« 2007年11月 | トップページ | 2008年1月 »

2007年12月31日 (月)

ようやく晴れて

  昨日(30日),天気予報は「晴れ時々くもり」だった.
  が,朝から雷をともなった激しい雨で時々雹も降ってきた.午後になっても天気予報には「晴れ」マークが並んでいたのにいっこうに晴れず.
  ようやく晴れてきたのは夕方になってから.まぁ私にとっては昼間の天気などどうでもよいわけで,夜さえ晴れてくれればそれでいいんだけど.
  そして夜.満を持してタットル彗星(8P/Tuttle)にリベンジ!と意気込んで外へ出てみたものの...やっぱり空の透明度が低いんだよなぁ...12月も末だってのに...
  それでも折角晴れたのでタットル彗星に再挑戦.昨日は導入に手間どったものの,なんとか捉えることができた.
タットル彗星(8P/Tuttle) 2007年12月30日撮影
かなりノイズだらけになってしまったけど.でもやっぱり見応えはないねぇ...

  あ,いつもの写真撮るの忘れてた...

SETI@home 現在の順位 世界…135,671位(/743,304人)国内…5,060位(/22,080人)
Einstein@home 現在の順位 世界…41,158位(/185,670人) 国内…790位(/2,802人)

この記事を読んで「また派手な彗星がみたいよねぇ」と思ってくださった方,こちらをクリックして共感の投票をお願いします→にほんブログ村 写真ブログ 天体写真へ

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007年12月30日 (日)

天気予報が大ハズレ

  そろそろ月の出の時刻も遅くなってきたし,タットル彗星(8P/Tuttle)も見頃になっているのではないか.
  一昨日(28日)夜の段階では昨日(29日)の予報は「雨のち晴れ」それならきっと彗星を狙うチャンスがあるだろうと手ぐすね引いて待っていたのだが...
  昼を過ぎても,夕方になってもいっこうに晴れず.夜半前にはついに雨まで降り出した.それでも「もしかして晴れるかも」と思い,ちらちらと外の様子を伺いながら04:00頃まで粘ったが,雨が止むことはなかった.夜が明ける頃からその雨は激しくなり,先ほどまでは激しい雷を伴い,挙句の果てに雹まで降ってきた.
  私も昨日から年末年始の休暇中.ということは今なら夜ナンボ無理しても昼間休んでいられるわけで,こんな時こそ晴れてほしいんだけど...やっぱり世の中そううまくはいかないらしい...

SETI@home 現在の順位 世界…135,625位(/743,083人)国内…5,056位(/22,080人)
Einstein@home 現在の順位 世界…42,539位(/185,536人) 国内…813位(/2,801人)

この記事を読んで「天気予報はもっと当たるようになってほしいよねぇ」と思った方,こちらをクリックして共感の投票をお願いします→にほんブログ村 科学ブログ 天文学・宇宙科学・天体観測へ

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007年12月29日 (土)

手を出すのは危険?

  地元の新聞に先日水戸二高天文部と合同で開催した観望会の記事が載っていた.そこには天文部が復元したハーシェルの望遠鏡の写真があった.
  それを見た職場の所長が
「こういうのがあるといいよね.折角手作りプラネタリウムがあるんだから,もう一つ何かあるといいよね.」
ってことは「望遠鏡を作れ」ってことですかい!?

気楽に言ってくれて...

  いや実は作るのは嫌じゃないんですよ.むしろ一度は挑戦してみたいとずっと思い続けているんですよ.ただ,一番心配なのが

  ハマってしまいそうだ

ということ.これが心配で手をだせない.私の性格だから,作り始めたら最後,「もっと大きなものを」「もっとカッコよく」「もっと高精度に」とか思い始めるに違いない.もともと進行性口径肥大症を患っている身だから,「最初は20cm程度で実験」,「次は30cmに挑戦」,「思い切って50cm」とか始まるに決まってる.身上つぶしてしまいそうだ.
  手を出すのが危険と解っていながら猛烈に惹かれている.私にとって望遠鏡製作は麻薬のようなものなのかもしれない.

SETI@home 現在の順位 世界…135,902位(/742,718人)国内…5,064位(/22,068人)
Einstein@home 現在の順位 世界…42,500位(/185,419人) 国内…813位(/2,796人)

この記事を読んで「アンタこり症なんだねぇ」と思ってくださった方,こちらをクリックして応援の投票をお願いします→にほんブログ村 科学ブログ 天文学・宇宙科学・天体観測へ

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007年12月28日 (金)

おおぐま座

  観望会の折,参加者に時々聞かれるのが
「一番好きな星座は何ですか?」

なかなか難しい質問.星座そのものにはあまり興味がなく,夜空に見える天体を探すための「地図」だと思っているけど,それなりに好きな星座もある.思いつくままに並べてみると,

オリオン座りょうけん座からす座かみのけ座おおぐま座 ...といったところか.やっぱり結構マイナーな星座が多いかも...

オリオン座はやっぱり星座の王様.この季節なら,身支度を整え,外に出た瞬間に目につく.澄んだ夜空にそのきらびやかな,そして均整のとれた姿を見ると,何だかすーっと晴れ晴れとした気分になり,しばらく眺めていたくなるものだ.が,実はこの星座には私の好きな系外銀河が(目立つものは)ない.星雲の王様オリオン大星雲
オリオン大星雲 2004年10月22日撮影
馬頭星雲といった有名どころの星雲をはじめ,その他にも面白い星雲は数多くあるものの,目立った系外銀河がないので,興味をもってじっくりと望遠鏡を向けるということは実は意外に少ない.
  りょうけん座オリオン座とは正反対.この星座には子持ち銀河
子持ち銀河 2003年2月7日撮影
をはじめとして,ひまわり銀河やらNGC4244やらくじら銀河やらと面白い系外銀河が目白押し.しかし,「星座」として眺めることがあるかというと...ほとんどない.だってねぇ...この星座で目立つ星はα星のコル・カロリとβ星のカラだけだし...

  からす座が好きなのは,たった一つ夢の中で見たことのある星座だからかも.自分でもよく解らないけど,妙に愛着があって,この季節の明け方や春に晴れていると必ず「今日はからす座見えるかな」なんて探すものだ.アンテナ銀河なんかは一度は撮ってみたいと思っていながら,実は望遠鏡を向けたことはただの一度もなかったりするけど.

  私としてはかみのけ座といえばMel.111
散開星団Mel.111 2007年2月16日撮影
こうして写真にするとイマイチだけど,この星団を双眼鏡で眺めた時の美しさは格別!夜空を見上げて「お,(Mel.111が)見えてる」と思った時はいつも双眼鏡を向けている.
  もちろん面白い系外銀河もたくさん.何と言ってもこの星座には↓コイツがある.
系外銀河NGC4565 2003年1月30日撮影
系外銀河NGC4565だ.エッジオン銀河の典型で,私の最も好きな天体.天体写真を撮り始めたころ,この天体の写真を撮るのが憧れだったこともあるけど,眼視で眺めるのも好き.
  その他にもこの星座には系外銀河のM98だのNGC4725だの面白い天体がこれまた目白押し.ただ,この星座が見頃になる頃は春霞に邪魔されることが多く,なかなか撮影できないのが残念.
  と言うわけで,かみのけ座もかなり好きだけど,星座としてのインパクトとなると...「ちょっと」かなぁ...夜空での存在感はかなり薄いわけで...

  で,おおぐま座
おおぐま座 2007年12月18日
(クリックして拡大,600 x 432 pixel,30kb)
これまた面白い天体には事欠かない.
系外銀河M81 2002年12月12日撮影

M81(実はコレが私の天体写真歴の中で最高の出来!)をはじめ,M82M101NGC3184NGC3718HCG56Holmberg II,etc,etc,etc...
  見頃になる時期が年末年始頃で,関東地方では一年中最も天候が安定する時期でもあるので撮影するチャンスにも恵まれるし.
  おおぐま座で最も目立ち,もっとも知られている星の並び,「北斗七星」が北の空に見え始めると,「そろそろ寒さが厳しくなるな」と思うと同時に「さぁシーズンだ!」と思うし,天体写真の撮影中に(冷えた体で暖かいラーメンでもすすりながら)ぼんやり眺めることも多い.そして,北斗七星が高く上がるようになると「(寒さも)もう少しの辛抱!」と思う.晩秋から初春にかけて,私にとっては最も季節の移り変わりを教えてくれるものでもあるのだ.
  さらにそのスケール感!北斗七星だけでなく,おおぐま座全景を眺めるとその大きさに圧倒される.眺めていると気持ちが大きくなった気がして,なんだかとても嬉しくなる.

  ...とまぁ,望遠鏡を向けても,肉眼で眺めても楽しめるのがおおぐま座というわけで,私が一番好きな星座は「おおぐま座」...かなぁ...

  ま,それぞれの季節にそれぞれ愛でる星座もあるわけで,そもそも「好きな星座」に順位をつけるなんてことに意味はないんですよ...やってみると面白いけど.

あ,昨日は結局天気がイマイチで彗星にはリベンジできませんでしたとさ...

SETI@home 現在の順位 世界…136,882位(/742,083人)国内…5,093位(/22,058人)
Einstein@home 現在の順位 世界…42,460位(/185,289人) 国内…813位(/2,796人)

この記事を読んで「やっぱりあんたホントに星が好きだねぇ」と思ってくださった方,こちらをクリックして応援の投票をお願いします→にほんブログ村 写真ブログ 天体写真へ

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007年12月27日 (木)

60勝43敗

  昨日(26日)は水戸二高天文部と合同で今年最後の観望会.天気予報は「夕方から曇り」だったが,曇ることなく予定通り実施.
  参加者は40名程度だったが,我らが主砲の30cm望遠鏡の他,天文部が用意した屈折望遠鏡,天文部が復元したハーシェルの金属鏡による反射望遠鏡がでて,観望対象はに火星,アンドロメダ大銀河h-χE.T.星団.空の透明度がイマイチで銀河星団の見応えは今ひとつだったけど,この時期としては珍しくシンチレーションが落ち着いていて火星面上の模様もよく見え,なかなか盛り上がった観望会になった.
  私もハーシェルの望遠鏡を初めて覗かせてもらい,と火星を見たが,見え具合は「まぁこんなものか」といった感じ.しかしこういう望遠鏡で天王星を発見したのだから凄い.

  これで今年の観望会は予定が103回あって実施(晴れて実際に星を見ることができた)が丁度60回.中止や延期が合計で32回,曇ってしまったので屋内で天文教室を実施したのが11回.60勝43敗の貯金17で勝率は5割8分2厘.今年のセ・リーグなら優勝できたか?
  天文教室まで含めれば70回以上にわたり,星を仲介にして多くの人と時間と感動を共有することができ,それなりに充実した一年だった.天体写真の方はあまり成果があがっていないけど.

  観望会終了後はタットル彗星に再挑戦すべく勇んで帰宅.
「さぁやるか!」と思ったところで気がついた.

CFがない...

  職場にデジカメ用のコンパクトフラッシュを忘れて帰宅してしまったのだった.月が暗いときならそれでも何かしら別の手を考えて粘るところだけれど,どうせ月が明るいのであっさり諦めた.当然,いつもの写真もなし.せっかく晴れたのに勿体ない...
  ま,今晩も晴れるようだし,今度こそリベンジするさ.

