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2007年10月31日 (水)

ふたごの星 2

  11月3日に行われる影絵自作プラネタリウムの共演に向けて頭の中は「ふたごの星」でいっぱい.「ふたご」という文字を見るだけでピクッと反応してしまう.
  そんな状況の中,こんなものを見つけた.ハッブル宇宙望遠鏡が撮影した「双子の銀河」NGC3808とNGC3808A.非常に近接した2つの銀河で,お互いの重力で引っ張りあい,変形してしまっている.このような銀河は実はたくさんあり,Arp(アープ,Arp's Atlas of Peculiar Galaxies)というカタログにまとめられている.有名どころとしては,
子持ち銀河 2003年撮影
M51『子持ち銀河』もその一つ(Arp 85).均整のとれた美しい銀河というのももちろんいいものだが,近くにある別の銀河の重力で歪んでしまった銀河というのもとても面白い.
NGC4656 2006年撮影
↑コレはりょうけん座にあるNGC4656.どうもArpカタログには含まれていないようだけど,この歪み具合,なんとも面白い.英語では “Hockey Stick” なんて呼ばれているらしいし.

それにしても...
  我々人間の世界では双子というのはそこそこ珍しいが,天体の世界ではそれほど珍しくもない.それどころか三つ子,四つ子,五つ子,六つ子...など様々.ふたご座のポルックス(それそのものもふたご座にあるわけだが)なんかは望遠鏡で見ると双子,さらによくよく見てみれば三つ子,もっとよく観測してみたら何と六つ子だったり.銀河だって上のようにいくつかの銀河がくっついていてお互いにひっぱりあい,歪んでしまったり衝突合体をしていたり.普段,夜空を見上げている時には静かだと感じるけど,こんなものを見ていると「宇宙ってダイナミックだなぁ」と思う.3日のトークにはこんな話題も盛り込んでみようか...って時間が足りないかも...

  昨日の夕方は曇り.日付が変わるころには雨も降っていたが,明け方には晴れ間ものぞいた.
Fe_071030
もう夜が明けかかっていたので写真は無理だったけど,ホームズ(Holmes)彗星を探してみた.
  あったあった!まだまだ十分明るい!そしてだいぶ大きくなった!肉眼でも大きさがあることがわかる(ような気がする)!さて土曜日の観望会まで明るいままでいてくれるだろうか(それ以前に土曜日は晴れてくれるだろうか)...

SETI@home 現在の順位 世界…182,033位(/707,148人)国内…6,722位(/21,076人)
Einstein@home 現在の順位 世界…58,906位(/179,859人) 国内…1,097位(/2,729人)

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2007年10月30日 (火)

ベテルギウスが減光

  冬の夜空に君臨するオリオン座,その中でももっとも名前を知られているであろうベテルギウスが急激に減光しているとのこと.ヒッパルコス(Hipparcos)のカタログでは0.45等星だが,10月20日現在で1.0等まで減光しているらしい.
  そういえば去年も今年もオリオン座の写真は撮っているので比べてみよう.
冬の大三角 2006年11月12日
↑昨年11月12日.
冬の大三角 2007年10月17日
↑今年10月17日.

・・・

全然わからない...

・・・

  それはともかく,「ベテルギウスが減光」とかいうニュースを見ると,「もしかして(ベテルギウスに)異変が起こっているのでは?」と期待してしまう.生きているうちに超新星になったベテルギウスを見てみたい!!...どうやら今回もそれほど異常なものではないらしいが...

  昨日も夕方はそこそこ晴れていた.雲が多かったのでとりあえず撮影はおいといて,双眼鏡と9cm望遠鏡を持ち出してホームズ(Holmes)彗星を眺めてみる.まだそれほど暗くはなっていないようだが,大きくなった!核周辺の光芒はやや偏り始めたようだ.
  雲が多かったので撮影は断念してとりあえず就寝.02:00頃起き出して「あわよくば(ホームズ彗星を)撮ってやろう」と思ったのだが...
Fe_071029
彗星も双眼鏡でとりあえず確認できたけど,これじゃあ撮影は無理だ...

  しかしまぁ,これだけ薄い雲が広がっていて,明るい月が煌々と輝いている中,冬の星座の1等星たちも見えていて,なかなか幻想的な雰囲気.地上の景色も月の青白い光に照らされて幻想的.毎度毎度思うけど,この幻想的な雰囲気をそのまま写真に撮れたらさぞ素晴らしいだろう.けど,写真にしてみると見た感じと全然違う.うぅ...難しい...

SETI@home 現在の順位 世界…186,914位(/706,586人)国内…6,890位(/21,051人)
Einstein@home 現在の順位 世界…59,623位(/179,766人) 国内…1,110位(/2,729人)

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2007年10月29日 (月)

台風一過!

  一昨日(27日)は台風のおかげで観望会が中止になってしまったが,昨日は台風一過で朝から気持ちの良い晴れ.
  夕方になっても快晴で,「コイツは今晩はじっくりホームズ(Holmes)彗星を狙ってやろう」とてぐすね引いていたのだが...
  夕方の天気予報では
「今夜は晴れますが,南から湿った空気が入りやすくなるため,雲が出やすい状態となるでしょう」
とのこと.このチャンスを逃すのは嫌だったので,暗くなってすぐとりあえず狙ってみることにした.
  18:00すぎ,早速双眼鏡を持ち出してペルセウス座方向に向けてみると...あったあった!数日前に見たときとあまり明るさは変わらず,だいぶ大きく見えるようになった.早速ポタ赤を持ち出して今度こそ望遠レンズで撮影.
17P Holmes彗星
しかし明るい!F4.0,ISO1600で10秒露光だと完全に露光オーバーになってしまうのにびっくり!上の写真は露光わずか2.5秒.写真だと白く写ってしまうんだけど,眼視の印象はもっとオレンジ色っぽい.
  それにしてもこんな彗星は初めて見た.夜空の一角に明るくて大きな斑点がぽっかり浮かんで見える.写真でもそうだけど,双眼鏡で見た印象は凄く異様.知らない人が見たらまたUFOだ!なんて騒ぎ出すんじゃなかろうか...

