っていた(これを書いている)PCのOSのアップグレード(Fedora 8 から Fedora 9)を昨日(18日)の午後決行しようと思いついた・・・のが運の月じゃない運の尽き.
  数時間かかってアップグレードしたのだが,これが見事に失敗.いつも使っているいくつかのツールが動かなくなってしまった.
「こりゃ明日(つまり今日19日のこと)の朝までになんとかしとかなきゃ明日は仕事にならないぞ」
と徹夜覚悟で作業に突入.
  ・・・
しかし泥沼にハマるばかり.

  どうにもうまく行かないので04:00頃に気分転換にと無意味に雲の向こうの月を撮ってみたり.
2008年9月19日 早朝の月
いやホント無意味だわ.動揺していたのかかなりピンボケだし.

  で,その後気を取り直して再び作業にかかったのだが,結局は深みにハマるばかり.明け方までには遂にX-Window が立ち上がらなくなってしまった.
「あー,こりゃもうダメだ」
という訳で結局朝からOSの再インストールを決行.ようやくネットに繋がるようになり,日本語が入力できるようになったところでこれを書いているというわけだ.

  ・・・でもまだ xemacs が日本語入力を受け付けてくれない...これじゃホームページの更新もできないぞ.

  先はまだまだ長い・・・

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2008年9月18日 (木)

人気の天体

  9月ももう中旬.木星もそろそろ見頃を過ぎたし,これからの季節,観望会の対象は星雲・星団が中心になる.
  月や木星,土星と違って星雲・星団の方はどうしても地味で,誰が見ても「わぁ!」と声を上げてくれるものではないのだが,その中でこの季節最も人気なのがペルセウス座二重星団“h-χ”.
ペルセウス座の散開星団NGC869 & NGC884 “二重星団h-χ”
(↑この写真を撮ったのは望遠鏡による直焦点撮影を始めたばかりの頃で,いいかげんもっとマシな写真を撮りたいとずっと思っているのだが,どうにもなかなかチャンスがない)
  口径の大きな望遠鏡と低倍率になる良質の接眼レンズの組み合わせで眺めた時の美しさは格別(城里町ふれあいの里天文台の主砲40cmニュートンとPanoptic 32mm で見た時の眺めは絶品!)だ.私自身,最も美しいと感じる天体がこれだ.
  アンドロメダ銀河もなかなかの人気で,時々「アンドロメダ星雲を見てみたいんですけど」とリクエストされることもあるけれど,この天体が人気なのは「見るまで」.たいがいの方は「もっとこう,写真のように見えると思っていたんですけど」と言ってがっかりされる.私自身は系外銀河マニアなので「今見ている光は230万年(アンドロメダ銀河のページでは250万光年という値を採用しているが,230万光年の方が一般的)もの間宇宙をひた走ってきた光なんだ」ということにいたく感動して,その姿を目に焼き付けようとしているかのごとく見入ってくれたりするととても嬉しいのだが,そういう方はごく少数.
  かなりマイナーな天体なのでリクエストされるようなことはまずないのだが,意外と人気なのがコレ↓
カシオペア座の散開星団NGC457 “E.T.星団”
カシオペア座散開星団NGC457,通称「E.T.星団」.
「E.T.が両手を広げて立っているように見えます」と言うと(子供たちにはE.T.って何だか解らないだろうということで,「人が」と言っているが),
「わぁ!ホントだ!」
「かわいい!」
なんて歓声が上がる.
  この星団,都合良く見つけやすい位置にあるので機会を見つけて見てみてはいかが?

  将来,もしかしてE.T.星団の中の星にE.T.(地球外知的生命,ETI)が見つかったりしたら面白いだろうなぁなんて思ってみたり...そう都合良くはいかないか.

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2008年9月17日 (水)

月.

  今年8月末は大荒れの天気.それが9月に入って天気は安定し,そこそこ撮影の機会に恵まれたのだが,ここへ来てまた晴れなくなった.
  昨日(16日)は天気予報では絶望だったので呑気に構えていたのだが,職場の窓からは明るい月が見え,
「こりゃまたどこかへ日周運動の写真を撮りに行こうか」
と思い,仕事を早めに切り上げたのだが,退勤する時には既に薄雲が広がっていた.
「あぁ,やっぱりこりゃダメだね・・・」

  おとなしく諦めて帰宅したのだが,何となく悶々として時々外に出ては空を眺めていた.しかし薄雲は相変わらずで明るい月の他は雲間に所々星が見えるのみ.
  何となく悔しかったのでその明るい月を一枚.
月齢17 2008年9月17日
  この写真を撮るために使ったケンコーの2倍テレプラス(←2004年10月14日の日食を撮影するために思いっきり衝動買いしたものだ),最近まで行方不明だった.たまにはこうしてお気楽に月の写真も撮りたいと思っていたので,最近ケンコーから発売された望遠レンズにまた物欲が鎌首をもたげてきていたのだがコイツが出てきたおかげで見送れそうだ.

  限りある資源(資金?)を大切に!?