SETI@home 現在の順位 世界…137,556位(/741,597人)国内…5,118位(/22,045人)
Einstein@home 現在の順位 世界…42,781位(/185,165人) 国内…821位(/2,795人)

この記事を読んで,「来年もしっかりやりなよ」と思ってくださった方,こちらをクリックして応援の投票をお願いします→にほんブログ村 科学ブログ 天文学・宇宙科学・天体観測へ

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007年12月26日 (水)

彗星はいずこにありや

  昨日(25日)は「今晩は一つタットル彗星(8P/Tuttle)でも狙ってやろう」と思っていた.21:00頃は所々薄雲が出ていたので「もう少し雲がなくなってから...」と思い,様子を伺っていたが,23:00頃には快晴になった.
「よし,やるぞ!」
と意気込んで外に出てみたが...
2007年12月26日 自宅にて
う゛ぅ...月が強烈...
星図をたよりに双眼鏡で探すこと数十分...
「やっぱり無理だぜ...」
しかし諦めきれずにポタ赤とカメラを持ち出し,とりあえず彗星があるはずの空に向けてシャッターを切る.
「これでもわからないや...」
カメラの液晶画面では結局解らずじまいだった.

が,今朝になって撮影した画像をPC上でチェックしてみたところ,
「ちゃんと写ってるじゃん!」
ということで無理やりコンポジットしたのが↓この画像.
タットル彗星(8P/Tuttle) 2007年12月25日
心なしか画像左上(北東方向)に尾が伸びているようないないような...

カシオペア座ですら時々見失うほど強烈な月明かりの下,彗星の位置をほとんど把握できていない状況でもちゃんとその姿をとらえられたのは今月初めに購入した新兵器の威力.うん,良い買い物だった.

  というわけで,とりあえず彗星の姿をとらえることには成功したのだが,これではやっぱり中途半端.今晩にでもまた狙ってみたいけど...天気がダメかも...

SETI@home 現在の順位 世界…138,362位(/740,984人)国内…5,151位(/22,027人)
Einstein@home 現在の順位 世界…43,124位(/185,006人) 国内…826位(/2,792人)

この記事を読んで「よく見つけたねぇ」と思ってくださった方,こちらをクリックして応援の投票をお願いします→にほんブログ村 写真ブログ 天体写真へ

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007年12月25日 (火)

トランクォリティ・ベース

  日本の月周回衛星「かぐや」がアポロ17号の着陸地点をハイビジョンで撮影,その画像が公開された.
  これはアポロ17号ではなく,アポロ11号(つまり初の月面着陸)の時の話(実は私はまだ生まれる前だ)だが,その交信記録の中で好きな部分がある.
  アポロ11号のアームストロング船長とオルドリン飛行士は,月に着陸後,コールサインを「トランクォリティ・ベース」と突然何の説明もなしに変更した.コールサインをいきなり変更してしまうと地上局との交信の際,何らかの混乱をきたすかもしれないし,混乱しないまでも地上局側からどうしてそう変更したのかなど確認がありそうなものだ.しかし,地上局側は即座にその意図を汲み,無線で着陸船に呼びかける際,「トランクォリティ・ベース,こちらヒューストン…」と呼びかけている.
  このことについてはあまり広く知られてはいないし,詳しく説明されている文書などは何もなく,私の勝手な想像に過ぎないが...
  アームストロング船長はずいぶん前からこの「いたずら」を思いついていたのではないか.月に着陸することを心待ちにし,遂に着陸したとき,ためらいなくこの「いたずら」を実行に移した.このわずかなやりとりに着陸船と地上局の間の絶大な信頼関係と,着陸船,地上局双方にとっての「月着陸成功」の興奮や達成感を感じる.
  そして今,日本の探査機が月を周回している.その「かぐや」が撮影した「地球の出」のハイビジョン映像には感動した.あと数年から数十年の間には人類が再び月に立つ日もやってくるだろう.その時,どのような感動を味わうことができるのか.その日がくるのが待ち遠しい.

SETI@home 現在の順位 世界…138,908位(/740,532人)国内…5,178位(/22,006人)
Einstein@home 現在の順位 世界…43,490位(/184,820人) 国内…827位(/2,789人)

「人類が再び月に立つ日が楽しみ」と思っている方,こちらをクリックして共感の投票をお願いします→にほんブログ村 科学ブログ 天文学・宇宙科学・天体観測へ

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007年12月24日 (月)

不完全燃焼

  昨日(23日)は朝から雨.その雨が午後には上がり日没の頃には快晴になっていた.夕方からは城里町ふれあいの里天文台で観望会の予定だったが,自宅を出発する19:30頃には全天の半分ほどが雲に覆われるあいにくの天気になっていた.「もしかして閉館になるんじゃ...」という不安もあったけどとりあえず天文台へ.
  幸い,天文台は開館できたけど,参加者は2人.しかも雲がさらに広がって,月齢13.8の月も時々見えなくなる始末.その後火星も導入してみたけど,赤道儀の調子が悪くて微調整がしづらいので倍率を上げられず.シンチレーション(空気の揺らぎによる像の乱れ)の具合は落ち着いていて,低倍率倍率ながら表面の模様(大シルチスが見えていたか?)もなんとか解る状況だっただけに残念!
  しばらく天気の状況を見ていたけど少しも良くならず,そのまま閉館.あーあ,なんだか不完全燃焼...

  この天気,天文台閉館後30分ほどで一時回復.それを見て急いで帰宅したけど,帰宅時にはまたベタ曇り.相変わらず天気にはおちょくられているらしい...

SETI@home 現在の順位 世界…138,991位(/739,856人)国内…5,179位(/21,976人)
Einstein@home 現在の順位 世界…44,224位(/184,683人) 国内…840位(/2,788人)

今年の観望会 予定…102 実施…59 中止…27 延期…5 屋内で天文教室…11 勝率….578(59勝43敗)
不完全燃焼ながら連敗は2で止まり,貯金が1つ増えて16.

この記事を読んで,「天気にはよく泣かされるよねぇ」と思った方,こちらをクリックして同情の投票をお願いします→にほんブログ村 科学ブログ 天文学・宇宙科学・天体観測へ

| | コメント (1) | トラックバック (0)

2007年12月23日 (日)

隕石の衝突

  昨日(22日)は朝から曇りで夕方には雨.予定されていた観望会は中止となり,観望会の予定があったので「欠席」のつもりだった忘年会に出席.良かったんだか悪かったんだか...
  帰宅した後も天気は変わらず,結局朝まで雨.当然写真も撮れなかったわけで,他にめぼしい話題もないので今日も隕石の話題.
  最近起こった地球上への隕石落下を(ちょっと)調べてみたが,これが結構あるものだ.まず「ツングースカ事件」.今からちょうど100年ほど前の1908年6月30日,ロシアのポドカメンナヤ・ツングースカ川上流の上空で起こった天体爆発.衝突クレーターのようなものは見つかっていないが,半径30kmにわたって森林が炎上,約2150km2の範囲で樹木がなぎ倒された.この状況から推定される爆発力はTNT火薬にして10〜15メガトンに達するとされ,直径60〜100m,質量が約10万トンの天体が地球に落下,地表から6〜8km上空で爆発して完全に四散したと考えられている.
  1947年2月には「シホテアリニ隕石」の落下事件が起こっている.ロシア(またロシアだ)・シホテアリニ山脈近隣で太陽より明るく輝く火の玉が目撃され,ものすごい爆音が轟いた.爆発の中心はウラジオストクの北東440kmの地点で,1.5km2の楕円形の地域に無数の隕石片が落下した.そのいくつかはクレーターを作り,最大のものは直径26m,深さ6m.地上に残っていた最大の隕石片は重さ300kgほどだったが,質量900トン弱の小惑星が秒速14km(←隕石の衝突としてはかなり遅くないか?)で地球に衝突したと推定されている.

  こうして見てみると(とはいえ,サンプルが2件しかないが),50年に一度くらいは隕石が衝突しているようだ.とすると,次はそろそろだ...と思ったけど...
  そう言えば実はあったのだ.
  2003年6月16日午後10時10分頃,北関東の広い範囲で「ドーン」と大きな爆発音が響き,警察や消防に通報が相次いだ.この爆発音に関連するとみられる衝撃波は地震計などでもとらえられていた.集められた情報から,隕石が栃木県,茨城県付近の上空を北西から南東に通り,千葉県銚子沖の海上で燃え尽きたか,もしくは海上に落下したものと推定された.
  これも「隕石の衝突」とすれば今後50年くらいはこのようなことが起こらないことに(単純には)なるが,これではちょっと小さすぎるかも!?

SETI@home 現在の順位 世界…139,804位(/738,819人)国内…5,212位(/21,947人)
Einstein@home 現在の順位 世界…44,195位(/184,552人) 国内…839位(/2,785人)

今年の観望会 予定…101 実施…58 中止…27 延期…5 屋内で天文教室…11 勝率….574(58勝43敗)
2連敗で貯金が1つ減って15.

この記事を読んで,「やっぱり隕石はちょっと怖いかも」と思った方,こちらをクリックして共感の投票をお願いします→にほんブログ村 科学ブログ 天文学・宇宙科学・天体観測へ

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007年12月22日 (土)

火星に隕石が!?

  昨日(21日)の記事には地球に小天体が衝突する確率云々を書いたが,今日になってみると↓こんな記事が.

「隕石,火星と衝突か=1月末に75分の1の確率ーNASA

なんとタイムリーなニュースだ...
  今年11月末に発見された小惑星2007WD5が来年(2008年)1月30日頃75分の1の確率で火星に衝突するらしい.もし本当にこれが起これば人類が目撃する(「目撃」できるかどうかは解らないが)2度目の天体衝突(衝突しつつある,あるいは衝突している最中の銀河ならいくらでも見ているが)ということになる.
  火星は地球の半分の大きさしかないわけで,火星に隕石が衝突するなら,地球にだって衝突することは充分にありえるということになるだろう(もっとも,地球の場合は大気があるので地表に衝突する可能性はずっと低くなるかもしれない).もしこれが火星でなくて,「隕石,地球と衝突か=1月末に75分の1の確率」なんてニュースが発表されたら世界中がパニックになるかもしれない.やっぱり,国会もUFO云々で盛り上がっている暇があったら,地球に衝突する天体に対する対策を議論して欲しいと思う.

  昨日の記事ついでに,UFOと見間違えそうなものを一つ.昨日17:28頃,月の近くで見られたコレ↓
Iss_071221
17:26頃に北北東高度15°くらいの空に現れ,高速で移動,数分後光度を増しつつ−2等ほどになり,写真のように月の近くを通過(実は月の左下には,さらに中央下端にはヒヤデス星団も写っている),17:29頃東南東の低空に消えていった.
  正体は国際宇宙ステーション(ISS).じっとして見ていれば直線状に移動して見えるが,歩きながら見ていると(しかも近くに高い建物があったりすると余計に)コイツがジグザグに飛行しているように見える.天文家なら見慣れているので何とも思わないが(というか,すぐ「おぉ!ISSだ!」と思うだろう),見慣れていない人には正体が解らないので「今のUFOだったんじゃ...」と思うかもしれない.
  時には↓こんな強烈なものもある. 2007-08-12 19:30:32 Iridium43による閃光
これは今年8月12日に見られたイリジウムフレア(衛星携帯電話サービスのための人工衛星が明るく光って見える現象)で,このときの光度はなんと−8等.知らない人がこんなものをいきなり目撃したらさぞビックリするだろう.私自身,過去に何度か目撃していたが,その頃はまだコイツが「イリジウムフレア」であることを知らず,それなりに謎だった.正体を知って「なぁるほど!」と思ったわけだ.もっとも,謎ではあってもそれがUFOだとは思わなかったが.

