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2008年8月 6日 (水)

夏休みの工作にいかが?

  観望会の折,参加者から
「天体望遠鏡が欲しいのですが,どういう望遠鏡がいいのですか?」
と聞かれることがよくある.そんな時は,まず
「何を見たいですか?」
と聞き返している.「星が見たいにきまってるじゃん!」と言うなかれ.星といってもいろいろあるのだ.そして天体望遠鏡にも得手不得手というものもある.や惑星を見たいのか,星雲・星団を見たいのか,写真も撮りたいのか,眼視だけでいいのか...
  多くの場合,
のクレーターや土星の環が見たい」
という答えが返ってくる.
「それならば,望遠鏡を買う予算で日本各地にある公開天文台に行くことをお勧めします」
と答える.少ない予算で買える望遠鏡ではやはりたかが知れている.それに比べ,公開天文台なら,数百円程度の入場料で巨大な望遠鏡を覗くことができる.
「それで満足できるならそれの方がいいし,もっと興味がわいたら,今度は空いている時をみはからって「こんな天体が見たいんですけど」と他の天体を見せてくれるようにリクエストすることです.そうしているうちに望遠鏡を何に使いたいかがはっきりしてくるので,今度は腹をくくって予算を多めにし,望遠鏡の専門ショップに行って「予算はこのくらいで,こんなことをしたい」と言えば,それに最適な望遠鏡を紹介してくれると思います」
  や土星がいくら見応えがあるといっても,と土星はそれぞれ1つしかない.多くの場合,折角望遠鏡を手に入れても飽きてしまうのだ(もちろん,それで飽きずにそっちにのめり込んで行く人も少なくないのではあるが).昔の天文ガイドにこんな川柳が載っていた

  月を見て 土星を見たら インテリア

  憧れの天体望遠鏡を手に入れても,月と土星を見た後は飽きてしまってインテリアになってしまうということが多いのである.まさに言い得て妙.

  とは言え,一度欲しいと思ってしまったものはなかなか諦めきれないのが人情というもので(私などは欲しいものが大渋滞している.予算もないのに(号泣)).
  そんな人には手作りキットをお勧めしている.
「コルキットスピカ」(下)と「組み立て天体望遠鏡」(上)
下が定番「コルキット スピカ」上は星の手帖社から最近発売された組み立て天体望遠鏡.どちらも口径40mmで35倍.そしてお値段は3000円弱.小さくて見た目もちゃちだが,侮るなかれこれがなかなか良く見える.400年の技術の進歩とは恐ろしいもので,400年前,ガリレオが精魂込めて作った望遠鏡よりずっと良く見え,月のクレーターはもちろん,土星の環だってちゃんと見えるのだ.興味のある方,この夏休みの工作に挑戦してみてはいかがだろうか?ちなみに,私が実際に覗いてみた感じでは,使い勝手,扱い易さは星の手帖社のものが上,作る楽しさと見え味はコルキット スピカが上だと思う.しっかりした三脚を用意するのをお忘れなく.

  話は変わって...
  実は昨日(5日)も市内某公民館で観望会.というより,公民館のお祭りにブースのような形で参加したのだが...
  ベタ曇り.
  一応その場で天文教室も行ったが,参加したのは10名弱.あぁ不完全燃焼...

今年の観望会 予定…57 実施…34 中止…12 延期…3 屋内で天文教室…8 勝率….596(34勝23敗)
連敗で貯金がさらに1つ減って11.

SETI@home 現在の順位 世界…84,910(/856,527人)国内…3,092位(/24,114人)
Einstein@home 現在の順位 世界…15,446(/204,902人)国内…296位(/3,042人)

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