  とりあえず撮影できたので満足.晴れていれば後で20cm鏡を持ち出してじっくり狙うつもりだったのだが...
  21:00過ぎには案の定ベタ曇り.読みの通りではあったけど,ちょっとがっかり.深夜になってまた晴れたが,珍しく天気予報の通りで「快晴」にはならなかった.こうなると準備が大変な主力機材を持ち出す気にもならず,時折空を眺めながら過ごしていた.
  そして04:00過ぎ.
2007年10月29日 自宅にて
やっぱり所々に雲が出ていて「快晴」というわけにはいかなかった.それでも,これだけ月が明るいのにもかかわらず,ホームズ彗星はしっかり見えていた.
  今晩も晴れたら是非狙いたいけど,天気予報は...微妙だ...

SETI@home 現在の順位 世界…188,475位(/705,951人)国内…6,938位(/21,029人)
Einstein@home 現在の順位 世界…59,584位(/179,687人) 国内…1,109位(/2,728人)

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2007年10月28日 (日)

宮沢賢治

  昨日(27日)は自主企画の観望会の予定だった.が,台風じゃ...
  まぁね,いつもいつも悩まされる中途半端な天気よりはずっといい.あっさりと諦めがつくし,まさか「今日の観望会は実施ですか?」なんて問い合わせしてくる人もいないだろうし.
  もちろん快晴の方が137億倍いいんだけど.

  ボヤいてばかりいても仕方ないので,宮沢賢治の作品と天体についていろいろと調べてみた.やっぱり賢治は星が好きだったんだねぇ.ちなみに,賢治の作品に登場する天体ベスト10は(→出典は「賢治の事務所」より)
1.星 156ヶ所
2.月 135ヶ所
3.銀河・天の川 101ヶ所
4.さそり 23ヶ所
5.オリオン 17ヶ所
6.すばる 16ヶ所
7.双子の星 13ヶ所
8.彗星 13ヶ所
9.おおぐま 12ヶ所
10.星雲 9ヶ所
中でも彗星が多いのにややびっくりしたけれど,賢治の生きていた時代には大彗星が度々やってきて,肉眼彗星(しかも有名なハレー彗星あり,昼間でも見えた彗星あり,2等級になった彗星もいくつか!)も数多かったらしい(同「賢治の事務所」より).納得!

  宮沢賢治と星について,自作プラネタリウムのコンテンツにどんどん取り入れていきたい.「影絵なんか自分で作れたら面白いかも...」なんて思ったところで気がついた.私自身は「絵がどーしようもなく下手」だったのだ.あぁ...世の中うまくいかない...

SETI@home 現在の順位 世界…190,658位(/705,529人)国内…7,016位(/21,022人)
Einstein@home 現在の順位 世界…61,188位(/179,604人) 国内…1,149位(/2,728人)

今年の観望会 予定…83 実施…47 中止…23 延期…4 屋内で天文教室…9 勝率….566(47勝36敗)
昨日の台風で貯金が一つ減って11.

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2007年10月27日 (土)

影絵とのコラボ

  ホームズ(Holmes)彗星見たいのに...よりによって台風かい!
  昨日(26日)は「かげぼうし」公演のためのリハーサル.昼間の公演なので,例によって真っ暗になるか不安だけど,一応ちゃんと映るようだ.
  天文教室など,「天文」に直接関係のない場で自作プラネタリウムを投影するのはこれで3回め.もともと私の自作プラネタリウムは星座の学習に役立てるというより,空間芸術としてのプラネタリウムを目指していたりするので,こういう企画に参加できるというのはとっても楽しみ.今回は特に,宮沢賢治の作品だし.
  当日(11月3日)の“PPLS-1”投影は「ふたごの星」上演中に星空を投影するという影絵とのコラボと,上演後に作品中に登場する星を追う投影&トークの予定.お時間と興味のある方は是非どうぞ.

P.S.成り行きで29日午後5時10分頃から,茨城放送に出演することになりました.そちらもよろしければどうぞ.

SETI@home 現在の順位 世界…193,070位(/705,146人)国内…7,096位(/21,014人)
Einstein@home 現在の順位 世界…61,151位(/179,501人) 国内…1,149位(/2,728人)

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2007年10月26日 (金)

Holmes彗星...?

  例によって例のごとく,タイトルの後ろが「...」なのはがっかりした記事.ただ,昨日(26日)はがっかりだけでもなかったのでさらに「?」.
  7年の周期で太陽のまわりを回っているホームズ(Holmes)彗星,近日点を通過したのは今年5月のことで,現在は太陽から2.4天文単位(地球と太陽の間の距離の2.4倍で約3億6000万km).10月23日までは17等で観測されていたのが,急に,しかも猛烈に明るくなって昨日の段階までに2等に達する勢い.昨日の朝になるまでこのニュースを知らなかったのだが,昨日の早朝(03:30頃)ここに載せる魚眼レンズの全天写真を撮っていたのでチェックしてみると...
  写っていた!
17P Holmes彗星 2007年10月25日早朝.円周魚眼レンズによる写真からの切り出し
(画像中央右上の輝星がミルファック(アルゲニブ),左端がカペラ)
円周魚眼レンズ(しかもソフトフィルター付き)からの切り出しなのでちょっと無理があるけど.
  しかしねぇ,なんというタイミングの悪さ!水戸地方は昨日の夜から天気が下り坂で,今日は雨.来週にならないと晴れがやってこないらしい.来週まで待っていたら彗星暗くなっちゃうじゃん!

  ・・・

  良からぬことを思いついてしまった.「晴れを求めて移動してみようか...」
  早速天気予報を調べてみたら,東北方面なら晴れそうだった.仙台まで行けばもしかしてなんとかなるかも...なんて思っていたら,JAPOS(日本公開天文台協会)のメーリングリストで仙台市天文台の方からの投稿で「仙台も天気は下り坂」とのこと.仙台まで移動して曇られたんじゃ悲しいので移動は断念.
  夕方まで晴れていた水戸も次第に雲が広がり,一時は全天ベタ曇り.この時に完全に諦めた.
  昨日は(観望会ではない)仕事で遅くなり,21:00過ぎ頃職場のベランダから空を見上げてみたところ,なんとペルセウス座のあたりだけ晴れているではないか!慌てて双眼鏡を持ち出して空に向ける.
  明るいのですぐに見つかった.もっとも,彗星というイメージとはずいぶん違ったけど.普通彗星といったら「ぼやっとしていて,やや緑かかった青」に見えるものだけど,コイツは「一見すると恒星のようだけど,ちょっと広がりがあってややオレンジ色」という感じ.
  「これなら写真に撮れるかも!」
  と思ったけど,こういう時に限って望遠レンズは自宅.慌ててやりかけの仕事を片付けて帰宅することにした.
  が,帰宅するまで晴れ間が持たないかもしれないと思って,職場(茨城県庁のドまん前!)の駐車場から持ち合わせていた広角レンズの固定撮影で一枚.
17P Holmes彗星.2007年10月25日21:30頃
やっぱり彗星のようには見えない.色もわからない.ペルセウス座の星が一個増えたという感じ.
  急いで帰宅したが,自宅についた時,晴れ間はすっかりなくなっていた.
  なんとかまた晴れ間が広がってくれないかとその後何度も空を見上げてみたけど,ペルセウス座のあたりが晴れ間になったのが数回.しかもほんのわずかな間で結局上の一枚が唯一の写真になった.