  まぁとりあえずUFOだ隕石だという議論はおいといて,国際宇宙ステーションやイリジウムフレアなどを見て見たいと思った方,Heavens Above というページで出現予報が見られるのでチェックしてみてはいかが?

SETI@home 現在の順位 世界…139,948位(/737,731人)国内…5,213位(/21,919人)
Einstein@home 現在の順位 世界…44,587位(/184,399人) 国内…845位(/2,785人)

この記事を読んで,「やっぱり隕石対策はしておいた方がいいのかも」と思った方,「人工天体を見てみたいかも」と思った方,こちらをクリックして共感の投票をお願いします→にほんブログ村 科学ブログ 天文学・宇宙科学・天体観測へ

| | コメント (2) | トラックバック (1)

2007年12月21日 (金)

UFOより

  内閣が「UFOはいない」とコメントしたことで国会はかなり揺れてしまったようだけど...
  なんだかなぁ...
  「UFOは絶対いる」と信じている人もいるだろうけど,私自身は信じていないし,少なくとも客観的にみてUFOが存在するという「だれもが信じるに足る証拠」というものはまだただの一つもない.
  それに対して,地球に衝突する天体が存在する確率が0ではないことは既に明らかだ.それまでは「天体同士が衝突するなんてことはありえない」と考えられていたのに,1994年7月16日〜22日に木星の引力による潮汐力で砕かれたシューメーカー・レビー第9彗星の分裂核が相次いで木星に衝突したのだ.その衝突のエネルギーはTNT火薬にして100万メガトン,広島型原爆の1000万倍から1億倍にのぼり,地球上のすべての核兵器を集めても及ばないという.木星には衝突したのに地球には衝突することはありえないなんていうことは考えられないから,それ以来世界中で地球に接近する小天体の捜索が始まった.2004年5月頃,日本でも肉眼で見え,我々天文家を楽しませてくれた↓ニート彗星(C/2001 Q4 NEAT
ニート彗星 2004年5月撮影
も,同じ頃日本では地平線近くでしか見えず,今一つ楽しめなかったリニア彗星(C/2002 T7 LINEAR)もそれぞれNASAのジェット推進研究所がパロマー天文台で行っている地球近傍小惑星サーベイ(Near-Earth Asteroid Tracking : NEAT)とリンカーン研究所の地球近傍小惑星探査(Lincoln Near-Earth Asteroid Research : LINEAR)が発見した彗星だ.これらの研究・探査チームはこれまでに数多くの彗星や小惑星などを発見している.日本でも美星スペースガードセンターを中心に同様の探査が行われており(愛称?はバッターズ(Bisei Asteroid Tracking Telescope for Rapid Survey : BATTeRS)),つい先日(18日)に直径約500m,2008年1月7日頃地球に1500万kmまで接近する地球近傍小惑星2007 YZを発見している.
  ちょっと調べてみたところ(必ずしも正しい情報ではない),小惑星2002 NT7が2019年2月1日頃地球に最接近し,地球に衝突する可能性は数百万分の1,直径約300mの小惑星「アポフィス(2004 MN4)」が2036年4月13日に最接近し,衝突する可能性は37万分の1から4万5000分の1だそうだ.どちらにしても,現在のところは大騒ぎするほど可能性は高くない(というより,あくまで「現在のところは」衝突する心配はないと言っても良いくらい?)が,同時に可能性が0でないということも明らかだ.これほど小さな天体(それでももし地球に衝突したら大変なことになる.ちなみに,アリゾナ州にある直径1.5km,深さ170mの衝突クレーター「バリンジャー隕石孔」を作った隕石は直径50mくらいだと言われている)だと,ちょっとした要因で軌道が変化するから,これから先,衝突の可能性が高くなるかもしれないし,低くなるかもしれない.2030年頃になって,「アポフィスは地球に確実に衝突する」ということになっても何ら不思議はないのだ.
  アメリカではNASAが2005年に「ディープインパクトミッション」(テンペル第1彗星(9P/Tempel)に衝突体をぶつけるという実験)を行っている.これは,彗星核に衝突体をぶつけることにより,飛び散った物質を観測することで,彗星の正体に迫ろうとする科学的な意味があったわけだが,同時に,地球に接近してくる小天体を「迎撃」できるかというテストの意味もあったそうだ.
  日本ではどうか.もし「確実に地球に衝突する」天体が見つかった時の対策は何一つ考えられていない.内閣が存在するかどうかもわからないUFOについて議論している暇があったら,可能性が0でないことが確実な地球衝突天体に対する対策を講じて欲しいと思う.三十数年後には(現段階,最大で)4万5000分の1の確率(これでも年末ジャンボ宝くじで1等を当てるより高い確率なのでは?)で小天体が地球に衝突するのだから.

  本文とは何の脈絡もないけど,↓今朝薄明開始直後の夜空.
2007年12月21日 自宅にて
日本の夜空は今のところ平和らしい...

SETI@home 現在の順位 世界…140,694位(/734,163人)国内…5,233位(/21,821人)
Einstein@home 現在の順位 世界…44,960位(/184,226人) 国内…852位(/2,782人)
↑これだけたくさんの人が毎日宇宙人を探していてまだ見つかっていないというのにねぇ...

この記事を読んで,「やっぱりUFOよりNEONear Earth Object:地球近傍天体)の対策の方が先だよ」と思った方,こちらをクリックして共感の投票をお願いします→にほんブログ村 科学ブログ 天文学・宇宙科学・天体観測へ

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007年12月20日 (木)

遠い銀河

  すばる望遠鏡が110億光年彼方の銀河の姿をとらえた.110億光年彼方の姿をとらえたということは,110年前の宇宙に存在していた銀河の姿をとらえたということで,宇宙の年齢が137億歳と言われているから,宇宙が誕生してたった27億年しかたっていない頃の姿ということになる.そこにあった銀河はほとんどが円盤状の銀河で,楕円銀河が円盤銀河の衝突合体によって形成されてきたという説を支持するものだという.
  天文学者たちが遠い銀河を観測するのは,「宇宙がどのようにして進化してきたのか」を解明しようとするのが目的だろう.しかし,私としては,天文学者もやはり,遠い天体に憧れがあるのだと思いたい.天文学者たちもやはり,叶うかぎり遠い宇宙の姿を知り,彼らにとっての宇宙をもっと広くしたいのではないだろうか.「宇宙の果ては認識の果て」だから.
  このブログでも何度もふれているが,私自身も遠い天体には猛烈に憧れがある.上に書いた通り,私にとっての宇宙の果てをもっともっと遠くしたいのだ.私にとっての宇宙をもっともっと広くしたい.
  私自身がその姿をとらえた最も遠い天体はおおぐま座にある銀河の群れ,コンパクト銀河群HCG56で,その距離は4億光年.いくつかは楕円形に見えるが,どうやら全部円盤銀河らしい.
コンパクト銀河群HCG56
実はこの画像は近くのNGC3718  & NGC3729 を狙って撮影した時,一緒に写っていたもので,撮影してからしばらくは「ちっちゃな銀河がいくつか固まっている」としか思っていなかった.後になってここに写っている銀河の群れが実は4億光年も彼方のものだと知った時はとても興奮したものだ.
  こうして遠方の天体について考えるとき,なんだろう,言葉で表せない気分になる.じっとしているのがもどかしくなる.次の撮影のチャンスがたまらなく待ち遠しくなる.その割には「いざ撮影日和!」になると「寒いなぁ」「休みたいなぁ」と思ってしまうのだが...

  もっともっと遠くの天体の姿をとらえてみたい.叶うことならありとあらゆる天体の姿をとらえてみたい.もちろん,そんなことは不可能だけど.さて私は生きている間にどれだけの天体の姿をとらえることができるのだろうか...

SETI@home 現在の順位 世界…140,694位(/734,163人)国内…5,233位(/21,821人)
Einstein@home 現在の順位 世界…44,931位(/184,043人) 国内…852位(/2,779人)

私と同じように遠くの天体に憧れをお持ちの方もそうでない方も,こちらをクリックして応援の投票をお願いします→にほんブログ村 科学ブログ 天文学・宇宙科学・天体観測へ

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007年12月19日 (水)

UFOはいない!?

  日本政府は18日,「地球外から飛来してきたと思われる未確認飛行物体」は存在しないと,閣議決定した答弁書で見解を示した.それに対し,町村官房長官は「個人的にはこういうものは絶対いると信じております」と語ったとか.
  私自身は「いない」と思う.というか,(私を含めて)毎晩のように夜空を見上げている天文家がUFOを見たという話を聞かないのがなんとも不自然だと思う.しかも,日本のアマチュア天文家は(私がどうかはともかくとして)とても優秀なのだ.日本のアマチュア天文家は新星に超新星,小惑星,彗星など次々に発見している.こういう「新天体」の発見は一朝一夕にできるものではなく,本当に毎日毎日の努力の結晶なわけで,新天体捜索をされている方のお話をうかがう度に「私にはとても真似できない」と思う.晴れていれば(月の明るさに関係なく)毎晩観測をするのは「当たり前」で,たとえ曇っていても雲間を狙って観測をされる方がほとんどだ.
  毎晩夜空を見上げていれば,「見慣れないもの」も良く見るものだ.ただそれは明るい人工衛星だったり,流星だったりといった,「確認済み」のものだけれども.そんな経験を数多くしているベテラン(これは私も含めて)なら,夜空を眺めている,その視野の端っこでも明るく光るものがかすめた時にはその方向に素早く視線を移すということがもはや体に染み付いている.だから普通の人に比べて流星を目撃できる数もずっと多いわけだ.もし晴れた夜にUFOが飛来していたなら,そんなベテラン達が見逃すはずはない.そうでなくても,時々夜空を見上げる人がUFOを目撃し,毎晩夜空を見上げている人たちが目撃しないというのは確率論的にも無理があると思う.ほとんどのケースは何かの見間違えだろう.人間の記憶なんていい加減なもので,「なんだか解らないもの」を見たという記憶は,時間とともにいろいろ変わってしまうものだ.多くの天文家はそんな「見慣れないもの」を見てもすぐにそれが何であるか,どうしてそう見えたのか説明できるから,それがUFOだなんて思わないのだろう.私自身,夕方に歩きながらISSを見た時や,建物の屋上に立っているアンテナに街灯の光が反射して見えていた時に「知らない人にはUFOに見えるかも」と思ったこともある.
  UFOや宇宙人の目撃証言などにもあまりに不自然な点が多すぎると思う.私が一番不思議なのは,地球外から,非常に遠距離を飛び越えて地球に飛来するほどの技術力(我々人類はまだ月までしか行けてない!)がありながら,大気があることが解っている惑星(それだけの技術力があるのだから,事前に地球に大気があることぐらい調査してあって当然!)に飛来するのになぜあれほど空力学を無視した機体でやってくるのだろうということ.いくら反重力装置のような進んだ動力を持っていたとしても,あれではあまりに非効率的だ.未知の惑星にやってくるのにあまりにリスクが大きすぎると思う.もう一つ,「報告される宇宙人って何でみんな人型で裸(もしかしたら生体組織を使った宇宙服なのかもしれないが)なんだろう?」ということだ.時々見かける「宇宙人の写真」とやらはいかにも「人間が想像しそうな」姿だ.もっと大胆にぶっとんだ姿だったり,逆に人間とほとんど見分けがつかなかったりした方がずっと自然だと思う.スターウォーズに出てくるクリーチャーの方がよっぽどそれっぽい.

