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2008年4月21日 (月)

アポフィス再び

  2036年の4月に地球に衝突する可能性があるとして話題になった小惑星アポフィス(99942 Apophis).その後の観測と軌道予測により,現在では衝突の可能性は22万分の1と予想されている(99942 Apophis (2004 MN4) Inpact Riskによる)のだが...
  ドイツの13歳の少年ニコ・マルクワルト(Nico Marquardt)君が2029年4月13日に地球に接近する際,1個または複数の人工衛星と衝突,それにより,アポフィスの軌道がずれて次の2036年の接近の際に地球に接近する可能性が高くなり,その確率は450分の1になると指摘した.これに対し,ヨーロッパ宇宙機関はニコ君の計算が正しいと認めたらしい.
  2029年に地球に接近する際,アポフィスは高度3万2500km地点を通過するらしい.静止衛星の高度は約35786kmを回っているから衝突する可能性があるというのだ.しかし,NASAでは「2029年の接近の際にも人工衛星が集まる主要軌道付近を通過することはないので,衝突する可能性は極めて低い」としている.
  さてどっちに軍配があがるのか.ニコ君の方に軍配が上がってしまうと恐ろしい.もっとも,NASAより13歳の少年の計算の方が正しいということになったらそのことそのものも恐ろしいが.

SETI@home 現在の順位 世界…95,144位(/808,989人)国内…3,490位(/23,136人)
Einstein@home 現在の順位 世界…21,605位(/196,251人) 国内…424位(/2,937人)

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