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2007年10月15日 (月)

いいのかなぁ...

  一昨年の秋に自作プラネタリウム試作1号機を作って以来,試作2号機試作2号機改を経て今年夏に“非”試作1号機を完成.まだ出来に完全に満足したわけではないけど,ハードウェアはとりあえず作ったので,今度はソフトウェア,つまり解説の修行をしようと思い立ち,昨日は県内某プラネタリウムへ.
  見たのは50分のプログラムだったけど,率直な感想.
「あれでいいのかなぁ...」
というのも,「プラネタリウム」そのものはなんと最初の10分のみ.当日午後9:00頃の夜空に見える星について通り一遍の解説があっただけで,日周運動もなし.その後はずっと「全天周映像」.この「全天周映像」はそこそこ面白くて,子供たちも興味をもちそうな内容ではあったけど.
  そも,数年前,プラネタリウムはすっかり下火になり,あちこちで閉館が相次いだ.全国にたくさんあるプラネタリウム館も危機感を感じ,なんとか入館者数を増やそうとプラネタリウム以外にこういった「全天周映像」を取り入れて人気回復を図ったがそれほど効果がなかった.そこへ来て2年前の夏世界初のレンズ投影式家庭用プラネタリウムで1万個の星を投影できるホームスターが発売され,爆発的な販売数を達成,さらに,400万個を越える星を投影できるメガスターがクローズアップされたことで空前のプラネタリウムブームが起こり,メガスターを設置しているプラネタリウム館は(現在でも)チケットを手に入れるだけでも苦労するほどの人気.
  これはつまり,「全天周映像」などというある意味「邪道」なものではなく,本道であるプラネタリウムそのものを突き詰めたものに潜在的なニーズがあったということではなかったか.アニメーションなど迫力のある映像を使った全天周映像は子供たちにはとりあえず人気だろうし,表面的には入館者数も増えるだろうけれど,それではそもそもプラネタリウム館の存在意義すら失いかねないのではないか.プラネタリウム館には,光害などで普段なかなか見られなくなってしまった「満天の星空」を味わってもらうという「プラネタリウムの本道」にもっと力を入れてほしいと思った.

  ところで...
  これはかなり自惚れだけれど...
  昨日見たプラネタリウムより,私が作った“非”試作1号機PPLS-1の方が綺麗かも...

SETI@home 現在の順位 世界…207,176位(/699,438人)国内…7,602位(/20,807人)
Einstein@home 現在の順位 世界…73,053位(/178,346人) 国内…1,336位(/2,716人)

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