SETI@home 現在の順位 世界…83,626位(/873,697人)国内…3,037位(/24,399人)
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2008年9月16日 (火)

褐色矮星

  「恒星」と言えば「自ら光と熱を出している星」.
  我々にとって最も身近な恒星である太陽の表面温度は6000度,夜空に見えている星のほとんど(いや「全て」と言ってもあながち間違いとは言えないほど)は2000度から50000度.いずれ普通に生活の中で実感できるような温度ではない.
  しかし,これら一般的な恒星よりもずっと軽く(木星の質量の13〜75倍程度.ちなみに太陽は約1000倍),恒星のように明るく輝くことができない褐色矮星も多数存在している.「UKIDSS/LAS-ユーキッズ・広域サーベイ」のデータの一部から,温度が400度〜1100度という「T型星」が28個発見された.中でもおとめ座の方向,30光年の距離にあるULAS1355は推定温度が280度(絶対温度で約550度.普通の恒星の温度なら絶対温度と摂氏で大した違いはないが,このくらいの温度だと摂氏で表した時と絶対温度で表した時でずいぶんと違ってややこしい)というから驚きだ.金星の地表が平均で460℃だから,それよりずっと低い.また,ろうそくの炎が大体千数百℃,アルコールランプの炎が1000℃程度,タバコの火の温度が850℃だから,280℃なんて温度は身の回りに普通にある温度ということになる.

  太陽を含む恒星が「燃えている星」と表現されることが多いが,私はその表現が好きではない.一般的な感覚から言って「燃えている」=「炎」であり,酸素と結合する反応のことで,恒星が生み出すエネルギーである核融合とは本質的に違うものだからだ(水素の核融合を「水素燃焼」と呼ぶこともあるので,そういう意味では「燃えている」と言っても間違いではないのだろうが,誤解を招きやすいと思う).ところが,その温度が280℃ともなると一般的に目にする「炎」よりよっぽど低いわけで,もはや「燃えている」というイメージにすらならない.

  いやはや,世の中いろいろ,宇宙もいろいろだ...

SETI@home 現在の順位 世界…83,674位(/873,564人)国内…3,037位(/24,398人)
Einstein@home 現在の順位 世界…14,700位(/208,475人)国内…280位(/3,087人)

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2008年9月15日 (月)

中秋の名月・・・

  一昨日(13日)には一日間違えるという大ボケをかましたが,昨日(14日)こそは中秋の名月.
  で,夕方の天気は・・・
  雲が多くて城里町ふれあいの里天文台は開館できるのか微妙な状況だったがなんとか開館.月が見えているうちになんとか望遠鏡で見てもらおうといつもの薀蓄一切をすっとばしたのだが,結局参加者全員が望遠鏡をのぞく前にベタ曇りになってしまった.
「一時間早く開館していれば見られたかも知れませんねぇ」
いやそういう残念な気持ちは痛いほどよ〜くわかるんですけどね,
「一時間早く開館すれば一時間早く曇るんですよ」
そういうもんなんです.
  何とか雲の間からまた月が顔を出してくれないかと粘っていたのだが,そのうちに雨まで降り出した.
「あーあ,もうこれじゃダメだね」

  参加者のほとんどは帰られたが,ふれあいの里の中でキャンプをしているという子供たちが数人残っていた.何でも,テントに帰ると「もう寝なさい」と言われるので残っているのだとか.
  スリットを閉じた望遠鏡のドームの中でその子供たちとしばしおしゃべり.せっかくお月見の日に天文台に遊びに来たのだから,こんなの覚えてみてね.
「月月に 月見る月は 多けれど 月見る月は この月の月 (詠み人知らず)」

  結局,中秋の名月の夜の観望会は不完全燃焼に終わり,その月の写真も撮れず.

  あぁ,やっぱり世の中うまく行かない...

今年の観望会 予定…83 実施…44 中止…24 延期…3 屋内(外)で天文教室…12 勝率….530(44勝39敗)
昨晩の観望会を「実施」と言うのにはやや抵抗があるけど,とりあえず半分くらいの方は望遠鏡をのぞけたので,一応「実施」ということに.なんかすっきりしないけど,これで3連勝で貯金がさらに1つ増えて5.

SETI@home 現在の順位 世界…83,674位(/873,564人)国内…3,037位(/24,398人)
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2008年9月14日 (日)

中秋の名月・・・じゃなかった

  昨日(13日)は城里町ふれあいの里天文台で観望会.
「今日は中秋の名月♪」
ということで天文台に行く途中でまず月の写真を一枚.
月齢13.3 2008年9月13日
あれ?結構欠けてるじゃん.今年も月齢と暦がズレているのかな.

  薄雲が出ていて,天文台も開館できるかやや不安だったが何とか開館.
「中秋の名月は明日(つまり今日,9月14日)だよ」
とツッコまれた.え゛...道理で欠けてるわけだ.

  観望会中に雲が広がって月も見えなくなってしまうのではないかとも思っていたが,結局最後まで月が完全に雲に隠れてしまうことはなかった.観望会中,こんなことを言った方も.
「こういうの(ドームと望遠鏡のこと)がうちにもあったらいいよねぇ」
いやホント,私もそう思いますよ.まぁ私の場合,そんなものが自宅にあった日にゃ寝る時間がなくなってあっという間に体を壊してしまいそうだけど.