  今夜は絶望的.あー,何て運が悪いんだ...でもまぁ,数日の間に30万倍以上も明るくなったという珍しい彗星を,ほんのわずかなチャンスの間に目撃できたというだけで良しとしておくか...しかしねぇ,ほんの数日で30万倍以上にも明るくなるなんて...名探偵,きっと何かすごいひらめきがあったんだろうな...

SETI@home 現在の順位 世界…195,724位(/704,671人)国内…7,186位(/21,006人)
Einstein@home 現在の順位 世界…61,102位(/179,431人) 国内…1,148位(/2,727人)

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2007年10月25日 (木)

ふたごの星

  来る11月3日,水戸市西部図書館にて「影絵の会 かげぼうし」の公演が行われる.
  演目は「かぐや姫」と「ふたごの星」.そして私の自作プラネタリウム1号機“PPLS-1”の投影(&トーク(笑)).
  折角なので宮沢賢治の「ふたごの星」を読んでみた.
  いやさすがは宮沢賢治,からすさそりうさぎオリオンくじらうみへび・・・いや星座の名前がいっぱい出てくる.そしてついでに「ほうき星」まで.
  ところで...
  主人公であるチュンセ童子とポウセ童子が住んでいる小さな「水精のお宮」,「天の川の西の岸」にある「すぎなの胞子ほどの二つの小さな星」またはやはり「天の川の西の岸」に見える「ちいさなちいさな二つの青い星」というのは実際の夜空でどの星にあたるんだろう?と調べてみた.

  ・・・

  どうもよくわからないらしい.最初は「ふたごの星」とくりゃふたご座のカストルとポルックスだろうと思ったけど,これはどう見ても天の川の東.その他の説としてはさそり座の尻尾のあたりにあるλ星とν星ではないかとか,h-χじゃないかとかあるらしい.

2007年10月25日 自宅にて
「水精のお宮」ってどれ?

  今朝はそんなことを考えながら星を眺めてみた.
  う〜ん,私としてはおうし座の角の先の星,τ星とζ星がぴったりじゃないかなぁと思うんだけど.両方とも青白い星だし,ちょうど天の川の西の岸だし.「すぎなの胞子ほどの小さな星」というにはちょっと目立ちすぎかという気もするけど.まぁそこはそれ,童話の世界なんだからあんまりこだわらなくてもいいか...

  でもまぁ童話のイメージにぴったりする星を探すというのも結構楽しいもので,この「ふたごの星」を影絵で味わうというのも面白そうだ.ここをお読みのあなた,会場まで足を運んでみてはいかが?(とさりげなく宣伝(^^;)

SETI@home 現在の順位 世界…196,456位(/704,191人)国内…7,219位(/21,005人)
Einstein@home 現在の順位 世界…62,704位(/179,323人) 国内…1,178位(/2,726人)

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2007年10月24日 (水)

金星食

  タイトルを見て「ん?そんなのあったっけ?・・・だって今,月と金星ってめっちゃ遠くにあるじゃん」と思ったアナタは正解.
  今朝見たのは杉の梢による金星食.
梢の先の金星
昨日(23日)から今日にかけては月が明るいので,ハナから「今晩は休み♪」と決めて休んでいた.04:00頃窓から外を見た時には結構晴れているようだったので星を眺めに外へ.空の透明度はイマイチだったけど,東の空を見てみると,杉のてっぺんに金星.無風状態で小さな葉っぱに至るまで少しも揺れていない.頭を動かさないように注意して見ていると梢の影に金星が入ったり出たり.「あぁ,金星が動いているんだなぁ」と実感できて面白い.さらに注意深く見ていると,影に入る時はだんだんと暗くなり,影から出るときはだんだんと明るくなる.これはつまり,肉眼の分解能以下ではある(つまり,肉眼では点にしか見えない)けれど,金星にはそこそこ大きな視直径があることの証拠.影に入る時は見えている面積が徐々に小さくなり,影から出るときは見えている面積が徐々に大きくなっているというわけだ.
  偶然ながらなかなか貴重な体験になった.
2007年10月24日 自宅にて
そんなわけで↑これが今朝の空.中天に輝く火星がいよいよ不気味な感じになってきた.こうして見ていると昔から不吉の象徴とされていたのもわかるような気がする.

SETI@home 現在の順位 世界…196,939位(/703,837人)国内…7,229位(/20,988人)
Einstein@home 現在の順位 世界…69,080位(/179,227人) 国内…1,285位(/2,726人)

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2007年10月23日 (火)

PCをもっと役立てよう

  現在,PCの普及率はすさまじい.20年前には想像もつかなかったほどだろう.その20年前には一台数十万円もしたPCが現在では10数万円,安いものなら10万円以下で購入できる.もはや一家に一台は当たり前,一人に一台になりつつある(かく言う私も実は3台所有していたりする).
  さらに,インターネットがこれほど普及するとはこれまた10数年前には想像もつかなかった.私が最初にインターネットというものに触れたとき,「インターネット」と言えばメールとFTPくらいだった.それが Mosaic と呼ばれるグラフィカルなブラウザの登場とともにWWWが普及しはじめ,NetscapeInternet Explorer が登場して拍車をかけた.当初はインターネットに接続するのも普通の電話回線を利用し,接続時間に対して課金する方式だったため,接続中はいかに効率よく情報を閲覧,入手するかに工夫を凝らしたものだが,今や常時接続が当たり前になりつつある.
  当然,ここをご覧になっているということは,あなたもPCを所有しているのだと思う(インターネットカフェでご覧になっているのかもしれないが).そのPCを何に使っているだろうか?インターネットの閲覧?文書の作成?デジカメの画像やビデオの編集?いずれにせよ,24時間ずっと使っているなどということはまずない(そうなると普通人間も24時間起きていなければならないだろうから).とすれば,これほどたくさんあるPCのほとんどは一日数時間から十数時間はただの「箱」になっているということになる.これは勿体ない.
  その「箱」を有効活用しようというのが「分散コンピューティング」というヤツで,私が参加している SETI@homeEinstein@home もその一つ.これはインターネットを介してデータをダウンロードし,プロジェクトが用意した解析ソフトをPCが「ただの箱」になっている時間に走らせて解析し,解析が終了したら結果を(自動的に)報告するというもので,全世界数十万人の人が参加することで,研究施設だけでは解析しきれない膨大な量のデータを解析できる.

