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2008年6月30日 (月)

特殊相対性理論

  1905年の今日(6月30日),アインシュタインが特殊相対性理論の最初の論文,“Zur Elektrodynamik bewegter Körper”(動いている物体の電気力学)を発表した.この後,特殊相対性理論を体系的に完成し,10年後には慣性系に限って論じていた特殊相対性理論を加速系にも適用できるようにした一般相対性理論を発表することになる.
  ご存知の通り,相対性理論は量子力学と並んで非常に難解な理論である.当然,私ごときが正確に理解することなんぞ到底無理な話ではあるが,理解できる範囲だけででも相対性理論に基づいて物事を考えるというのは実はなかなか楽しいものでもある.私自身,「相対性理論ほど面白い理論はない」と思っている(実は量子力学の方はホントにちんぷんかんぷんで全く理解できないのだが,もう少しでも理解できれば量子力学だってきっと面白いのだろうとは思っている).
  アインシュタインは,
1.力学法則はどの慣性系においても同じ形で成立する(相対性原理).
2.真空中の光の速さは光源の運動状態に無関係に一定である(光速度不変の原理).
という2つの仮定(公理)のみをもとに,思考実験によって新しい理論を生み出したのであった.

  細かい話は私自身ちゃんと理解できていないし,そんな中途半端な理解であってもここに書き始めたらいったいどれほどの長さの記事になってしまうか想像もつかないのでここではヤメておくことにするが,上の2つの公理が正しいと信じ,それによって「時間の相対性」に気づき,さらにそれを受け入れた(「自分」と「自分以外」で時間の進み方が別だなんて普通だったら到底受け入れ難いことだろう)というのだ(しかもそれが正しかったわけだ!)からアインシュタインの頭脳というのはいったどんなものだったのだろうと感嘆する.

  「相対性理論」をちゃんと勉強しようと思うとエラいことになってしまうが,さわりの部分だけを楽しむなら,一般向けに面白おかしく説明した本も多数出版されている.そういう本は単なる「読み物」として読んでみるのも面白い.次々と常識が常識でなくなるのはなかなか快感で,固い頭を柔らかくする効果もあったりして,普段普通に目にするものが新鮮に見えてくる.是非一度試してみることをおすすめしたい.

SETI@home 現在の順位 世界…86,841/840,483人)国内…3,188位(/23,849人)
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