  ・・・でもやっぱり欲しいです...

  欠け際のクレーターが面白かったので狙ってみた.
ピタゴラス・クレーター周辺
中央のクレーター,モレトゥスだと思っていたけど,ピタゴラスだったのね(って全然反対じゃん!).

  どうも勘違いの多い夜だった...

今年の観望会 予定…82 実施…43 中止…24 延期…3 屋内(外)で天文教室…12 勝率….524(43勝39敗)
連勝で貯金が1つ増えて4.

SETI@home 現在の順位 世界…83,674位(/873,564人)国内…3,037位(/24,398人)
Einstein@home 現在の順位 世界…14,757位(/208,243人)国内…280位(/3,085人)

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2008年9月13日 (土)

ちょっと嬉しい

  昨日(12日)は自主企画の観望会.毎回毎回中途半端な天気に悩まされているこの観望会だが,昨日はきっちり晴れて無事に実施.いやしかし,参加予定の方からの電話問い合わせに「今日は実施です」とはっきり答えられたのは実に久しぶりだ.
  毎度毎度天気に悩まされ,あまり星が見えない観望会になってしまったりもしていたのだが,その割にはどうもこの観望会に来るのを楽しみにしている子供もいるようで,昨日の観望会にも何度か顔を合わせた子供(&ご父兄の方々)が何人も来ていた.
  最近,私はそこそこ子供達の人気者なのだろうか,観望会の最中,私が移動する度に私の後ろには子供がぞろぞろ.なんだかちょっと「ハーメルンの笛吹き」状態.でもちょっと嬉しいぞ.
  そんな子供達の中には以前にも来ていた凄い小学生の姿も.そして昨日も高度な質問を浴びせてきた.
「重力レンズって何ですか?」
「中性子星って全部中性子でできているんですか?」
・・・いやキミはホントいろんなことを良く知っているねぇ.でもねキミ,キミはちょっと頭でっかちになってないかい?いろんなことを知っている“だけ”ではやっぱりつまらないと思うぞ.
  こういう子供が将来「星を見ない天文学者」になっていくんだろうか.それはそれで問題だと思うんだけど.まぁいいや,
「これから一緒にいろんな星を見ような!」
“星が好きな天文学者”になってね.

  観望会終了後はまたどこかに「比較明合成」による日周運動の写真を撮りに行こうと目論んでいたのだが,空の方が薄もやがかかっていたり,薄雲が漂っていたりしたので諦めて帰宅.それでもなんとか撮れないかと明け方近くまで様子を伺っていたのだが...
Fe_080912
結局状況はあまり変わらず.でもまぁ,最近はそこそこ成果もあったし,まぁいいか.

今年の観望会 予定…81 実施…42 中止…24 延期…3 屋内(外)で天文教室…12 勝率….519(42勝39敗)
連敗にはならず,貯金が1つ増えて3.

SETI@home 現在の順位 世界…83,700位(/872,963人)国内…3,037位(/24,390人)
Einstein@home 現在の順位 世界…14,788位(/208,126人)国内…280位(/3,082人)

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2008年9月12日 (金)

大雨・・・

  昨日(11日)は市内某所で観望会.しかし,天気は・・・雨.しかも大雨.屋内での天文教室となった.
  昨日は最近観望会を手伝ってもらっていて,城里町ふれあいの里天文同好会の会員でもあり,8月末にハワイのすばる望遠鏡で観測をしてきた(!)Mさんに「すばる望遠鏡観測体験記」を話してもらった.

  ・・・すばる望遠鏡で観測をしてきたなんてめちゃくちゃ羨ましいぞ.私は・・・一生行けないだろうなぁ・・・(遠い目)

  その後は私の自作プラネタリウムの投影.が,その前に,
「時間の都合でもう帰らなくてはならないので」
ということで参加していた某学校の生徒たちがごっそり退場.あぁ...それならそうと先に言ってくださいよ.

  気をとりなおして投影開始.昨日の会場は天井がかまぼこ型で結構綺麗に投影できた.会場全体に星々が映し出された時にはまた歓声があがったりしてなかなかいい感じだったのだが,日周運動を見せたところで,子供たちから
「もっと回して!」
「もっと速く回して!」
という声が.いやそれが目的じゃないんだけど.

  実は昨日の天文教室,直前には「叙情歌・童謡を歌う会」があったので,その講師の先生に無理に頼みこんで,ゆっくり回る星空の下,「見上げてごらん夜の星を」を歌ってもらった.いや一度そういうことをやってみたかったんですよ.CDをかけたりするのは著作権の関係でできないので...

  最後はちょっと自己満足だったかもしれないけど,途中で退場した生徒たちの学校の校長先生(校長先生は最後まで残っていてくださった)からは「今度はぜひうちの学校で」と言ってもらえたし.まぁそこそこ良かったのかも.