  とまぁ,よく見かけるUFOや宇宙人の目撃証言などには否定的だが,地球外知的生命体(ETI)は必ずいると信じてもいる.我々とコンタクトできるかという点についてはかなり否定的ではあるけれども.でもその存在を信じているからこそ,今年の夏以来SETI@homeを続けている訳だし.

そして当然,夜空も見上げている.
2007年12月19日 自宅にて
昨晩は月が明るかったし,雲も結構出ていたので早々と床につき,寝過ごしたので見上げた夜空は明け方の空だけだったけれど...

SETI@home 現在の順位 世界…141,925位(/731,178人)国内…5,273位(/21,744人)
Einstein@home 現在の順位 世界…45,289位(/183,894人) 国内…859位(/2,778人)
↑参加総数がもとに戻った.やっぱり昨日のは何かのエラーだったらしい

この記事を読んで「UFOはやっぱりいないよねぇ」思った方,こちらをクリックして賛成の投票を,「いや,やっぱりUFOはいる!」と思った方もこちらをクリックして反対の投票をお願いします(どちらの投票だか区別はつきませんが(笑))→にほんブログ村 科学ブログ 天文学・宇宙科学・天体観測へ

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007年12月18日 (火)

「曇り」のはずじゃ...

  昨日(17日)夕方の天気予報では「茨城県北部,南部ともに今夜は(中略)曇り」.
  ところが夕方は快晴だった.
  しかしねぇ,いくら普段「天気予報なんかどうせ当たらない」と思ってはいても,天気予報で「曇る」なんて言われるとなかなか2時間もかけて機材を設営する気にはならないわけですよ...
  で,結局は明け方になるまで少しも曇らず...なんてこった...またチャンスを逃しちゃったじゃないか...
  仕方ないのでとりあえずいつもの写真.
2007年12月18日 自宅にて
せっかくの快晴なのにこれだけではあまりに寂しいので,昨晩は後ろ足の先がちょっとだけはみ出してしまったおおぐま座に再度挑戦...
  実は今度は頭の上がちょっとはみ出してしまったので,ズルして「ちょっとだけモザイク合成」して今度こそおおぐま座全景.
おおぐま座 2007年12月18日
(クリックして拡大,600 x 432 pixel,30kb)
ちょっと(かなり?)モザイクが下手でつなぎ目が分かってしまうけど.

  あーあ,またチャンスを無駄にしてしまった...上の写真,おおぐま座の尻尾の先にふたご座流星群のものと思われる明るい流星が写ってくれたのがせめてもの慰めか...撮影した時には気づいていなかったけど.

SETI@home 現在の順位 世界…141,925位(/192,892人?)国内…5,273位(/21,744人)
Einstein@home 現在の順位 世界…45,259位(/58,173人?) 国内…857位(/2,775人)
↑参加総数が激減してるのは何故?しかも日本国内は減ってないし...

この記事を読んで「とりあえずは天気予報を信用するしかないよねぇ...」と思った方,こちらをクリックして同情の投票をお願いします→にほんブログ村 写真ブログ 天体写真へ

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007年12月17日 (月)

あぁ勿体ない...

  ここ数日で疲れはピーク.そこへきて月が明るかった(月齢6.8)のですっかり油断して「今晩は撮影はナシ」と決め込んでさっさと布団に入ってしまった.あぁ...あったかい布団に入れるってなんという幸せ!
  今朝の水戸地方はかなり冷え込んでいた.03:00過ぎに目を覚ましたが,布団から出るのには相当気力が必要だった.窓から外を見ると快晴だったので,さらに気力を振り絞り,身支度をして外へ.
2007年12月17日 自宅にて
透明度はとりたてて「良い」というほどでもなかったけど,そこそこ澄んだ空.ふっと南を見たとき,なんとなくからす座が目に止まった.
からす座 2007年12月17日
この星座,実は文字通り「夢にまで見た」星座.まだ天体写真を始めたばかりの頃,撮影地まで行ったものの,曇られてしまい,車の中で仮眠をしているとき,なぜかこの星座が綺麗に見えている夢を見て「晴れてるじゃないか!」と飛び起きてみたら雨だったとかいうことがあった.これまで「夢にまで見た」星座はからす座だけ.なぜにこんなにマイナーな星座だけなのかよくわからないけど,それだけにこの星座には妙に愛着がある.この星座の天体はまだ一つも撮っていないんだけど...
  北に目をやれば北斗七星が高く上がっている.広大な面積を誇るおおぐま座は,実は全体を一枚の写真におさめるのがかなり大変.まだ時間と元気があったのでこの機会に撮っておこうと挑戦.
おおぐま座 2007年12月17日
う〜ん惜しい!後ろ足の先がちょっとだけはみ出してしまった.
  でもまぁこれで満足して再び布団へ.

・・・

  で,朝になってから気づいたのだが,昨日の月没は22:39.月が沈んでから薄明開始までたっぷり時間もあったので実は「撮影日和」だった.あぁ...勿体ない...

SETI@home 現在の順位 世界…142,854位(/728,089人)国内…5,307位(/21,654人)
Einstein@home 現在の順位 世界…45,635位(/183,663人) 国内…865位(/2,774人)

この記事を読んで「簡単に撮影日和を逃すなんてタルんでるぜ!」と思った方,こちらをクリックして叱咤の投票をお願いします→にほんブログ村 写真ブログ 天体写真へ

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007年12月16日 (日)

気力を振り絞ったのに

  昨日(15日)は城里町ふれあいの里天文台で城里町教育委員会主催のウィークエンドスクール.天文台一階で私の自作プラネタリウムを見てもらってから,二階にあがって望遠鏡を覗いてもらうはずだったが...例によって例のごとく,直前になって雲が広がってしまった.
  開始は早い時刻(18:00)で,その時刻の空にはまだまだ秋の星座がみえているのでプラネタリウムは秋の星座と古代エチオピア王家の物語.子供たちも最後まで一生懸命聞いてくれたし,まぁ良かったのかも.その後,なんとか月が見え,なんとか参加者全員に月を見てもらうことはできたようだけど,そこまで.その後はすっかりベタ曇りになってしまった.

  このウィークエンドスクール終了後は20:30から天文台で一般向けの観望会の予定だったが,こちらは曇りのため中止で,天文台はここで閉館.そんなわけでプラネタリウムの片付けを後回しにし,管理棟で夕食をご馳走になったのだが,夕食を食べ終わり,「さて後片付け」と思った時にはなんと快晴になっていた.なんてこった!
  さてどうしよう・・・昨日から2時間も眠ってないし・・・
  でもやっぱりこれだけ晴れているのにただ休んでいるわけにはいかない.意を決して再び天文台へ.今回の撮影対象に選んだ天体を苦労して導入したけど,
  「あれ?」
赤道儀の調子が悪い.なんてこったい!しかしどうにもなりそうにないのでこちらは諦めるしかなかった.あーあ,せっかく気力を振り絞ったのに空振りだよ...やっぱり世の中うまく行かない...
  しかしただ諦めただけでは芸がないので転んでもだだこねてただでは起きないということでふたご座流星群の流星を狙ってやろうということに.
  結局,昨晩も02:30頃まで粘ったけどついに戦果なし.
2007年12月16日 城里町ふれあいの里天文台にて
ま,透明度の高い美しい夜空は堪能できたし,ふたご座流星群の流星も数十個はみられたし.まぁこれで良しということにしておくか...

SETI@home 現在の順位 世界…142,854位(/726,815人)国内…5,307位(/21,654人)
Einstein@home 現在の順位 世界…46,031位(/183,544人) 国内…872位(/2,773人)

今年の観望会 予定…100 実施…58 中止…26 延期…5 屋内で天文教室…11 勝率….580(58勝42敗)
ダブルヘッダーに1勝1敗で貯金は変わらず16.

この記事を読んで「ツキがなかったねぇ」思ってくださった方,こちらをクリックして同情の投票をお願いします→にほんブログ村 科学ブログ 天文学・宇宙科学・天体観測へ

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007年12月15日 (土)

ふたご座流星群

  昨日(14日)から今日(15日)にかけての一晩は星空を満喫した一晩.
  まず夕方は市内某小学校で観望会.
  最初の観望対象は三日月.三日月というのはちょうど欠け際が面白く,望遠鏡を覗いた皆さんも
「うわー!写真みたい!」
と大喜び.
  そして次に火星.
「きれーい!」
とこちらも大喜び.シンチレーションの具合が悪く,表面の模様が見えなくて残念だったけど.
  観望会も後半になるとぼちぼちふたご座流星群の流星が見え初め,会場のあちらこちらで歓声があがり,子供たちも大喜び.
  観望会終了後はPTAの方が用意して下さったとん汁をみんなでごちそうになった.子供も父兄の方々もとん汁の会場に去ったところで残っていた子供に「星雲を見たい」とリクエストされたのでh-χアンドロメダ大銀河を導入.アンドロメダ大銀河を見て最も感動して大喜びしたのはその子のお母さん!
  その後私もとん汁をご馳走にないり,今度は私が大喜び.

  望遠鏡を撤収,一度職場に戻ってから,寒さをしのぐ準備を万端整えて今度は「ふたご座流星群を見よう」会.いざ戦場へ!
  会場についてみると...
  !
  駐車場には車がいっぱい!
  別にこのブログや城里町ふれあいの里天文同好会のページを見てというわけでもなさそうだったけど,会場には最も多い時で20名ほどの方が集まった.そこで,同好会員の一人が持ってきた13cm反射望遠鏡と,私が持っていった9cmマクストフで即席の観望会.ホームズ彗星やE.T.星団M81M82,など,など...
  この即席観望会も大いに盛り上がった.観望会の最中にも火球クラスの流星がいくつも流れてその度に歓声が上がっていたし.
  別に私の呼びかけで集まって下さったというわけでもないけど,こういう天文イベントの夜に,この場所(有賀町かたくりの里)にこれだけの人が集まったというのがとても嬉しかった.この場所はそのうち水戸の「星名所」になれるかも!

  同好会員以外の方が眠さと寒さに音を上げて去って行き,さぁ私も戦闘開始!
夏のペルセウス座流星群に続き,ふたご座流星群も↓こ〜んなに良く晴れた空の下で眺められるなんて・・・
2007年12月15日 水戸市有賀町かたくりの里公園にて
あぁ幸せ・・・
↓360°パノラマ星景写真もどうぞ
360°パノラマ星景写真 2007年12月15日 水戸市有賀町かたくりの里公園にて
(クリックで拡大,1872 × 400 pixel,150kb)
流星の数は多かったけど,例によって例のごとく,カメラを向けた方向にはなかなか流れてくれず,前半戦は戦果なし.日付が変わって午前02:00の極大を前にコンロでお湯を沸かしてラーメンタイム.カップラーメンで体を温め,元気を回復したところでいざ後半戦に突入!
そして遂に最初の戦果!
おおぐま座付近の流星 2007年12月15日
(クリックで拡大,600 x 398 pixel,59kb)
空がとても澄んでいて,ホームズ彗星も肉眼で見えたので欲張ってホームズ彗星と流星が一緒に写らないかと狙ってみたが....
Gemms_w17p_071214
狙い通りに明るい流星をゲット!画角の端っこだったのがちょっと残念だったけど.
(クリックで拡大,600 x 544 pixel,84kb)

  03:00を過ぎた頃から雲が広がり,04:00少し前に強制終了となったけど,今回はちゃんと戦果もあったので満足.