  高速のネットワークを利用し,数多くのPCを並列に使えば,スーパーコンピュータ並の性能が発揮できる.実際,(数年前にテレビで見ただけなので記憶が定かではないが)アメリカの某研究所では四十数台のPCを並列にし,世界でのトップクラスの性能を誇るスーパーコンピュータとして運用していた.テレビに映った研究者が,「これが世界でもっとも安いスーパーコンピュータです」と言っていたのが印象に残っている.この考え方を応用し,急速に普及しつつある光インターネットと家庭用PCを利用して仮想的なスーパーコンピュータを作りあげ,「はやぶさ」がもたらした小惑星「イトカワ」の膨大な量の画像を解析しようという実験が,NTT西日本と会津大学の提携で10月20日から始まった.残念ながら,私にはそんな高速インターネットの環境がない(今だに64kbps!)ので残念ながら参加できないが,もし参加できる環境があり,参加する機会に恵まれたら是非参加してみることをおすすめしたい.

  紹介したもの以外にもこういったプロジェクトはたくさんあり,もちろん天文学の分野に限られたものでもない.物理学,医学,生物学,数学,気象等様々なものがある.目の前にあるPCの余剰能力を利用して,自分(が所有しているコンピュータ)が,たとえわずかながらではあっても先端科学に貢献していると思える楽しさを味わってみてはいかがだろうか?

SETI@home 現在の順位 世界…198,906位(/703,347人)国内…7,290位(/20,946人)
Einstein@home 現在の順位 世界…69,033位(/179,125人) 国内…1,284位(/2,725人)

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2007年10月22日 (月)

オリオン座流星群...

  だいたいこのブログでタイトルの最後が「...」になっているのは「がっかりした」記事.
  活発な活動を期待していた今年のオリオン座流星群,一度めの極大の時刻を20日20:00と勘違い(本当は08:00)したけれど,二度目の極大となる22日02:00〜05:00は間違いないことを何度も確認して手ぐすね引いて待っていた.
  そして,昨日(21日)夕方は快晴だった.月も明るいし,とりあえず月が沈んで日付が変わってから勝負!と思っていたのだが...
  寝過ごした...
  あぁぁ.またダメだぁ...
  とは思ったものの,その時まだ04:00前.まだ薄明まで間に合うし,02:00〜05:00という範囲に入っている時刻だ.慌てたが薄明まで空を見続けるつもりで身支度をして外へ!
2007年10月22日 自宅にて
なんでこうなるかなぁ...

  それでも雲の隙間,おおいぬ座あたりに一個,オリオン座流星群のものと思われる明るい流星を目撃.一個だけとは言え,今回の極大は1198年にやってきたハレー彗星が放出したダストだということだから,3千数百年宇宙を漂っていたダストの,その最期の輝きを目にすることができたのだから,貴重な体験だったと思うことにしよう...

  実際のところ,今回のオリオン座流星群はどの程度の活動だったんだろう?

SETI@home 現在の順位 世界…199,812位(/702,937人)国内…7,329位(/20,925人)
Einstein@home 現在の順位 世界…69,009位(/179,021人) 国内…1,284位(/2,724人)

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2007年10月21日 (日)

ツキがない...

  木曜日までは昨日(20日)の天気の予報は「曇り」.「あーあ,土曜日はまた晴れないのか...」と思っていたけど,一昨日の予報から良い方に変わり,結局昨日は朝から晴れ.それでもやや不安だったけど,夕方になっても晴れ.19時すぎ,自宅を出る時も晴れていて,月がしっかり見えていた.
  「よし,これなら(城里町ふれあいの里天文台は)開館だろう」
と思っていたのに...
  ふれあいの里に着いた時にはほとんどベタ曇り.辛うじて月だけは見えていたので天文台は開館したけど.開館時刻までにはその月も見えなくなってしまった.
  「あぁ,ツキがない...」
  それでも来館して下さった十数人の方とはいろいろとお話ができて,そこそこ楽しい時間が過ごせたのが救いではあったけど.
  天文台閉館後,あわよくば何か撮ってやろうと思っていた.オリオン座流星群の極大近くだし(後でわかったのだが,オリオン座流星群の1つめの極大は20日20:00頃じゃなくて08:00頃だった.我ながら情けない勘違い...).でも,閉館時には完全なベタ曇りで諦めて帰宅.

  02:00頃窓から外を見た時には快晴になっていた.しかし,この時どうしようもなく眠くて,「30分ほど休んでから...」と思ったのが間違いで,気がついた時は04:00.「あぁ,ダメだぁ...」
  しかし,今度は外に飛び出していつもの写真.
2007年10月21日 自宅にて
快晴で澄んだ夜空に冬の星座たち,そして火星に金星に土星.いや豪華だねぇ...ついでにISSらしき人工天体も(良く見ないとわからないけど,写真中央やや右下).さらにオリオン座おおいぬ座の間あたりに(写らなかったけど)オリオン座流星群の流星も.「うん,今度は結構ツイていたかも...」
  今日は朝早く出かける予定なので,部屋に戻って早速このブログを書き始めたのだが,04:55 頃気がついた.「あれ?今日は明るいイリジウムフレアが見えるはずじゃ...」調べてみたら,−7等のイリジウムフレアが04:49.「あぁ,何と6分前...」
  やっぱりツキはなかったらしい...

SETI@homeEinstein@homeの統計ページは現在更新作業中らしい...

今年の観望会 予定…82 実施…47 中止…22 延期…4 屋内で天文教室…9 勝率….573(47勝35敗)
不完全燃焼ながら観望会は実施で貯金は12.