  今晩も観望会の予定.今晩は晴れそうだ.一昨日とその前が晴れ,昨日は大雨,今日は晴れ.誰だ?行いが悪かったのは!?

今年の観望会 予定…80 実施…41 中止…24 延期…3 屋内(外)で天文教室…12 勝率….513(41勝39敗)
連勝は2で止まり,貯金が1つ減って2.

SETI@home 現在の順位 世界…83,665位(/872,068人)国内…3,036位(/24,380人)
Einstein@home 現在の順位 世界…14,776位(/208,013人)国内…280位(/3,081人)

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2008年9月11日 (木)

たまには自宅でも

  あぁぁ...更新がこの時刻になってしまった...

  ・・・というのも・・・

  昨日(10日)も快晴.しかし月が明るいので,またどこかで日周運動の写真でも撮ってやろうと城里町へ.かと言って,いつものふれあいの里でというのも芸がないので,どこか良さそうな場所がないかとうろうろ.しかしこれがなかなか見つからず,笠間市まで足をのばしてみたものの,やっぱり見つからず.やっぱり事前に調べていかないとダメだねぇ...
  で,うろうろとしているうちにかなり遅い時刻になってしまい,結局は諦めて帰宅.
「ま,たまには自宅でやってみるか...」
折角自宅で撮るなら(100V電源があるのでバッテリーを使わずにすむので),いつもの倍,2時間撮りつづけてみた.その成果が↓
木立の上に昇るぎょしゃ座
(クリックで拡大,531×800 Pixel,109kb)
露光は8秒×655コマ.「比較明合成」の写真ではコマ数は自己最高.この合成に時間がかかって更新がこの時刻になってしまったというわけだ.
  ちなみに,昨晩使ったレンズは私が持っているレンズの中で最も広角,18mm-55mmのズームレンズ.あんまり良いレンズではないので日常のスナップ写真にしか使っていなかったけど,こうした写真にはそこそこ使えるかも.しかしこれだけの枚数を撮りつづけると,もうすっかりご老体のカメラが壊れてしまわないかちょっと心配...

  そして最後にいつもの写真.
2008年9月11日 自宅にて
この時刻になって雲が広がり始めた.いやぁ,日周運動の撮影中じゃなくて良かった.

  最近,世の中うまくいっている・・・のか?

SETI@home 現在の順位 世界…83,665位(/872,068人)国内…3,036位(/24,380人)
Einstein@home 現在の順位 世界…14,764位(/207,925人)国内…279位(/3,080人)

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2008年9月10日 (水)

新作その2

  8日から9日にかけて撮影した新作,アンドロメダ座系外銀河NGC7640です.
アンドロメダ座の系外銀河NGC7640
  またR200SSの光軸調整に悪戦苦闘しましたが,その甲斐あってか光軸はまぁまぁいい感じです(その後,レーザーコリメーターを使って再調整しました.さてそれが吉と出るか凶とでるか...).
  R,G画像と撮って,B画像の撮影中に雲に遮られ中断,一時はどうなるかと思いましたが,なんとか総露光時間は171分です.
  あんまり人気のない対象ですが,こうして見るとなかなか面白そうですね.そのうち,もっと大口径&長焦点で狙ってみたいです.

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水戸芸術館で

  撮影で徹夜した後の昨日(9日)夕方も快晴.ただ,昨日は月が明るかったので星雲・星団の撮影は止めにして,そのかわりに日周運動の写真を撮りに水戸芸術館へ.
  時々通る人に奇異の目で見られながらも無事に1時間,合計で397コマを撮影.その成果が↓
水戸芸術館の塔と巡る夏の星々
(クリックで拡大,581x800 pixel,149kb)
実は一度ここで撮ってみたいずっと思っていたのをようやく実現できた.タイミング(時期&時刻)が悪く,明るい星があまりなかったのが寂しいけど.
  そのうちにまた季節&方向を変えて挑戦してみようか...

SETI@home 現在の順位 世界…83,574位(/871,277人)国内…3,034位(/24,372人)
Einstein@home 現在の順位 世界…14,797位(/207,855人)国内…279位(/3,077人)

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2008年9月 9日 (火)

想定外で

  昨日夕方の天気予報は出どころによってまちまちだった.一晩中はれだったり,晴れ時々曇りだったり,「ところにより雷」だったり.

  ・・・こんな予報の時って結局晴れないんだよねぇ

なんて思っていたけれど,20:00過ぎにはきっちり快晴.まさかこんなに早く撮影のチャンスが巡ってくるなんて(それはそれで喜ぶべきことではあるけれど),まったくの想定外.折角買ったレーザーコリメーターを使う暇がないじゃないか.

  急いで帰宅して月が沈むまでの時間を利用し,また悪戦苦闘しつつR200SSの光軸調整.なんとか妥協点を見つけて撮影に突入.こんな時は(光軸はやっぱりダメかもしれないし,いつ曇るかもしれないし),ダメ画像になってしまってもムダにならないように,ホームページに掲載していたダメダメ画像の撮り直し.さてどうなるか...

