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2007年12月20日 (木)

遠い銀河

  すばる望遠鏡が110億光年彼方の銀河の姿をとらえた.110億光年彼方の姿をとらえたということは,110年前の宇宙に存在していた銀河の姿をとらえたということで,宇宙の年齢が137億歳と言われているから,宇宙が誕生してたった27億年しかたっていない頃の姿ということになる.そこにあった銀河はほとんどが円盤状の銀河で,楕円銀河が円盤銀河の衝突合体によって形成されてきたという説を支持するものだという.
  天文学者たちが遠い銀河を観測するのは,「宇宙がどのようにして進化してきたのか」を解明しようとするのが目的だろう.しかし,私としては,天文学者もやはり,遠い天体に憧れがあるのだと思いたい.天文学者たちもやはり,叶うかぎり遠い宇宙の姿を知り,彼らにとっての宇宙をもっと広くしたいのではないだろうか.「宇宙の果ては認識の果て」だから.
  このブログでも何度もふれているが,私自身も遠い天体には猛烈に憧れがある.上に書いた通り,私にとっての宇宙の果てをもっともっと遠くしたいのだ.私にとっての宇宙をもっともっと広くしたい.
  私自身がその姿をとらえた最も遠い天体はおおぐま座にある銀河の群れ,コンパクト銀河群HCG56で,その距離は4億光年.いくつかは楕円形に見えるが,どうやら全部円盤銀河らしい.
コンパクト銀河群HCG56
実はこの画像は近くのNGC3718  & NGC3729 を狙って撮影した時,一緒に写っていたもので,撮影してからしばらくは「ちっちゃな銀河がいくつか固まっている」としか思っていなかった.後になってここに写っている銀河の群れが実は4億光年も彼方のものだと知った時はとても興奮したものだ.
  こうして遠方の天体について考えるとき,なんだろう,言葉で表せない気分になる.じっとしているのがもどかしくなる.次の撮影のチャンスがたまらなく待ち遠しくなる.その割には「いざ撮影日和!」になると「寒いなぁ」「休みたいなぁ」と思ってしまうのだが...

  もっともっと遠くの天体の姿をとらえてみたい.叶うことならありとあらゆる天体の姿をとらえてみたい.もちろん,そんなことは不可能だけど.さて私は生きている間にどれだけの天体の姿をとらえることができるのだろうか...

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