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2007年10月20日 (土)

プラネタリウムの星の数

  今日20日,プラネタリウムを備えた千葉市科学館がオープン.このプラネタリウム,投影される星の数はメガスターII3号機「コスモス」の500万個の何と倍で世界最多の1000万個!いったいどんな星空になるんだろう?こりゃ見てみたいぞ.
  ただ...
  このぐらいになってくると(私の自作プラネタリウムもそうだけど)「星の数を増やせばいいってもんじゃ...」という気がしなくもない.実際の夜空ではどうがんばってみても6000個程度しか見えないわけで,1000万個も星が投影されるとあまりにも「現実離れ」になってしまうような気もする.その一方で,そこはそれ,「投影される星空は実際に見えるものとは違うもの」と割り切って,純粋に「美しさ」を追求するならそれもありという気もする(実際に,PPLS-1はその路線).
  実は自作プラネタリウム2号機“PPLS-2”の構想の中でジレンマに陥ってもいる.PPLS-1では投影恒星数65,000個を実現したが,微恒星がちょっとうるさい感じになっている(それでも「大人の科学」付録のものはもとより,試作2号機“PPLSよりはずっとマシになったのだが).その所為もあってか,天の川の感じがイマイチ.折角2号機を作るなら,もっと星の数を増やしてみたい.そうなるともう10万個の大台にのるだろうけど,そんなことがそもそも一球ピンホール式で可能なのか?(学校や公民館などで,準備のための時間も1時間程度しかとれない状況で投影することを想定しているので,ドームでの投影は想定外.したがって,どんな場所でも(とりあえずは)投影できる一球式以外は考えていない.それにレンズ投影式に挑戦してみたところで,メガスターや上記千葉市科学館のものに遠く及ばないだろうし...)ならばいっそ,恒星数を逆に減らし,輝星と微恒星の差を大きくしてみてはどうか?
  まぁ,PPLS-1は今年7月にできたばかり.これからじっくり時間をかけて考えるとしよう.試作2号機が完成,同時に1号機の構想を練り初めてからPPLS-1の製作にとりかかるまで1年半かかったのだから...

SETI@home 現在の順位 世界…201,517位(/702,058人)国内…7,388位(/20,847人)
Einstein@home 現在の順位 世界…71,035位(/178,824人) 国内…1,312位(/2,724人)

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2007年10月19日 (金)

SETIの楽しみ

  来月4日,地球外知的生命探査に参加する国内の研究者が「宇宙人を見つけたとき,最初に報告するべき「国内当局」をどこにするか」話し合うことになっているとのこと.
  これは,国際天文学連合が,宇宙人からの信号をとらえた場合,「信頼しうる証拠と判明するまで公開してはならない」とした上で,「関係する国内当局に通報する」と定めていることを受けたもの.4日に行われる話し合いで通報すべき「国内当局」が定められ,もし万が一地球外知的生命とコンタクトできた場合にどこに報告すればよいのかが決まる.
  私自身も(ここのブログでも再三ふれているが)今年の8月にSETI@homeを始め,現在までに総功績値(プロジェクトに参加していると,解析を完了,報告した量によって功績値が与えられる.300kb程度のデータ(これで数分間に受信した電波のデータらしい)で50〜60程度)は約9,500,世界順位は202,441位.
  SETI@homeの楽しさは,「もしかしたら,自分が“史上初めて宇宙人からの信号を見つけた人”になれるかもしれない」ということ.もちろん,その可能性は限りなく0に近い(10年連続で「年末ジャンボ宝くじ」の一等を当てるより可能性は低いと思う)けど,それだけに見つからなくても少しも悔しくないし,いらいらもしない.ただ功績値が増えて,世界順位が上がるのを毎日楽しみにし,ワクワクしている.いつまでたっても見つからないだけに,このワクワク感もいつまでも続く.そして,世界中に同じプロジェクトに参加している人が70万人もいると思うだけでもなんだか嬉しい.いつの日か,このプロジェクトから地球外知的生命からの信号が見つかることを夢見つつ,現在も解析プログラムは走っている.

SETI@home 現在の順位 世界…202,441位(/701,561人)国内…7,424位(/20,832人)
Einstein@home 現在の順位 世界…70,993位(/178,734人) 国内…1,311位(/2,723人)

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2007年10月18日 (木)

やっぱり嬉しい

  昨日(17日),(観望会ではない)仕事で遅くなり,帰りは23:00頃.その頃とりあえずは晴れていたけど,全天の半分くらいに薄雲がかかっていた.天気予報でも「曇り」だったし,
「今夜は撮影は無理か...」
ということで油断して休んでいたが...
  04:00頃,窓から外を見てみると,
「晴れてる!」
慌てて外へ飛び出した.
2007年10月18日 自宅にて
快晴.う〜ん,やっぱり気持ちがいいねぇ.
金星がまぶしいくらいだ.
ししの大鎌と金星
・・・


金星の上に見慣れない星が・・・水星にしちゃ高すぎるし・・・
肉眼新星!?でもそんなニュースみてないぞ.

・・・

よく考えてみりゃ土星だった.土星の姿をおがむのも久しぶりだ.
もうすぐ夜が明けてしまうので部屋に戻ろうとして見上げた空に興を覚えたのでもう一枚.
木々の間からのぞく冬の大三角形
木々の間からのぞく冬の大三角形.これもよく考えてみると,この時期にしか見られない光景.真冬になると両端の木は葉っぱが落ちちゃうから.

  後でわかったが,快晴だったのはこの時間帯だけだったらしい.でもこうしてのんびり星を眺められるってのはやっぱり嬉しい.

  あぁ...土曜日(20日)晴れてくれないかなぁ...オリオン座流星群見たい...

SETI@home 現在の順位 世界…202,771位(/700,965人)国内…7,438位(/20,818人)
Einstein@home 現在の順位 世界…72,054位(/178,630人) 国内…1,325位(/2,722人)

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2007年10月17日 (水)

新作

  6日から7日にかけて撮影した新作,です.
M45_071006
前日,自宅で,おもいっきりいい加減な撮影でもそこそこ写ったので「ふれあいの里の空ならもっと良く写るかも」と思い,天文台の屋上で(ちょっとだけ)真面目に撮影したものです.
  まぁ,「そこそこ」ですかね.それでも私が撮影した昴の中では一番良く写ってくれましたが.でもやっぱり「そこそこ」ですねぇ.雑誌やネットで見かけるものに比べるとまだまだダメです.そもそも,ポタ赤のノータッチガイドで,一コマあたり1分の露光でうまく写してやろうという根性が間違っているのかもしれませんが...

