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2008年4月 8日 (火)

ガリレオの望遠鏡

  先日発売になった大人の科学 Vol.19 ふろくのガリレオ式望遠鏡,凝り性の私は既に3本作った.ガリレオ式とケプラー式を見比べることができるように1本はガリレオ式に,1本はケプラー式に,そしてもう1本はディスプレー用に.
  そして機会がある度に夜空に向けている.最初は土星に向けてみて「やっぱりガリレオは凄かった」と思ったが,先日は天の川に向けてみた.
「何にも見えないぞ!」
いやホントに.この望遠鏡で天の川が星の集まりであったことを発見したガリレオっていったいどんな目をしていたんだろう?もちろん,当時の空と現在の日本の空では暗さが全然違うだろうけど.

  天体写真を撮る時,その天体が未知の天体(もちろん天文学上は既知だが私にとっては未知という意味)の時はとてもワクワクする.初めて見るその天体の姿というのは実に感動的だ.
  そこで思ったのだが...
  400年前ガリレオが望遠鏡を夜空に向けた時,その狭い狭い視野に見えたものは全てが未知の天体だったわけだ.それも,ガリレオ本人にとってというだけでなく,人類にとって未知だったのだ.土星の環,木星の衛星,金星の満ち欠け,太陽の黒点(!),プレセペ星団,天の川の星々,etc,etc,etc...ガリレオの感動と興奮はいったいどのくらいだったのだろう?毎晩毎晩望遠鏡にかじりつき,もう夢中で観測していたのではなかろうか.
  それから400年,普通の望遠鏡で見える天体はほぼ全てが(天文学上は)既知となったが,天体望遠鏡を覗いた時の眺めが感動的であることに(ガリレオが味わった感動とは程度の差こそあれ)変わりはない.来年は世界天文年.一人でも多くの人がその感動を味わうきっかけになることを願っている.

SETI@home 現在の順位 世界…96,944位(/803,745人)国内…3,563位(/23,054人)
Einstein@home 現在の順位 世界…24,213位(/194,923人) 国内…482位(/2,931人)

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