  いやしかし,観望会も楽しかったし,流星もたくさん(見ただけなら百数十個)見られたし.いや実に星空を堪能した一晩となった.来年もこうなるといいなぁ...

SETI@home 現在の順位 世界…143,680位(/726,123人)国内…5,324位(/21,607人)
Einstein@home 現在の順位 世界…45,965位(/183,444人) 国内…870位(/2,771人)

今年の観望会 予定…98 実施…57 中止…25 延期…5 屋内で天文教室…11 勝率….582(57勝41敗)
2連勝で貯金が一つ増えて16.

昨晩の流星群を楽しめた方も楽しめなかった方も,思う存分,そして力一杯堪能できた私にこちらをクリックして羨望の投票をどうぞ→にほんブログ村 写真ブログ 天体写真へ

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2007年12月14日 (金)

「ふたご座流星群を見よう」会は決行!

  先ほどいきなり雨が降ってきて一時はどうなるかと思いましたが,どうやら天気は大丈夫そうです.そこで,「ふたご座流星群を見よう」会は決行することにします.
  私は直前まで市内某小学校で観望会なので少し遅れますが,21:00頃までには参戦する予定です.
  くどいようですが,参加資格も参加条件もな〜んにもありません.途中参戦も途中撤退も自由です.気が向いたらぜひ参加してみてください.どうやらとても寒い(明日の水戸地方の最低気温は-2℃の予報!)ようですので,暖かい服装でお越しください.(付近にお住まいの方にご迷惑にならない程度に)みんなでワイワイ楽しく見ましょう!

| | コメント (1) | トラックバック (0)

土星の輪

  年間100回近い観望会に参加し,10000人近い方にいろいろな天体を見ていただいている.けど,いつもいつも面白い天体が見えるというわけではなく(もちろん,私本人にとって面白い天体は一年中必ずあるのだが,初めて望遠鏡を覗く人がM29なんかを見て面白いなんて思わない訳で),期待して観望会にいらした方が望遠鏡を覗いてがっかりする姿を見るのは私としてもちょっと辛い.そんな中,望遠鏡を覗いた瞬間,ほとんどの人が「わぁ!」と声を上げるのが↓コレ.
土星 2007年4月27日撮影
これは全国津々浦々,たくさんある公開天文台どこへ行っても同じだろう.文字通り「大スター」というわけだ.
  ところで,この輪っか,幅は60000km程度,地球を5つも並べられるだけあるのに,厚さは100m程度,我が水戸市の中心部にそびえ立つ芸術館のタワーほどだというから驚きだ.そして,この輪っかがなぜできたのかはまだ謎のまま(もちろん,「有力な説」というのは存在するのだけれど).観望会の時には,子供たちに
「この輪っかがなぜ,どのようにしてできたのかを世界中の天文学者が納得できるように説明できればノーベル賞が獲れます.みなさん,ぜひこれから一生懸命勉強して,土星の輪っかがどのようにしてできたかという謎に挑戦してください.」
と話している.付け足して
「そしてノーベル賞を獲ったら,インタビューで今日聞いた話がきっかけだったと必ず言ってくださいね.受賞の特別番組にはゲストとして出演しますから」
なんて言ってもいるけど.
  で,この土星の輪っか,現在のところ,およそ1億年前,軌道上の衛星に彗星が衝突してできたというのが一般的な考えだったが,カッシーニの観測から,太陽系形成期の45億年前頃誕生していた可能性が高いという研究が発表された.つまり,土星本体が生まれた直後にすでに輪っかも誕生し,その後姿を変えながら現在の姿になったというのだ.もっとも,ニュースでは「NASAの調査で判明」と書いてあるが,記事を読んだ限りでは「判明」と言っていいのか疑問があるけど.いずれにせよ,これからたくさんの議論がなされ,土星の輪が誕生したのが1億年前なのか45億年前なのか,どちらかの説が有力になる(「軍配が上がる」とまではいかないような気がする)だろう.それまでにまたたくさんの観測結果が得られ,また新しい説も生まれるかもしれないし.これからどのように進展していくのかとても楽しみだ.

  楽しみと言えば...
  今日はふたご座流星群の極大日.夕方から市内某小学校で観望会があり,その後は「ふたご座流星群を見よう」会.心配した天気もどうやら大丈夫そうだ♪ 相当寒いことが予想されるけど,少しでも寒さをしのげるようにと昨日新兵器を購入.あぁ...また想定外の出費をしてしまった...でも,せっかく想定外の出費をしたので,近くにお住まいの方,ぜひ参加してくださいね〜♪

SETI@home 現在の順位 世界…143,680位(/725,489人)国内…5,324位(/21,607人)
Einstein@home 現在の順位 世界…45,942位(/183,362人) 国内…870位(/2,769人)

この記事を読んで「土星ってやっぱり不思議だよねぇ」思ってくださった方,こちらをクリックして共感の投票をお願いします→にほんブログ村 科学ブログ 天文学・宇宙科学・天体観測へ

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007年12月13日 (木)

「星屋のつぶやき」2周年!

  私が今でも使っている初代EOS Kiss Digitalで使える円周魚眼レンズを手に入れたのを機に始めたこのブログ「星屋のつぶやき」も今日でまる2周年.その間,なんらかの理由(ネット環境がまるでないところに行っていたとか)でどうしても書けなかった日を除けば毎日必ず記事を書きつづけてきた.「日記でもつけてみようか」と思い立っても1ヶ月も続いたためしがない(記憶にないんだけど,1週間だって続いたことがなかったような...)私がよくここまでやったものだ.
  生まれてこのかた,大体何をやっても「三日坊主」だった私だが,こと天体に関することは長く続いている.この他にもホームページ内の『今日の天体』の更新はもう5年も毎日続けている(もっとも,毎日写真があるわけじゃないけど).星雲・星団の撮影のとき,撮影対象の決定にはおよそ900個の天体のデータベースを自分で作って使っている.地球は太陽のまわりを公転しているから,天体が中央子午線(真南と真北を通る子午線)を通過する時刻は1日に約4分早くなるわけで,このデータベースの「中央子午線通過時刻」は毎日更新しておかないとどんどんズレてしまう.したがって,およそ900個の天体について「中央子午線通過時刻」を更新するのが毎日の日課の最初になっている(もっとも,全部の天体について毎日調べなおしていたのではそれだけで一日が終わってしまうので,ほとんどは「4分早める」作業だけで,一部(120個程度)だけ新たに調べなおすようにしているのだが).で,この作業は天体写真を撮り始めたころからずっと続けているのでもう7年以上になるか.そして(もちろん天気が悪ければできないので毎日ではないけど)7年以上も天体写真を撮り続けている.
  もともと好きなことにはとことん熱中するタイプなので自分でも「さもありなん」という気もするけど,同時に「よくもまぁここまでやっているものだ」と感心したりもする.7年前と比べて最も違っているのは「体力」.今でも普通の人には絶対負けない自信(カラダスキャンで測ると体年齢は時々10代が出る!ちなみに体脂肪率は10%以下,メタボリックシンドロームには当分縁がなさそうだ)はあるけど,「寄る年波」というヤツには抗い難く,「昔はこうじゃなかったのに...」と思うこともしばしば.このブログもいつまで続けられるかわからないけど,よろしければこれからも時々ヨタ話にお付き合い願いたい.

でもこんな生活続けていたらいつまでたっても真っ当な人生にならないよねぇ...

SETI@home 現在の順位 世界…144,186位(/725,489人)国内…5,341位(/21,593人)
Einstein@home 現在の順位 世界…46,385位(/183,289人) 国内…875位(/2,767人)

この記事を読んで「やっぱりアンタ星が好きだねぇ」思ってくださった方,こちらをクリックして応援の投票をお願いします→にほんブログ村 科学ブログ 天文学・宇宙科学・天体観測へ

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007年12月12日 (水)

新作

  9日から10日にかけては久しぶりに冷却CCDを持ち出しての撮影.前回は9月だったので寒さも大したことなく,寒さと闘いながらの撮影はもっと久しぶり.その寒い中でこれまた久しぶりに食べたカップラーメン!いや美味しかったなぁ...(いやホント,冷えきった体で食べるカップラーメンは,「世の中にこれほど美味いものがあったのか!!!」と思うほど美味しいんですよ!涙が出るほど...)
  というわけで新作.
おおぐま座の系外銀河NGC3079
おおぐま座系外銀河NGC3079です.
  思ったよりは良く写ってくれましたが,ややボケボケな印象ですね.シンチレーションの具合が悪かったのかもしれませんが,一番の原因は赤道儀の追尾誤差のような気がします.早く買い換えたいと思ってはいるのですが...でも「色合い」はいい感じになっていると思います.色合いに関しては機材の性能はあんまり関係ありませんから...

この記事を読んで「天体写真の撮影っていろいろと大変だよねぇ」と思ってくださった方,「冷えきった体で食べるカップラーメンはやっぱりんまい!」と思った方,こちらをクリックして共感の投票をお願いします→にほんブログ村 写真ブログ 天体写真へ

| | コメント (0) | トラックバック (0)

スターライトファンタジー

  クリスマスが近くなり,今年も残り少なくなったこの時期,あっちこっちで行われる「ライトアップ」.その明かりで星が見えなくなってしまうので星屋としては困ったものだ(という話題,以前にもここに書いたような記憶もあるが).
  「ライトアップ」って(星が見えないという理由を差し引いても)いいと思わないんだけどなぁ...エネルギー問題が叫ばれ,「光害」による人体や生態系へ の悪影響がささやかれている昨今,わざわざやることじゃないんじゃないか.全国で行われているライトアップイベントを全部止めるだけで二酸化炭素排出量 だって結構削減できるのでは?と思ったりもする.
  私的に最低だと思っている(あくまで私個人としてであって,万人がそう評価するだろうと期待してのことではない)のが我が水戸市が行っている「スターライトファンタジー」.水戸駅前から中心市街地にかけて数万個の電球を灯してライトアップするというもの.そりゃあ綺麗なんだろうけど,問題は「スターライトファンタジー」といいながら「スターライト」つまり星の光が全く見えなくなってしまうこと.
  一月ほど前,我が職場(天文の仕事をしていると言っても立場は市職員で,職場も市の教育委員会の施設の中にある)に「スターライトファンタジー」に賛同する署名の依頼が回ってきた.当然,「私の立場ではむろん賛同できません.むしろ反対の署名を集めたいくらいです」と言って断った.

「スターライトファンタジー」っていうくらいなら電気消せよな...

SETI@home 現在の順位 世界…145,912位(/725,075人)国内…5,397位(/21,586人)
Einstein@home 現在の順位 世界…46,817位(/183,213人) 国内…885位(/2,766人)

この記事を読んで「やっぱり夜空は暗いに越したことはないよ」思った方,こちらをクリックして共感の投票をお願いします→にほんブログ村 科学ブログ 天文学・宇宙科学・天体観測へ

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2007年12月11日 (火)

「ふたご座流星群を見よう」会

(14日までこの記事をトップにおかせていただきます)
  14日に極大を迎える「ふたご座流星群」をみんなで楽しく見ませんか?