  途中雲に邪魔されて一時中断したものの,「どうにかしてこれだけは」と思っていた分の露光は無事終了.そして↓これが終了間際の空.
2008年9月9日 自宅にて
まぁまぁといったところか.それでも最近にしてはずいぶんと良い空だが.いつの間にかオリオン座やらやらが高く昇るようになっていたんだねぇ.あれ?アルデバランってあんなに明るかったんだっけ?なんて思ってみたり.

  そして今日になって画像処理をしてみると...なかなかいい感じだ.光軸の状態も良かったようだし...ってこれも想定外.本当は今日時間をかけ,レーザーコリメーターを使ってじっくり調整しようと思っていたのだ.やっぱり時間をかけてしっかり調整をした方がいいんだろうけど,うまく行っている状態のものをわざわざいじるというのもねぇ...星屋の苦悩は続くのだった...

SETI@home 現在の順位 世界…83,478位(/870,790人)国内…3,032位(/24,366人)
Einstein@home 現在の順位 世界…14,791位(/207,793人)国内…278位(/3,075人)

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2008年9月 8日 (月)

レーザーコリメーター

  天体写真を撮っていて,もっともがっかりするのは一晩頑張った結果撮れた画像が「ダメ画像」だったりすること.しかもそれが機材の不具合に起因するものだったりすると「次もダメかも」という不安に苛まれることになる.
  先日撮影したケフェウス座系外銀河NGC6946もその一つ.準備の段階で光軸ズレに気づき,悪戦苦闘したものの結局解決しないまま撮影,(空の透明度の所為もあるけど)やっぱりダメ画像に終わってしまった(私はこの天体に嫌われているのだろうか?初めて撮影した時はなんとかその存在が解る程度にしか映らず,先月の7日夜徒労撮ろうとした時には赤道儀が故障して撮れず・・・).
  R200SSの光軸ズレにはここ数年ずっと悩まされている(とは言え,この望遠鏡,光軸がズレ易いということは決してない.購入から5年ほどは全然問題なかったのだから.人はいろいろ言うけれど,長年使っている私はこの望遠鏡は「名機」だと思っている.これほどのものが10万円そこそこで買えるのだから,これから望遠鏡の直焦点撮影を始めたいと思っている方には絶対オススメだ)のでこの機会に「えいっ」とばかり即断即決で先週の金曜日に国際光器レーザーコリメーター5を注文.注文が金曜日だったので現物が届くのは今週だろうと思っていたら翌日の午前中に届いた!(迅速な対応ありがとうございます.あまりに迅速すぎて代金を用意してなくて蒼くなったけど(笑))
  さっそく愛機R200SSに取り付けてみたところ・・・
「おぉ!盛大にズレてる(泣)!」
城里町ふれあいの里天文台にも持っていき,主砲の40cm反射に取り付けてみたところ,
「こっちもズレている!」
ちゃんと調整しておかなきゃねぇ...
  レーザーコリメーターだけでは充分でないらしいけど,今は藁をも掴む心境.少なくとも暗中模索している現状よりは解決に近づいてくれるだろう.
  うまく行ってくれるといいんだけど・・・

  ところで,昨日(7日)夕方は時々雨が降っていた.22:00頃には晴れていたのだが,少し雲が漂っていた.「もう少しきっちり晴れてくれれば・・・」と思って様子をみていたのだが,01:00少し前頃で↓こんな空.
Fe_080907
結局雲は無くならなかった.しかし,夜空はすっかり秋だねぇ.周囲は虫の声が賑やかだし.
  さぁ,これからは(撮影の機会が増えるだろうから)私の季節だぞ!寒くなってくるのが憂鬱でもあるけれど.

SETI@home 現在の順位 世界…83,475位(/870,272人)国内…3,035位(/24,356人)
Einstein@home 現在の順位 世界…14,866位(/207,660人)国内…281位(/3,074人)

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2008年9月 7日 (日)

星までの距離

  昨日(6日)は城里町ふれあいの里天文台で観望会のダブルヘッダー(夕方&夜).
  まずは19:00から,城里町教育委員会主催で,町内の小学生とそのご父兄対象のウィークエンドスクール.最初に,「では講師の先生から一言お願いします」とか言われて(いつも活動しているふれあいの里天文台で「講師の先生」とか呼ばれるとちょっとテレる),
「いやぁ,私は今日は絶対晴れないと思っていたんですが,なんとか晴れてますね.よっぽど行いが良かったんですねぇ・・・私の」
  いつもなら私の自作プラネタリウムを見てもらってから望遠鏡をのぞいてもらっていたのだが,昨日はいつ曇ってしまうか解らない状況だったので先に望遠鏡で木星と月だけでもみてもらうことにしていた.
  で,さっそくドームのある屋上に上がったのだが...月も木星も見えないじゃないか.
「さっきまでは晴れていたんですけどね...曇っちゃいましたね.さっき私が余計なこと言ったからですかね.どうやら私は行いが悪いらしいです...」
  まぁそれでもそのあとはそこそこ晴れ,木星とベガ,アルビレオ,環状星雲などを見てもらうことができた.
  そしてその後は私の自作プラネタリウムの投影.昨日は星が映った瞬間にみんな歓声を上げてくれて,やっぱり嬉しいものだ.
  あれ?前回より綺麗に映っているような気が...前回までは天井にぶら下がっていた3管式のプロジェクターは昨年壊れて現在は天井が平らなのだった.うーん,いい感じだ.夏と秋の星座をざっと紹介し,日周運動を見てもらって終了.その後は恒例の質問コーナー.昨日は大人の方から,
「星までの距離ってどうやって測るんですか?」
という質問が出た.
「いやその話だけで丸一日話せてしまうくらい大変なことなんですよ.」
年周視差,分光視差,セファイド型変光星,Ia型超新星,タリー・フィッシャー関係,赤方偏移,etc.etc.etc...
  その他なかなか盛り上がってとりあえず前半戦は終了.

