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2008年8月15日 (金)

終戦の日に

  スティーブン・ホーキング博士は
「地球のような高度の文明を造り出した星はそのせいで循環が狂い,極めて不安定な状態を来たし,宇宙全体の時間からすればほとんど瞬間に近い速度で自滅する」
という.
  一方,カール・セーガン博士は
「もし我々が地球外文明を発見したならば,それは,その文明が自己破壊の道を克服したことを意味している」
という.ホーキング博士のいう「不安定な状態」に「戦争」という問題が含まれるのならば,セーガン博士のいう「自己破壊の道を克服した」ということは「戦争を忘れた」ということでもあるまいか.

  観望会の折,子供たちに「宇宙人っているの?」と聞かれることは結構多いのだが,時々「宇宙人が攻めてきたらどうするの?」と聞かれることもある.そんな時私は,
「科学力を発達させると,戦争で自滅してしまう可能性もとっても高くなってしまう.地球までやってこられるほどに科学力を発達させた星の宇宙人は,きっと『戦争をしなくなった』宇宙人だから,地球まで戦争をしにやってくるなんてことは絶対にないと思うよ」
と答えている.子供たちにはあんまり理解してもらえないことが多いのだが,将来我々人類自身が戦争も忘れ,温暖化をはじめ,環境問題も乗り越え,「自己破壊の道を克服」して,いつの日か地球外文明と交流できる日がくることを期待して.

  さて,昨日(14日)夕方,水戸地方では激しい雷雨.恐怖感を感じる前に反射的にビクッとするほどの稲妻と雷鳴は久々の体験で一時は「日本もいよいよ沈没か?」というほど(思いっきり大げさだが)激しかった.これじゃあ星は見えないだろうということでおとなしく帰宅,北京オリンピックの野球の試合をテレビ観戦していたが,試合終了の頃には窓から明るい月が見えた.「雷雨の後の星空」とくればさぞ素晴らしいだろうと期待してしまうのだが...
2008年8月15日 自宅にて
それほどでもなかった...それでももっと早くこのくらいの空になってくれればもっと楽しめただろうに...

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