  それにしても...

  撮影に使ったレンズ(Canon 200mmF2.8L),いつもはF4.0に絞って使っているのですが,今回は輝星が多いので絞りによる回折像で光条が出ないように絞りは開放です.それでも星像はかなり良好です.このレンズ,ホントホレボレします.中古品など見かけたら絶対買いですョ.

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古(いにしえ)の流星群

  9月1日に出現が予報されていたぎょしゃ座流星群は結局天気が悪くて見られなかった.この流星群,出現数はともかく,紀元前82年という昔にキース彗星から放出されたダストトレイルが起源ということで,2000年以上前に放出されたダストの最期の輝きを見られるということで楽しみにしていたのだが...
  昨年突発出現したオリオン座流星群,昨年ほどではないものの,今年もそこそこ見られるらしい.しかも,今年のものは紀元前1266年(20日20:00頃の極大)と紀元前1198年(22日02:00〜05:00極大)に放出されたダストトレイルによるものだそうで,前述のぎょしゃ座流星群のものよりずっと古い.これほど古いダストトレイルによる流星群がはたして本当に出現するのか不安だけど,どうやら昨年の突発出現も紀元前1266年,1198年,911年のものだったそうで,こいつはちょっと期待できるかもしれない.もっとも,今年の予報を出したのが国立天文台の○部潤○氏で,彼の予報が外れるというのは「私が出ると言ったら出ない」と本人も認めているところらしいのだが...
  それはともかく,とりあえず晴れてくれないとねぇ...

SETI@home 現在の順位 世界…206,754位(/700,290人)国内…7,587位(/20,809人)
Einstein@home 現在の順位 世界…72,002位(/178,512人) 国内…1,324位(/2,721人)

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2007年10月16日 (火)

星が生まれるところ

  夜空に見える天体の中で,私が最も好きなのは系外銀河.殊に遠い銀河はその遠さ故にそこに見える微かな光がとてつもなく貴重なものに感じてたまらない魅力がある.
  もう一つ好きなのが星が誕生する現場.ガス星雲が眼視ではほとんど見えないのが残念だけど,これまで撮影したものとしては,
ばら星雲
いっかくじゅう座ばら星雲や,
NGC2467
とも座NGC2467など.「宇宙が不変ではない」ことをまざまざと見せつけている天体だと思う.

  ハッブル宇宙望遠鏡が撮影したりゅうこつ座NGC3603の画像が公開された(元ネタはこちら).これもまた星が誕生する現場で,(当たり前だが)私の画像など足元にも及ばない美しさ.こうして画像を眺めていると(そんな訳ないが)今にも新しい星が輝き始めそうな気がして,勝敗が決定しそうな瞬間のスポーツを見ているようにドキドキしてくるから不思議だ.

  ところで...
  昨日(15日)から今日にかけても夜間はずっとベタ曇り.ここのところしばらく天候に恵まれていない.天気予報を見てもしばらくは期待できそうにない.それならと先日撮影した画像の処理に取り組んでいるけれど,デジタル一眼で撮影した画像の処理はホント大変.マウス(実は私はトラックボール派なのでトラックボールだが)を操作する右手が痛い.また(ということはかつて一度経験していたりするわけだが)疲労骨折しそうだ...

SETI@home 現在の順位 世界…206,754位(/700,188人)国内…7,587位(/20,809人)
Einstein@home 現在の順位 世界…73,072位(/178,433人) 国内…1,337位(/2,717人)

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2007年10月15日 (月)

いいのかなぁ...

  一昨年の秋に自作プラネタリウム試作1号機を作って以来,試作2号機試作2号機改を経て今年夏に“非”試作1号機を完成.まだ出来に完全に満足したわけではないけど,ハードウェアはとりあえず作ったので,今度はソフトウェア,つまり解説の修行をしようと思い立ち,昨日は県内某プラネタリウムへ.
  見たのは50分のプログラムだったけど,率直な感想.
「あれでいいのかなぁ...」
というのも,「プラネタリウム」そのものはなんと最初の10分のみ.当日午後9:00頃の夜空に見える星について通り一遍の解説があっただけで,日周運動もなし.その後はずっと「全天周映像」.この「全天周映像」はそこそこ面白くて,子供たちも興味をもちそうな内容ではあったけど.
  そも,数年前,プラネタリウムはすっかり下火になり,あちこちで閉館が相次いだ.全国にたくさんあるプラネタリウム館も危機感を感じ,なんとか入館者数を増やそうとプラネタリウム以外にこういった「全天周映像」を取り入れて人気回復を図ったがそれほど効果がなかった.そこへ来て2年前の夏世界初のレンズ投影式家庭用プラネタリウムで1万個の星を投影できるホームスターが発売され,爆発的な販売数を達成,さらに,400万個を越える星を投影できるメガスターがクローズアップされたことで空前のプラネタリウムブームが起こり,メガスターを設置しているプラネタリウム館は(現在でも)チケットを手に入れるだけでも苦労するほどの人気.
  これはつまり,「全天周映像」などというある意味「邪道」なものではなく,本道であるプラネタリウムそのものを突き詰めたものに潜在的なニーズがあったということではなかったか.アニメーションなど迫力のある映像を使った全天周映像は子供たちにはとりあえず人気だろうし,表面的には入館者数も増えるだろうけれど,それではそもそもプラネタリウム館の存在意義すら失いかねないのではないか.プラネタリウム館には,光害などで普段なかなか見られなくなってしまった「満天の星空」を味わってもらうという「プラネタリウムの本道」にもっと力を入れてほしいと思った.

  ところで...
  これはかなり自惚れだけれど...
  昨日見たプラネタリウムより,私が作った“非”試作1号機PPLS-1の方が綺麗かも...

SETI@home 現在の順位 世界…207,176位(/699,438人)国内…7,602位(/20,807人)
Einstein@home 現在の順位 世界…73,053位(/178,346人) 国内…1,336位(/2,716人)

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2007年10月14日 (日)

例によって例のごとく

  昨日(13日)は自主企画の観望会.そして天気は...例によって例のごとく...中途半端...
  日が短くなったので,昨日から開始時刻を1時間早めて18:30開始の予定だった.で,実施か中止かの態度決定をする17:00頃の空はやっぱり「どっちつかず」.雲量7といった感じだったけど,青空もそこそこ見えているし.どう見ても「快晴」にはなりそうにないし,天気予報は概ね15:00〜21:00にかけて曇りマークがついていたので,「電話問い合わせには中止と案内する」ことに決定.ところが暗くなってきてみると一時は夏の大三角や木星が見えていたりして,もしかすると電話問い合わせをせずに会場に行ってしまう人がいるかもしれないので,
  「こりゃとりあえず会場までいかなきゃなんないかなぁ」

  救い(?)なのはこの後雲が広って完全にベタ曇りになり星が一つも見えなくなったこと.
「星が一つも見えなきゃ会場まで行ってしまう人もいないだろう」
ということで,会場までは行かず職場で待機.