  そして20:30からはいつもの一般公開.こちらでは
「夏の大三角,ベガまでの距離は25光年,アルタイルは17光年なんですが,デネブは3000光年以上もの距離にあるんですねぇ.そしてベガとアルタイルの間の距離が約15光年ですから,この大三角,実は底辺が15光年,高さが3000光年というものすごく細長い三角形を斜めに見ていることになるんです」
という話をしたら,
「それって凄く面白いですよねぇ」
といたく感動された方がいた.
  いや,一見平面的に見える夜空,実はいろいろと奥行きがあるわけで,星々までの距離を知ることでその奥行きを感じられるようになるのが醍醐味なんですよ.

  そんなこんなでダブルヘッダー合計で連続3時間の観望会が終了.いや疲れた疲れた.帰宅する時にはほぼベタ曇りになっていたのが救いだったかも...

今年の観望会 予定…79 実施…41 中止…24 延期…3 屋内(外)で天文教室…11 勝率….519(41勝38敗)
ダブルヘッダーに連勝で貯金が1日で2つ増えて3.

SETI@home 現在の順位 世界…83,436位(/869,757人)国内…3,033位(/24,349人)
Einstein@home 現在の順位 世界…14,862位(/207,626人)国内…281位(/3,074人)

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2008年9月 6日 (土)

さそり座に新星らしき天体

  さそり座に新星らしき天体が発見された.これは福岡の西山浩一さんと佐賀県の椛島さんによって発見されたもの(新星らしき天体というのはつまりまだ新星と確認された訳ではないということだと思う).この天体,実は我が水戸市の櫻井さんも独立発見されている.櫻井さんは9月3.437日(世界時)と3.438日に撮影された画像に9.7等の天体として発見され,7月30日の画像には何も写っていないことも報告されている.
  櫻井さんには一月ほど前にお会いした.その時には
「いや〜,仕事が忙しくて忙しくて・・・この(悪い)天気にむしろ助けられてるよ.」
と言っておられたのだが,やっぱりちゃんと観測はされていたんだねぇ.同じ水戸市に住んでいるのだから,気象条件はほぼ私と同じはず・・・そういえば7月30日はなかなか良い天気だったなぁ.観望会が終わる頃には空の透明度も高くて,南斗六星もしっかり見えていたんだっけ.で,折角良い星空なんだから何か写真を撮っておこうと思ったのに,観望会で疲れたのを言い訳に爆睡しちゃったんだ...この辺が写真を撮って喜んでいるだけの私と何度も新星を発見されているベテラン観測者の気合の差なんだろうなぁ...

SETI@home 現在の順位 世界…83,516位(/869,263人)国内…3,036位(/24,338人)
Einstein@home 現在の順位 世界…14,845位(/207,551人)国内…281位(/3,074人)

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2008年9月 5日 (金)

いちおう新作

  いちおう新作,3日から4日にかけて撮影した,ケフェウス座系外銀河NGC6946です.
ケフェウス座の系外銀河NGC6946
  そもそもこの天体を狙うには時期が悪かった(早い時刻に南中するので人工光で空が明るいうちから撮影する必要があった)とか,空の透明度が悪かったとか,そして何より望遠鏡の光軸が狂っていたとかいろいろと理由があって,はっきり言ってダメ画像ですね.それでも,以前に掲載していたダメダメ画像よりはずっとマシなのでとりあえずこれで勘弁しといてください.

  ずーっと悩まされている光軸ズレをなんとかすべく,レーザーコリメーターの購入を検討中.あぁ,また予算が...

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曇って嬉しい!?

  昨日夕方は曇り.そして予報でも一晩中「曇り」.つい先日までなら「あぁ...今晩もダメか」と嘆いていたところだが...
  ほぼ徹夜で撮影に取り組んだ(一昨日から昨日にかけて)のも久しぶりなら夕方曇っている空を見上げて「あぁ,良かった」と思うのも久しぶりだ.ほぼ徹夜で撮影をして,そこそこの成果もあって(その成果についてはまた後ほど.実はホームページの方には既にアップしてあったりするけど)心地よい疲労感の中で一日を過ごしたが,やはり疲労は疲労,曇りマークが並ぶ天気予報を見,星が見えそうにない空を見上げたところで「よし,今晩は休めるぞ」ということで,帰宅してすぐに爆睡.ほぼ習慣になっているのか03:00頃目を覚まして空を見上げたがやはりベタ曇りで安心してまたすぐに爆睡(勢い余って寝過ごしたりも^^;).
  これでとりあえず休めたわけで,今度は晴れて欲しいんだけど,世の中そううまくは行かないらしい.年間を通して「晴れたり曇ったり」が続いてくれれば,体にも負担がかからず成果も上がって最高なんだけど...