  14日午後8時から(参加者全員が寒さに音をあげるまで!),水戸市有賀町(旧内原町)かたくりの里公園で「ふたご座流星群を見よう」会を行います(と言っても「○○主催」とかいうたいそうなものではなく,ただみんなで集まってワイワイ楽しく見ようというだけですが).参加メンバーは城里町ふれあいの里天文同好会会員が中心ですが,もちろん会員以外でも全然問題ありませんし,参加資格も参加条件もな〜んにもありません.気が向いたらお越しください.
  極大の予報は14日21:00,翌15日02:00,04:00です.会場には建物らしきものは“あずまや”しかありませんので,寒さをしのぐ場所がありません.寒さ対策は十二分に用意してください.
  なお,当日の実施・中止の判断(どっちつかずの天気の場合でも天文同好会会員の誰かは会場に行っているはずです),会場への往復や会場内での安全対策,防寒(+暴漢?)対策など,すべて自己責任でお願いします.

(私本人は当日観望会の予定があるため,参加が少し遅れます)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

恵みの曇り

  昨日(10日)朝までに撮影した画像処理をしてみた.思ったよりも良く写っているようだ.撮り直さなきゃと思っていた2×2ビニング用のダークフレームは別なもので代用しても目立って悪い影響はでてないようなので急いで撮る必要はなさそうだ.
  昼間はそこそこ晴れで「もしかして2晩連続で撮影になるのでは?」と一度は覚悟し,撮影計画も立てたのが,夕方から雲が広がりはじめ,20:00頃にはベタ曇りになった.
  23:00頃にも空の様子を見に外へ出たけど,その時も一面の雲で火星だけが辛うじて見えていた.「これで今晩はゆっくり休めそうだ」というわけで布団へ.一度も目を覚ますことなく朝を迎えた.
  これで今晩晴れで明晩は曇り,そしてその次は晴れてその次は曇り...という具合になってくれれば最高なんだけど,世の中そううまくは行かないらしい.

  さて今日は昨日の画像を仕上げるとしようか...

SETI@home 現在の順位 世界…145,912位(/724,591人)国内…5,397位(/21,596人)
Einstein@home 現在の順位 世界…47,230位(/183,135人) 国内…893位(/2,765人)

この記事を読んで「晴れる時は晴れが続き,曇る時は曇りが続くもんなんだよねぇ」と思ってくださった方,共感の投票をお願いします→にほんブログ村 写真ブログ 天体写真へ

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007年12月10日 (月)

撮影中…には書けなかったので

  昨日(9日)夕方は快晴.透明度は可もなく不可もなくといった程度だったがとりあえずは撮影日和.和歌山往復の疲れも抜けてないし,少し風邪気味でもあったけど,久々の撮影日和とあってはじっとしていられるはずもない.
  早々と冷却CCDを持ち出して撮影に突入.いや実に久しぶり(9月20日から21日にかけて撮影して以来のこと).
  こんな時は機材の設営や撤収も含めて手順を忘れているんじゃないかとか,冷却CCDが調子悪かったらどうしようとか,赤道儀はちゃんと動くだろうかとか心配になるが,昨晩はとりあえず全部がそこそこ順調(もういいかげんヨレヨレになってしまっている赤道儀はやや機嫌が悪く,時々暴れたけど.今年こそなんとか買い換えようと思っていたのに,プラネタリウム製作に予想以上にお金がかかってしまって買えなかった...ちくしょう!悔しいけどやっぱり世の中金か!(笑)).
  いやしかし寒かった.今朝は水戸地方でも氷点下に下がったらしいし.いつも簡易観測室にしている愛車に老いるオイルヒーターでも持ち込んでやろうかとも思ったけど,多分まだまだ寒くなるだろうと思われるので「ここは我慢のしどころ!」ということで服装もできるかぎりあまり厚着にならないようにした.まぁね,この程度の寒さに耐えられないようではこれから先のシーズンを存分に楽しむことができなくなってしまう訳ですよ.
  このブログ,撮影に臨んだ時は撮影中に更新しているけど,今朝は大きなファイルをダウンロード中だったので更新できず(こういう時ブロードバンド全盛の時代にあっていまだにISDN程度の速さのネット環境しかないというのは結構辛い),更新が今になったのだが,いつもの写真はちゃんと撮影中に撮っておいたので,
2007年12月10日 自宅にて
↑これが撮影中の夜空.透明度はとりたてて良いというほどじゃあないけど,最近にしては良い方か.とった天体の画像の方もそこそこ良く写っているようなのでこれから処理するのが楽しみ♪(実はダーク画像を撮り直そうとしたものの,2×2ビニング用のものを撮っている時間がなくなってしまったので今晩にでも撮っておかないとカラー化はできないけど)

  撮影が終了し,機材の撤収も完了したのが06:00頃.その頃はもう東の空は明るかった.脳裏に浮かんだのはどこぞの天文同好会の会歌の一節.
「観測終えしベテランの 仰ぐ御空(みそら)に 日は昇る」
私は観測なんて大したことはやってないし,ベテランでもないんだけど.まぁでもほとんど徹夜で撮影をし,こうして明るくなっていく空を見上げるというのは何とも言えない充実感があるものだ.現在,とても疲れてはいるけれど,「心地よい疲労感」というヤツで,やっぱり私は天体が好きなんだなぁと実感している.

  今夜は曇ってくれないかなぁなんて思っている自分もいたりするけれど...

SETI@home 現在の順位 世界…146,359位(/724,108人)国内…5,406位(/21,573人)
Einstein@home 現在の順位 世界…47,667位(/183,066人) 国内…906位(/2,765人)

この記事を読んで「好きだけど大変なことをやってのけた時って,いくら疲れていても気分は爽快だよね」と思ってくださった方,共感の投票をお願いします→にほんブログ村 写真ブログ 天体写真へ

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007年12月 9日 (日)

新兵器登場

  今日の最初の記事(あぁ勘違い)に書いた通り,昨日(8日)の夕方は曇り.日付が変わる頃になってもその状況は変わらず,前の記事(宇宙の果て)に書いた「芸能界宇宙部」を見たわけだが,こうなるともうじっとしてはいられない.無性に星が見たくなり,とりあえず外へ.
  「晴れてるじゃないか!」
  もう時刻が中途半端な上,晴れているとは言え,どうも透明度が低いのでじっくりと天体写真の撮影に取り組むことはできなかったが,この機会に先日大阪で手に入れた新兵器の使い勝手のテストを兼ねて久々にホームズ彗星を狙ってみた.新兵器の威力は絶大で,もう双眼鏡で見ても微かにしか見えないこの彗星も一発で200mm望遠レンズの写野の中へ.
ホームズ彗星 2007年12月9日
透明度が低い中での撮影とは言え,淡くなったものだねぇ...
  で,その新兵器というのが↓コレ.
レッドドットファインダーの写真
携帯のカメラで撮ったのでかなりボケボケだけど,いわゆる「レッドドットファインダー」というヤツだ(実は購入したのはモロ銃器(玩具?)メーカーの製品なので「ドットサイト(照準器)と呼ばれるものだが).後ろから覗き込むと
レッドドットファインダーを後ろから覗き込んだところ ←こういう具合に真ん中に赤い点が写り,この点と写したい対象が重なるようにすれば写野に導入できるという仕掛けだ.
  フィールドスコープ等にデジカメを取り付ける,「デジスコ」やドブソニアン望遠鏡のユーザーでは愛用している方が多いらしい.いやコイツは便利.
  「試しに他の天体も...」と思って試してみたけれど,
ぎょしゃ座の散開星団M37
ぎょしゃ座散開星団M37も,
ふたご座の散開星団M35
ふたご座M35も簡単に素早く一発導入.
星座の写真を撮る時も,
ふたご座
両目で星座全体を見渡しながらカメラの向きを決められるので構図の決定がと〜っても楽♪
  気分がいいのでもう少し色々やりたいと思ったけど,
2007年12月9日 自宅にて
空が↑こんな状態では成果が期待できないし,ちょっと風邪気味だったりもするのでここでヤメにして撤収.いやしかしいい買い物をしななぁ...って,実は後で某天文ショップで買った方がずっと安く買えることが判明したけど...

この記事を読んで「いいものをgetしたのはいいけど損をしたねぇ」と思ってくださった方,同情の投票をお願いします→にほんブログ村 写真ブログ 天体写真へ

| | コメント (0) | トラックバック (0)