  観望会の時は「晴れ」か「雨」かどちらかにしてくれないかねぇ...

  その後もずっと曇っていたようだけど,明け方頃見上げた時にはそこそこ星が見えていたのでいつもの写真を一枚.
Fe_071013
どうやら透明度は高いようなんだけど,これだけ雲があったんじゃねぇ...

SETI@home 現在の順位 世界…207,980位(/698,848人)国内…7,632位(/20,798人)
Einstein@home 現在の順位 世界…73,007位(/178,269人) 国内…1,336位(/2,715人)

今年の観望会 予定…81 実施…46 中止…22 延期…4 屋内で天文教室…9 勝率….575(46勝35敗)
連勝が2でストップして貯金は11.

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2007年10月13日 (土)

かぐや姫一家

  月周回衛星「かぐや」は昨日(12日)13:28,2つめの子衛星“VRAD”(VLBI RADio source)を分離,1つめの子衛星(リレー衛星,Rstar),VRAD,主衛星とも状態が正常であることが確認された.
  そして,リレー衛星は「おきな」,VRAD衛星は「おうな」と名づけられた.いうまでもなく,「かぐや姫」を育てた竹取の「おきな」と「おうな」夫妻にちなむ名前.月を周回して観測を行う「かぐや」をより高い軌道から「おきな」と「おうな」が見守るというイメージから名づけられたそうな.なんだかちょっとひねりが足りないかなぁなんて余計なことを思ったりもするけど,イメージ的にはぴったりで「さもありなん」なネーミングかも.
  昔話では月からの使者に連れられて「かぐや姫」が去り,涙に暮れたであろう「おきな」「おうな」夫妻だが,現代に蘇った「かぐや姫一家」はそろって月に行けてきっと幸せだろう.あぁ,私も一度行ってみたいなぁ...

SETI@home 現在の順位 世界…210,139位(/698,404人)国内…7,711位(/20,788人)
Einstein@home 現在の順位 世界…72,961位(/178,173人) 国内…1,334位(/2,714人)

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2007年10月12日 (金)

新たなる「へぇ〜」

  一昨日(10日)から(昨日の記事に書いた)「冬の夜空名所巡りの旅」の原稿に取り組んでいる.こういうものを改めて書こうとすると知っているつもりで実は知らなかったことがいろいろと出てきて,書きながら「へぇ〜」とつぶやくことが多くてなかなか面白い(同業の方には「今まで知らなかったのか!」と怒られそうだが).
  名所巡り3番目の目的地にした双子座の2等星カストル.冬の華やかな星空の中,仲良く並んで輝くカストルとポルックスの姿はなんとなく微笑ましいが,実はカストルまでの距離が約50光年でポルックスが約30光年.ということはつまりこの2つの星の間には何の関係もないわけで,双子だと思っていたら実は赤の他人(他星?)だったということになる.お兄さんの方は青っぽい色なのに弟の方はオレンジ色でそう言われてみれば似てない...
  ところが,カストルを(やや高倍率にした望遠鏡で)見てみれば似たような星が2つくっついて見える.この2つの星は90天文単位(≈135億km)程度の距離,511年周期でお互いに周りあっている連星でホントに一緒に生まれたれっきとした双子らしい.「あぁやっぱり双子だったのか」となんだかちょっと安心した気分だが,実はこの双子から1600億kmのところにもう一つの星があって,実はカストルは3重星で,三つ子だった!事実は小説より奇なり(この場合,事実は神話より奇なり)といったところだが,宇宙はそれだけではおさまらない.さらに詳しい観測の結果,この3つの星それぞれが二重星で,カストル星系は実は六重連星系,つまりカストルは六つ子だったのだ.
  神話では馬術の名手だったカストル.戦でも数々の戦功をたてたが,戦場では馬に乗った六つ子の兄弟が入れかわりたちかわり現れる撹乱戦法を得意にしていたのかもしれない.

  やっぱり宇宙っておもしろい.

  昨日の夕方はやや雲があったが,そのうち快晴に.天気予報では下り坂だったのでさて機材を持ち出そうか悩んだ結果,「もう少し様子を見てからにしよう」と思って自室でくつろいでいるうちにうとうとと...気がついたら朝だった.
「(もしかして曇ってなかったら)チャンスを無駄にしちゃったかなぁ...」
と思ったけど,どうやら夜半過ぎからはベタ曇りだったらしい.ちょっと安心...

SETI@home 現在の順位 世界…212,145位(/697,972人)国内…7,788位(/20,780人)
Einstein@home 現在の順位 世界…76,805位(/178,072人) 国内…1,410位(/2,715人)

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2007年10月11日 (木)

冬の星空ツアー

  12月に某紙面上で標題の企画がある(実現するかどうかはわからないけど).
  で,先月,調子こんで「来月(つまり今月のこと)12日までにとりあえずの原稿を書いときます」なんて言ったことを一昨日思い出した.やべぇ...
  昨日必死に考えてとりあえず企画.
  「目と想像で味わう 冬の夜空名所巡りの旅」
旅行会社が募集するバス旅行のようなものをイメージしてみた.コースは,
ふたご座流星群(上空数十km)→火星(最接近の12月19日で8811万km)→カストル(二重星,55光年)→ヒヤデス星団(149光年)→(408光年)→オリオン大星雲(1500光年)→ぎょしゃ座の3つの散開星団M36M37M38(4000〜5000光年)→h-χ(7000〜8000光年)→アンドロメダ銀河(250万光年)→ペルセウス座銀河団(2億3000万光年).
  夜空を平面的に見るとややぐるぐる回ってしまう感があるけど,立体的に見ればだんだんと(途中一気にとんでしまうけど)遠くなっていくコース.
  それぞれに想像力をかきたてられるような話題を盛り込んでやろうと勇んで原稿を書き始めたが...