  ちなみに1977年の今日(9月5日)はボイジャー1号が打ち上げられた日(ボイジャー2号は同年8月20日).現在,ボイジャー1号は太陽から107.416天文単位(約160億km,Heavens-Aboveによる),ボイジャー2号は同じく86.845天文単位(約130億km,同)を飛行中で,両機とも健在,ボイジャー1号は太陽から最も遠い人工物となっている(ちなみに2番めはパイオニア10号(96.498天文単位)だがこちらは2003年1月22日の信号を最後に通信途絶,3番めはボイジャー2号).ボイジャー1号,2号ともに稼働を完全に停止するのは2020年以降の予定だとか.がんばれ!ボイジャー!

ついでに2200年の今日は宇宙戦艦ヤマトがイスカンダル星から帰還する日.どうでもいいけど.

SETI@home 現在の順位 世界…83,567位(/868,786人)国内…3,041位(/24,333人)
Einstein@home 現在の順位 世界…14,862位(/207,472人)国内…281位(/3,072人)

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2008年9月 4日 (木)

今度こそ

  昨日(3日)の昼間に見た天気予報では夜は一晩中「曇り」だった.それが,夕方に聞いた天気予報では,
「茨城県北部,南部ともに(中略)今夜は晴れ,夜遅くは曇りでしょう」

・・・

  こういう予報の時って,結構曇らないことがあるんだよねぇ.
  所々に雲もあったし,普通なら見送る天気だがこうも晴れない日が続いていればわずかな可能性に賭けるしかない.久々に冷却CCDを持ち出すべく,急いで帰宅.
  冷却CCDを持ち出すのは5月6日以来ほぼ4ヶ月ぶりということもあって,準備の手順を忘れていて苦笑したり,望遠鏡の光軸ズレに悩まされたり(結局これは解決しなかった)しながらも撮影開始.
  L画像(モノクロの輝度データ)を数コマ撮り,カラー合成のためのR(赤)画像を撮り,B(青)画像を撮り始めたところで雲が広がってしまった.
「げ,せめてB(画像)だけは撮らないとカラー化できないぞ」
こういう場合,最悪でもLとRとBだけあればG(緑)はLで代用できるのだが,RとBだけは撮っておかないとカラー合成できない.
  結局,このタイミングで約1時間,その後にもやはり雲に邪魔されて1時間の中断を強いられたが,03:00頃まで粘ってそれなりの枚数の画像を撮ることができた.光軸ズレを解決できず,(空の透明度もイマイチだったし)あまり良い作品にはなりそうにないけど,実は今回撮影したのはホームページ に掲載しているダメダメ画像の撮り直しなので最低でも前のヤツよりはマシだろう.

  空が明るくなる頃撤収.夏の間「夜寝て朝起きる」という普通の生活に慣れてたるみきった体には結構堪えたけど,ん〜ん心地よい疲労感♪ 最近溜まったストレスはほぼ解消できたぞ.

  あ゛,全天の写真撮るの忘れた・・・ま,いいか.

SETI@home 現在の順位 世界…83,497位(/868,344人)国内…3,036位(/24,327人)
Einstein@home 現在の順位 世界…14,894位(/207,389人)国内…281位(/3,072人)

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2008年9月 3日 (水)

久々の晴れ間に

  昨日(2日)20:30頃はベタ曇り.「今晩もまたダメなのか...」と思っていたが,ここ数日そうしているように,23:00過ぎに空の様子を見に外に出てみた.

  !

晴れてるじゃないか!快晴という訳にはいかなかったけど.
急いで準備をし,何はとりあえず全天の写真を一枚.
2008年9月2日 自宅にて
いやこの写真を撮ったのも実に久しぶりだ.

  さて,この後どうしようか...
  快晴ではないので,「みっちり撮影」というわけにもいかない.しかしせっかく晴れているんだから,この機会にオートガイダーのテストをやっておこうか.でも,この状況だといつまた曇ってしまうか解らない.主力機材を展開するには時間がかかる.準備している間に曇ってしまうかもしれない.それなら,ポタ赤&デジカメで何か撮っておこうか...
  なんてことを考えている間に快晴になった.
「よし,(主力機材で)いこう!うまく行けば(デジカメで)h-χくらい撮れるかもしれないし」

  機材の展開中にも時々ベタ曇りになった.しかし反対に時々ほぼ快晴にもなった.
「まだチャンスはあるかもしれない.せめてオートガイダーのテストだけでも」
晴れ間が広がるタイミングを狙ってオートガイダーのテストを開始.しかしこれがうまく行かず.時折やはり雲に邪魔されたりしながら何度か試行するもやはりうまく行かず.うーん,期待していたんだけどこの方法ではうまく行かないのかも...
  02:30を過ぎた頃,またベタ曇りになったところで続行を諦めて撤収.