宇宙の果て

  土曜の25:00(つまり日曜の午前01:00)から「芸能界宇宙部」(チャンネルは忘れた)という番組が放送されているのをご存知だろうか.
  この番組,数人の芸能人が「宇宙」をテーマに研究発表をし,専門家がそれについてコメントするという,番組の企画としてはごく平凡と言ってもいいバラエティー番組なのだが...
  普通,このテの番組だと,その「研究発表」の内容がごくありふれていてちょっと天文をかじった人ならだれでも知っているものだったり,奇をてらった「エセ科学」だったりするのだが,この番組では最新の天文学にまで踏み込んでいて,ちきんと科学の裏打ちのある内容が扱われ,専門家がこれまた専門的見地からきちんと解説やツッコミをしてくれる.
  先週の第1回が「ブラックホールについて」,「宇宙人について」他.ブラックホールも安易にSF的な見方をせず,相対性理論まで踏み込んで議論がなされていたし,宇宙人もUFOや安直な宇宙人の怪しい画像などを持ち出すことをせず,太陽系外惑星探査の話や,生命が存在できる「ハビタブルゾーン」についての話題など,天文に詳しい人が見ても実に面白いと思う内容.この番組,是非ゴールデンタイムに放送して欲しいと思った.
  そして今回は第2回.今回もまた濃く深い内容の研究発表がなされていた.「タイムマシーンは実現可能なのか?」ではアインシュタインの相対性理論から,「運動の速度が大きければ大きいほど時間が進むのが遅いから,未来へ行くタイムマシーンは可能」という結論.つまり,未来へ行くタイムマシーンなら,可能な限り高速なロケットを作れば良いということで(それそのものは難しいのだろうが),別に特別はことをするわけではないから理論的には簡単.ただし(ここのところが安易なバラエティー番組と違うところ),光速を越えることはできないから過去へ行くタイムマシーンは不可能(もし光速を越えられれば時間軸の−の方向に運動することになるので過去に遡ることになる)と結論していた.
  そして一番印象に残ったのが「宇宙って何?」という内容.地球の大きさから始まり,太陽系や銀河系の姿.「天の川銀河」を含む局所銀河群(という言葉そのものは出てこなかったが),そして銀河団や超銀河団へ.さらにその先は?・・・「分からない」という研究発表だったが,そこは専門家がコメントをして,「知っているところまでが宇宙」という結論.
  一見,この結論はあまりに乱暴で,まやかしのような気がするだろうが,私自身,これと同じ様な話を5,6年前,当時国立天文台の台長だった海部先生の講演会で聞いた.その時は「宇宙の果ては認識の果て」という言い方だったが,つまりは「知っているところまでが宇宙」という言い方をしても本質的には違わない.もう少し科学的な匂いのする言葉を使えば「お互いに何の因果関係も及ぼさないものはお互いに存在しないのと同じ」ということなのだ.やや分かり易い例えを持ち出せば,北海道にいる蟻にとって,沖縄にいる蟻など存在しないのと同じ」ということだ.現在考えられている宇宙の年齢は137億歳.137億光年先からやってくる光は地球に届くまで137億年かかってしまうから,その先がもし存在していたとしても現在の我々にその光が届くことは決してありえない.宇宙で光より速いものは存在しないから,137億光年より遠いところからは何の情報も届かない,したがって,我々とは何の因果関係もないので「存在しない」と同じことになるのだ.
  ・・・というのは天文学上での話.もう少し我々の日常に沿って考えてみると・・・
  普通に生活していれば,夜空に見える星はもとより,月や太陽までの距離だって意識することはない.乱暴な言い方をすれば,空に見えるのは月や太陽や星だけでなく飛行機だって「空に見えている」だけで何の違いもない.つまり,距離を意識し,それを実感しない限り,その人にとっての宇宙の果ては地上せいぜい十数kmということになる.それが月までの距離を何らかの方法で実感することができれば(「月までの距離が大体35万〜40万km」とかいう数字を知っていてもそれが実感(というか頭の中でイメージ)できなければやっぱり同じ)宇宙の果てまでざっと40万kmに広がり,太陽までの距離を同様に実感できれば宇宙の果ては1億5000万km.さらに遠い天体までを実感できるようになればその人にとっての宇宙の果てはどんどんと広がっていくことになるのだ(そして究極には137億光年まで広がる訳だ).
  「お互いに因果関係を持たなければ存在しないのと同じ」という考え方,実は私が天文に関わっている原点だったりする.星を見続けるのも,天体写真を撮るのも,自作プラネタリウムを作るのも.「見たことがない」天体は私にとって「存在しない」ことと同じだから,たくさんの天体を見てみたい.見ただけではその天体が私にとってあまりに「存在がうすい」から,たくさんの天体を写真に撮り,その天体について調べ,その「存在感」を感じたい.自作プラネタリウム“PPLS-1では遂に8.5等星まで,約65,000個の星の穴を開けたから,その全てと私の間には小さいながらも因果関係があることになり,双眼鏡でなければ見えない星に至るまで,夜空に見えている全ての星は私にとって間違いなく存在している星ということになる.
  さらに,「認識の果ては宇宙の果て」だから,遠い天体を認識することで私にとっての宇宙の果てが広がることになるから,より遠い天体に憧れる.せっかくだから自分のこの「目」で遠い天体を捉えたい.それが無理ならせめて写真で.現在までで,眼視ではおとめ座銀河団のいくつかの銀河が最遠でその意味では宇宙の果てまで約6000万光年.写真ではしし座銀河団の2億7000万光年,ペルセウス座銀河団の2億3000万光年,コンパクト銀河群HCG56の4億光年(クエーサー 3C273 の20億光年なんてのもあるけど,これはやや特殊なのでここではちょっと除外)などで,こちらでは宇宙の果ては2〜4億光年といったところか.天文学上の宇宙の果ては137億光年,私にとっての宇宙の果てはせいぜい4億光年.私自身が生きている間に「私にとっての宇宙」をどこまで広げられるのか...可能な限り,挑戦を続けていきたいと思っている.

この記事を読んでご自分でも宇宙の果てを広げてみたいと思った方,こちらをクリックして共感の投票をお願いします→にほんブログ村 科学ブログ 天文学・宇宙科学・天体観測へ

実はまだ書きたいことがあるので今日の記事はもう一つ!・・・たぶん・・・

| | コメント (0) | トラックバック (0)

あぁ勘違い

  昨日(8日)は観望会の予定・・・があったはずだった.
  夕方はまたしても例によって例のごとく中途半端な晴れ.「ホント何でまたこういう天気になるかなぁ」とボヤきつつ荷物を積んで会場へ.
  ところが...
  会場についてみれば
「あの,今日は予定ないんですけど」
え゛?
  どうも「予定はあいているか?」という問い合わせを私が勝手に「予約」と勘違いしていたらしい.
  あぁ何という大マヌケ...
そのまますごすごと会場を後にしたのだった...
  まぁね,どうせベタ曇りになっていたし,疲れが溜まっていたので好都合ではあったんだけど.
  しかし逆(観望会の予定が入っているのに忘れていた)じゃなくて良かった...実害はなかったわけだし...

SETI@home 現在の順位 世界…146,229位(/723,650人)国内…5,404位(/21,562人)
Einstein@home 現在の順位 世界…48,081位(/182,996人) 国内…918位(/2,764人)

今年の観望会 予定…97 実施…56 中止…25 延期…5 屋内で天文教室…11 勝率….577(56勝41敗)
↑そんなわけで昨日はもともと予定がなかったので何も変化なし.

この記事を読んで「アンタも相当マネケだねぇ」と笑ってくださった方,こちらをクリックして哀れみの投票をお願いします→にほんブログ村 科学ブログ 天文学・宇宙科学・天体観測へ

  実は今日は他にも書きたいことがいっぱい.あまりにいっぱいあるのでそれはまた別記事で.

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007年12月 8日 (土)

力尽き果てて

  一昨日(6日)夜大阪発の夜行バスに乗り昨日朝水戸に到着.すぐに出勤して夜は観望会.こんな時はできれば曇ってほしかったけど,無情にも晴れ.観望会は実施だったが...
  参加者は3人...
  あぁ...やっぱり曇ってほしかった...
  観望対象はリクエストに答える形でリング状星雲h-χ.最後に昇ってきたばかりの火星を見たけれど,シンチレーションが非常に悪く,見えたのはボケボケの火星で「色は間違いなく火星です」といった程度にしか見えなかった.

  観望会終了後は気力を振り絞って城里町ふれあいの里天文同好会の例会へ.早く休みたいとは思ったけど,仲間と楽しく星を見,楽しく星の話ができる月に一度のチャンスを逃したくないわけですよ.
  天文台の望遠鏡ではアンドロメダ銀河と火星を見た.この時刻になると火星も少し高度が上がってきて,なんとか模様がわかる.2003年の火星大接近の時,何度も何度も見て,写真も撮って,地形もいろいろ覚えたけど,すっかり忘れている...
  その他,ポタ赤の話やら来年の天文現象の話やらで楽しく過ごして終了.その後撮影をしようかとも思ったけど,いくら何でも激しく疲れているので断念.ちょっと雲も出ていたし.

  そして23:00頃ようやく帰宅.すぐにでも布団に入りたかったけど,最後の力を振り絞っていつもの写真を一枚.
2007年12月7日 自宅にて
ちょっと雲があって,「こりゃどのみち撮影は無理か」と安心したところで力尽き果てて布団に直行.布団に寝られる幸せを噛み締めるように爆睡.04:00頃目が覚めたけど,既に外にでる気力もなく再び爆睡.朝になって目が覚めたとき,ほとんどベタ曇りだったのでちょっと安心.

  そして今日も観望会.今日は曇りや雨なら天文教室.天気予報は...やっぱり微妙だ...疲れはとれてない(というか,一晩寝ると疲れが吹き出すもので,体中が筋肉痛...)けど,ちゃんと準備しとかなきゃ...

SETI@home 現在の順位 世界…146,835位(/723,617人)国内…5,418位(/21,554人)
Einstein@home 現在の順位 世界…48,051位(/182,914人) 国内…917位(/2,764人)

今年の観望会 予定…97 実施…56 中止…25 延期…5 屋内で天文教室…11 勝率….577(56勝41敗)
昨日で5連敗になることをむしろ望んでいたけど連敗は4でストップ.貯金は15.

この記事を読んで「やっぱり布団に寝られるのって幸せだよねぇ」と思ってくださった方,こちらをクリックして同情の投票をお願いします→にほんブログ村 科学ブログ 天文学・宇宙科学・天体観測へ

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007年12月 7日 (金)

水戸帰着

  昨日(6日)はかわべ天文公園で手作りプラネタリウムプロジェクトの会合2日目.
  内容としては恒星球の穴あけ作業が終わった後,組み立てをする際の技術的なアドバイスと穴あけ作業の手伝いを少々.のんびりとした会合だった.
  今回の会合はアドバイザーとして呼んで頂いたのだが,アドバイスできたのは少しだけ.私としては何といっても↓コレを拝見できたのがなんといっても大きな収穫.
かわべ天文公園「手作りプラネタリウムプロジェクト」の駆動装置
(実は昨日の記事にこの写真を載せようと思っていたのに,この状態での写真を撮るのを忘れていたのをホテルに行ってから気づいた^^;)
  PPLS-1の駆動装置はまさにこのような姿が頭にあったのだった.それが,どうしてもこうするための具体的な方法が思いつかず,結局は↓こういう形に.
自作プラネタリウム“PPLS-1”
ううん,やっぱり素人がやるのと専門家がやるのとでは違うよねぇ...それは観望会にしてもしかりだと思うけど.
  実は今回の会合に集まったメンバーは日本公開天文台協会(Japan Public Obsavatories Society : JAPOS) の会員の中でもメジャーな人.ある人(この方もJAPOSの会員)曰く「プチJAPOSだね」.当然,作業をしながら,あるいは食事をしながらでも公開天文台のあるべき姿や,観望会に携わる人がするべきこと等についても活発に意見交換がなされた.その中で印象に残ったことは,
  「最近の人はとにかく手を動かさない.あーだこーだと理屈をこねる暇があったらまず手を動かし,やれることは何でもやる姿勢が大切.」
ということ.まぁ今回集まった人達は本当にいろいろと「手を動かして」いる人たちだから,こんな意見が出るのは当然と言えば当然なんだけど.

  今回は「アドバイザー」であったはずだけど,私自身の収穫が一番大きかったかも.風邪をひいてしまったこともあって時間がとれず,せっかく和歌山まで行ったのにお土産すら買ってくることができなかったけど.

  そして夜には大阪発の夜行バスにのり,今朝08:00過ぎに水戸帰着.一旦自宅に寄り,着替えてすぐに出勤.さらに夜は観望会の予定.今日の観望会は曇りor雨なら中止なんだけど,どうやら晴れそうだ.風邪&疲れで体がボロボロの状態なので今日は是非曇って欲しかったのに.
  やっぱり天気にはいじめられるのが運命らしい...

SETI@home 現在の順位 世界…146,819位(/723,211人)国内…5,417位(/21,554人)
Einstein@home 現在の順位 世界…48,017位(/182,839人) 国内…916位(/2,764人)

この記事を読んで「疲れているのに大変だねぇ」と思ってくださった方,こちらをクリックして応援の投票をお願いします→にほんブログ村 科学ブログ 天文学・宇宙科学・天体観測へ

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007年12月 6日 (木)

負けた...

  昨日(5日)はかわべ天文公園で手作りプラネタリウムプロジェクトの会合に参加.このプロジェクトは,かわべ天文公園の来園者が穴あけ作業をして私の試作2号機と同じ恒星球を作るというもの.そして駆動装置部分は機械の専門家が作ったのだが...
Kawabe01
カッコいい...負けた...勝てるわきゃないとは思っていたけど.完敗...
  でもいろいろと教えて頂いたので,少し勉強してPPLS-1の駆動装置を改造してみたくなった.

  今日は会合2日め.そして夜大阪発の高速バスで水戸へ.風邪をひいてしまったらしいのでこりゃ結構辛いかも...

この記事を読んで「そりゃもちはもち屋だよ」と思ってくださった方,こちらをクリックして応援の投票をお願いします→にほんブログ村 科学ブログ 天文学・宇宙科学・天体観測へ

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007年12月 5日 (水)

新大阪駅から

  昨日(4日)21:10水戸発の高速バスで大阪に到着.
  「こんな時に限って快晴になるのでは?」と思ったけど,水戸を発つ時の空は「曇りがちな晴れ」.天気も今回はそれほど意地悪ではなかったらしい.
  現在大阪は晴れ.これから特急に乗って和歌山へ.今晩は天文台の観望会に参加できるといいんだけど...

この記事を読んで「今夜は晴れるといいねぇ」と思ってくださった方,こちらをクリックして応援の投票をお願いします→にほんブログ村 科学ブログ 天文学・宇宙科学・天体観測へ

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007年12月 4日 (火)

なんでこうなるかなぁ...

  昨日(3日)は水戸市のお隣,大洗町の某所で観望会.一昨日までの予報では「一日中曇りで時々雨」.そして実際に朝から曇りで時々雨.予報は...「夕方から晴れ」!?
  昨日の観望会は個人的に請け負った観望会だったので我が愛車に積めるのは望遠鏡かプラネタリウムかのどちらか一方.大洗町まで出かける都合もあるので,16:00には態度を決定する必要があったのだが,その時刻の天気は...
  全天のほとんどは雲.しかし西から晴れ間が広がりつつあり,夕日もさしてきた.

「なんでこうなるかなぁ...」

このまま晴れ間が広がり,予報の通り晴れになりそうな気はする.しかし,本当に晴れるのかどうかは...神のみぞ知る...そして,だいたいどういう訳かこういう時って判断は裏目に出るものだ.晴れるだろうと予想して望遠鏡を積めば晴れないし,晴れないだろうと予想してプラネタリウムを積めば晴れる...
  午後になっても雨が降っていたんだから,そのまま雨なら良かったのに...と思いつつ,プラネタリウムを積んで出発.

  現地に到着した時も実に中途半端な天気.とりあえず晴れていたけど,海が近いこともあって靄が立ちこめていた.なんだかなぁ...こんな天気じゃイマイチ諦めがつかないよ...
  しかしまぁ,望遠鏡も持って行かなかったわけだし,双眼鏡や小さな望遠鏡を持ち出してみたところでこの靄ではあんまり満足のいく観望会になりそうにもなかったしで屋内で天文教室.
  プラネタリウム投影は例によって古代エチオピア王国の物語とふたご座流星群の案内.部屋を暗くして星が写った時はみんな歓声を上げてくれたし,「こりゃ凄いわ」と言ってくれた大人の方も.やっぱりね,これが一番嬉しいわけですよ.プラネタリウムなんて作っただけじゃ何の意味もなく,見せて喜んでもらってナンボだから.
  その後はかぐやの画像を見せながら月のお話をし,天文クイズで盛り上がり,最後は恒例の質問コーナー.
  「プラネタリウムの中身ってどうなっているんですか?」
という質問が出たので,その場で少し分解して説明.興味津々の子供たちの目が印象的だった.「誰か作りたい人がいれば作りかた教えるよ」と言ったけど...誰も真似するわけないか.真似したら(私のように)人生踏み外してしまいそうだし...
  最後に一人の子供が,誰に言うともなく

「あぁ,面白かった」

いやキミは嬉しいこと言ってくれるねぇ.

  そこそこ満足して帰宅.星野JAPANの勝利を見届けた後空を見上げた時は快晴だったけど,今日(4日)は夜行バスの中で夜を過ごすことになるので睡眠時間を稼いでおくべくそのまま就寝.勿体ない...なんでこんな時に限って快晴になるかなぁ...

SETI@home 現在の順位 世界…147,982位(/722,036人)国内…5,465位(/21,509人)
Einstein@home 現在の順位 世界…48,810位(/182,605人) 国内…926位(/2,760人)

今年の観望会 予定…96 実施…55 中止…25 延期…5 屋内で天文教室…11 勝率….573(55勝41敗)
星野JAPANは3連勝!なのにこちらは4連敗で貯金がさらに1つ減って14.

この記事を読んで「また天気にいじめられてるねぇ」と笑ってくださった方,こちらをクリックして同情の投票をお願いします→にほんブログ村 科学ブログ 天文学・宇宙科学・天体観測へ

いつも読んで下さっている方へ.
明日(5日)と明後日(6日)は更新ができないかもしれません(可能な限り更新するつもりではありますが).ご了承ください.

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007年12月 3日 (月)

中途半端に晴れ...

  昨日(2日)昼間は晴れ.しかし雲量の多い晴れで,天気予報では夕方から曇り.
  夕方になっても状況にあまり変化がなく,予報でも曇りのまま.明日(4日)夜水戸発の夜行バスで和歌山に出かける予定もあって,ここで無理して体調を崩すと辛いので撮影はさっさと断念.野球の日本代表の試合が終わるまで日付が変わる少し前までは空を見上げることもなく過ごしていたのだが,気がついた時には快晴になっていたのでとりあえず外へ.
2007年12月3日 自宅にて
とりあえず雲はないようだけど,なんだかすっきりしない.前日木立の上に立っていて興をそそられた北斗七星も辛うじて見える程度.とりあえず晴れてはいるので何か撮ってやろうかとも思ったけど,出かける前に体調を崩すリスクを冒すほどのこともないか.
  カメラやポタ赤は片付けたけど,それでもなんだか勿体なくて,「流星でもみえないかなぁ」などと思いながらしばらく眺めていた.暗い流星がいくつか見えたけど,大物には出会えなかった.「風邪をひく前に撤収しよう」ということで布団へ.

  さて今晩(3日)夜も観望会の予定.天気予報は…「曇りのち晴れで昼過ぎ一時雨」!?
あぁ,また難しい予報だ...

SETI@home 現在の順位 世界…148,741位(/721,499人)国内…5,493位(/21,480人)
Einstein@home 現在の順位 世界…48,769位(/182,522人) 国内…925位(/2,760人)

この記事を読んで「お天気が相手だからいつも大変だねぇ」と思ってくださった方,こちらをクリックして同情の投票をお願いします→にほんブログ村 科学ブログ 天文学・宇宙科学・天体観測へ

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007年12月 2日 (日)

また天気に泣かされて

  風邪をひいていた先週末は良く晴れた.風邪が治ってからは...曇りや雨ばかり...
  そして昨日(1日)も観望会の予定だったのだが...やっぱり曇り.観望会は屋内で天文教室とり,自作プラネタリウムの活躍となった訳だが...昨日の場合,晴れても曇っても自作プラネタリウム投影の予定があったので自作プラネタリウム投影に関しては天気は関係ないか...
  会場が体育館ということもあって,ちょっと広すぎていま一つ良く写らなかったけど,参加した皆さんは歓声をあげてくれたし,秋の星座にまつわるエチオピア王家の物語もそこそこ喜んでもらえたようだ.
  天文教室では太陽系の大きさについて,私なりに工夫したネタを疲労もとい披露.50億分の1に縮小...ってのは小学生にはわかりにくいので,「半分の半分の半分の…を32回繰り返したよりちょっと小さいくらいまで小さくしてみると」太陽は直径30cm弱のボール(このボールも昨日100円ショップで購入)くらい.じゃあ地球は?直径3mm弱の「木の実のタネ」くらい.で,直径30cmのボールを太陽に見立てて体育館の端っこに置くと,「木の実のタネ」の地球は反対側の端っこ.ちょっとポカンとされてしまったが,このスケール感って,大人でもちょっとビックリするんじゃないかな.
  その後は天文クイズで盛り上がってとりあえず天文教室は終了.その後は恒例の質問コーナー.
  「地球ってどうやってできたんですか?」
いやキミは難しい質問をするねぇ...脂汗をかきながら回答.こういう難しい質問を浴びせられるから普段から一生懸命勉強しておかなくちゃ...

  観望会終了後も天気は変わらず.日付が変わる頃まで粘ったけど快晴にはならず,諦めて入浴.風呂上がりに窓から外を眺めてみると...快晴ですかい!
  こんなタイミングで寒い屋外に出たら間違いなく風邪ひいてしまうではないか.
  仕方がないのでとりあえず2時間ほど待って外へ...う゛...今度は明るい月が.そういえば,昨日の月の出は00:00少し前だったんだっけ.なんというタイミングの悪さ...
  それでも空の透明度はかなり良かったのでめげずにまずいつもの写真を1枚.
2007年12月2日 自宅にて
う゛ぅ...やっぱり月が邪魔...毎度毎度思うけど,なんとか「見たまんま」の写真って撮れないものかねぇ...
  木立の上に立つ北斗七星に興をそそられたので一枚.
木立の上に立つ北斗七星
最接近を間近に控え,中天高く輝く火星にも興をそそられさらに一枚.
ふたご座で輝く火星
どっちもイマイチ見栄えがしないけど...
  そこそこ楽しめたけど,晴れるのがもう少し早ければもっと楽しめたのに...天気ってヤツはホント意地悪だ...

SETI@home 現在の順位 世界…148,741位(/721,104人)国内…5,493位(/21,480人)
Einstein@home 現在の順位 世界…48,728位(/182,445人) 国内…925位(/2,759人)

今年の観望会 予定…95 実施…55 中止…25 延期…5 屋内で天文教室…10 勝率….579(55勝40敗)
3連敗で貯金がさらに1つ減って15.(最近勝率の計算が間違っていたことに気づいた...)

この記事を読んで「哀れなヤツだ」と思った方,「アンタもか!」と共感してくださった方,哀れみの投票をお願いします→にほんブログ村 写真ブログ 天体写真へ

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007年12月 1日 (土)

年老いても心は若い

  なんかこの表現が好き.
  すばる望遠鏡の観測から,我が天の川銀河の伴銀河である矮小楕円銀河LeoII(UGC6253)の中心部にはまだ若い星が残っていることがわかった.
  この銀河,太陽系からの距離はわずか67万光年.系外銀河としては至近距離にあるため,視直径は15分.満月の視直径の半分にもなるのだが,質量は天の川銀河の2万分の1しかないので表面輝度は何と17.5等.銀塩(フィルム)で天体写真を撮っていた頃,何度か撮影に挑戦したけど全く写らなかった.
  この銀河は宇宙誕生から間もないころ誕生したが,外縁部では80億年ほど前から星の形成が終息して行き,地球を含む太陽系が誕生した40億年ほど前にはほとんど星が生まれなくなってしまったが,中心付近にはまだ若い星が残っているのだということだ.銀河を構成しているのはほとんどが年老いた星なのだが,中心部は若いので「年老いても心は若い」のだそうだ.
  オリオン大星雲の中では星が「産声をあげ」,太陽は「働きざかり」.くじら座のミラは臨終の時を前に「必死に遺産を残そうとして」いて,老いた星々のいくつかは「末期のため息」をついて静かに惑星状星雲となって一生を終える.そしてLeoIIは「年老いても心は若い」!
  う〜ん,宇宙は生きている!

SETI@home 現在の順位 世界…149,525位(/720,676人)国内…5,517位(/21,466人)
Einstein@home 現在の順位 世界…48,694位(/182,364人) 国内…924位(/2,758人)

この記事を読んで「へぇ〜」と思った方,こちらをクリックして投票をお願いします→にほんブログ村 科学ブログ 天文学・宇宙科学・天体観測へ

| | コメント (2) | トラックバック (0)

« 2007年11月 | トップページ | 2008年1月 »