  あーあ,みっちり晴れてくれないものかねぇ...
  まぁそれでも何もできなかったよりはマシか.テストが失敗に終わったとは言え,まがりなりにも星を眺めながらの時間を過ごせたので少しはストレス解消になったかも.

SETI@home 現在の順位 世界…83,481位(/867,736人)国内…3,035位(/24,313人)
Einstein@home 現在の順位 世界…14,913位(/207,322人)国内…281位(/3,070人)

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2008年9月 2日 (火)

木星

  太陽系最大の惑星「木星」が宵の早い時刻に南中するようになって(観望会等では)見頃になっている.
木星 2008年7月28日撮影
  直径は地球の11倍,質量は318倍,真夜中に見える「星」としてはもっとも明るく(もちろん月の方が明るいが,月は「星」というイメージではない.また,金星の方が明るく見えるが真夜中に見えることはない.ただし,大接近時の時は火星の方が明るくなる),ローマ神話の主神「ユピテル」の名にふさわしい姿だ.

  先日,四川省でまた大きな地震が起こった.これが起こったのが新月に近い時期だったので,時々言われる「大地震と月齢の相関」に興味をもってちょっと調べてみた.
  でも,今年5月12日の四川大地震は半月近く,1923年9月1日の関東大震災は半月と新月の間くらい.その他いろいろ調べてみたけれど,はっきりした関係があるようには思えない.ただ,地球上の海水は太陽と月の引力に引っ張られ,新月と満月の時に大潮あるいは小潮になるわけで,太陽と月の引力が地殻になんらかの影響を及ぼしても不思議ではないような気はするけど.

  時々,太陽系の惑星の配列がやはり地殻に影響を及ぼすのではないかという話題を見かけることがある.幼少の頃読んだ「ノストラダムスの大予言」(この言葉ももう死語か?)の本にも太陽系の惑星が十字形にならぶ「グランド・クロス」のことが書かれていたのを覚えている.
  そこで,太陽系最大の惑星,木星の引力が地球に及ぼす影響はどのくらいなのだろうかと思い立ち,ちょっと計算してみた.
  木星の質量は上述のように地球の318倍,月に比べると約2万6000倍.月が最も地球から離れる時で地球からの距離は約40万km,木星が地球から最も近い時で約6億2000万km(40万kmの1550倍).物体に働く万有引力は質量に比例し,距離の2乗に反比例するから,2万6000倍の15502分の1で木星の引力の影響が最も大きい時で月の引力の影響が最も弱くなる時の約1%ということになる.
  ・・・
  微妙な数字だ.大きいのか小さいのか.とりあえず,月の引力の1%程度では地球に及ぼす影響なんて無視できるだろうが,4億kmも離れていながら,たった40万kmの距離にある月の100分の1もの引力を及ぼしているというのは結構驚きだ.さすが「ジュピター」,太陽を除けば太陽系の総質量の3分の2を占め,「太陽系は太陽と木星でできていると言っても過言ではない」と言われるだけのことはある.逆に,その木星ですら地球には月の100分の1の引力しか及ぼさないんだから,他の惑星の引力なんてぜ〜んぜん無視できるよねぇ...

  その木星,昨日の夕方は見えていた.快晴になりそうな天気でもなく,「たまには自分の望遠鏡で木星でも撮ってみようか」なんて思っているうちに雲に隠れてしまった.その後,例によって例のごとく朝まで数時間おきに夜空を眺めていたが結局曇ったまんま(時折弱い雨も降った).

  星屋の苦悩はまだ終わらない・・・

SETI@home 現在の順位 世界…83,599位(/866,989人)国内…3,036位(/24,297人)
Einstein@home 現在の順位 世界…14,940位(/207,236人)国内…281位(/3,067人)

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2008年9月 1日 (月)

寝不足・・・

  いや天体写真の撮影で寝不足ならそれはそれでいいんだけど・・・
  昨日(31日)の夕方早い時刻には晴れ間が見えていた.天気予報は絶望的だったし,快晴になりそうな気はしなかったものの,「そこそこ晴れるかも・・・」と期待していた.

  が,

  20:00頃には無情の雨.「あぁ,やっぱりダメか」
  こういう天気が「たまに」ならばこれ幸いと早々と床につくところだが,いつもいつもだとそうもいかない.特にここ数日はなかなか眠ることもできず,空が明るくなるまで数時間おきに空を眺めてため息をつくばかり.おかげで無意味に寝不足が溜まってしまっている.

  今日から9月.そろそろ秋のメジャーな天体たちが見頃になってくる頃で,今年こそアンドロメダ銀河や“h-χ” 等の「まともな写真」をモノにしてやろうと意気込んでいるのだがはたしてチャンスは巡ってくるんだろうか・・・

SETI@home 現在の順位 世界…83,662位(/866,494人)国内…3,041位(/24,289人)
Einstein@home 現在の順位 世界…14,951位(/207,145人)国内…281位(/3,066人)

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