  書きすぎ.

  最初のふたご座流星群だけでA4版1ページもつかったんじゃ紙面じゃなくて冊子になっちゃうじゃん...
  まぁとりあえず最初の原稿だから思いつくまま書いて,後で削ってもらおう(←他力本願)なんて思って次の火星にとりかかったけど...

  やっぱり書きすぎ.

  困った.これじゃあ明日に間に合わない...あぁどうしよう...

SETI@home 現在の順位 世界…214,602位(/697,439人)国内…7,881位(/20,775人)
Einstein@home 現在の順位 世界…76,757位(/177,971人) 国内…1,407位(/2,713人)

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2007年10月10日 (水)

期待は高まる

  月周回衛星「かぐや」は昨日(9日)09:36にリレー衛星(Rstar)を無事分離した.
  この後,12日にVRAD衛星を分離,そして19日頃には月周回観測フェーズに入ることになる.「かぐや」がどんな映像を見せてくれるのか,その瞬間が刻一刻と近づいてくるのかと思うと期待がどんどん高まり,なんだか嬉しくなってくる.

  ・・・

  で,こんな時は是非月でも眺めてやりたい気分なのだが...明日が新月じゃん...
  昨日は夕方こそなんとか星が見えていたけど,次第に雲が広がってベタ曇りになっちゃったし.今週末は観望会の予定があるけど月は見えないし.ったく,何てタイミングなんだ.世の中やっぱりうまく行かないらしい...

SETI@home 現在の順位 世界…216,937位(/697,190人)国内…7,960位(/20,763人)
Einstein@home 現在の順位 世界…78,125位(/177,879人) 国内…1,440位(/2,713人)

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2007年10月 9日 (火)

第13回星空観望会

  昨日(8日)は城里町ふれあいの里天文同好会の運営委員会.今年度ここまでの活動の反省や,これからの活動について,そして,11月17日に行われる予定の「第13回ふれあいの里星空観望会」(星祭り)について話し合った.
  ということで,ここで宣伝.

  来る11月17日(雨天の場合のみ翌日に順延),城里町ふれあいの里にて「第13回ふれあいの里星空観望会」が行われます.天文台無料開放の他,おたのしみ抽選会,けんちん汁その他の無料サービスコーナー,同好会員によるスライドショー,そして私の自作プラネタリウムによるプラネタリウムショーなどが行われる予定.費用は全て無料です.皆様お誘いの上お越しください.なお,ホームページまたはこのブログを見てお越しの方,私を見かけたらぜひ一言声をかけてくださいね.もれなく!私が喜びます(\(-_-メ)ヲイ).

  そして夜は・・・曇り.昨日は観望会もなくのんびりした夜.NHKの「考えて野球せぇ」野村監督の特集番組を見た.
  「とにかく挑戦することですよ.それでダメだったらその時考えればいい.なんでだ,と」
  やっぱり挑戦することですよね.私ももっともっと頑張らなきゃ...

SETI@home 現在の順位 世界…217,709位(/696,914人)国内…7,989位(/20,756人)
Einstein@home 現在の順位 世界…78,071位(/177,784人) 国内…1,440位(/2,713人)

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2007年10月 8日 (月)

充実した連休

  昨日もまた城里町ふれあいの里天文台で観望会.連休だけに連泊の方もいて,天文台にも連夜で足を運んでくださった方も.子供にはいきなり「あ,昨日の人だ!」と言われたり.「覚えてくれていたんだ,うれしいねぇ...」
  昨日は所々に雲があり,一昨日ほどの星空ではなかったが,h-χの見えぐあいも悪くなく,皆さん一様に感動されたようで,
  「あー,帰りたくないよ...」
  なんて言って下さる方も.いやとってもうれしいです.
「アンドロメダ座のお話を聞きたいんですけど...」
  というリクエストがあったので,秋の星座(秋の星座はほとんどが一つのお話に登場するキャラクターたちで,秋の星座は文字通りオールスターキャスト!でもこれについてはまた後ほど...)についての神話を一通り.いつもは時間の関係で途中をざっくり省略するけど,せっかくのリクエストなので省略なしで.あの女の子は星空に興味をもってくれただろうか?

  お客さんが帰った後,スタッフ同士で星を見上げながらの会話.
「やっぱり今頃の観望会が一番やりがいありますよねぇ.」
「土星や木星が見える時もいいけど,やっぱりこうして星雲・星団なんかをじっくり味わってもらえる方が,なんかこう,日本人らしいわびさびの世界というか,なんかいいですよね.清少納言もあれだけ星がある中から「私ならあの星よ!」みたいに昴を選ぶ,なんかこう斜に構えたようなところがありますよね.」
「そうですねぇ.冬の星座なら一等星がいっぱいあるんだから,シリウスとかベテルギウスとかカペラとか,もっと目立つ星を選びそうなところなのに,わざわざ地味な昴を選んだんですからねぇ.」
  どうも(私も含めて),日本人というのは派手なものよりやや地味めでもしっとりした美しさを好むものらしい.

  そんなこんなで連休中の観望会は2度とも充実していてとても楽しかった.昨日は観望会終了時にもそこそこ雲が出ていて撮影は断念.帰宅した時には快晴で,「もう少ししたらちょっと撮ろう」と思って部屋に入ったのだが,疲労が溜まっていたのか気がついてみれば4時.あ〜,古田の引退試合のニュースさえ見逃しちゃったよ...

SETI@home 現在の順位 世界…221,268位(/696,294人)国内…8,114位(/20,739人)
Einstein@home 現在の順位 世界…82,667位(/177,703人) 国内…1,517位(/2,712人)

今年の観望会 予定…80 実施…46 中止…21 延期…4 屋内で天文教室…9 勝率….575(46勝34敗)
連勝で貯金は12.

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2007年10月 7日 (日)

やっぱり幸せ

  昨日(6日)は城里町ふれあいの里天文台で観望会.観望会の案内が新聞に載ったとかで,100人超の参加者で天文台はごった返し.
  「こりゃ今日は大変だぞ」
  しかし空の方は快晴.この季節らしく透明度の高い星空のもとでの観望会になった.
  満天の星空の下,秋の星座のお話.この季節の星座って,みんな一つの神話に登場するキャラクターたちで,その一つ一つもなんとなくそのキャラクターの性格が出ていて面白い訳ですよ.頼りない王様のケフェウスとか自己主張の強い王妃のカシオペアとか.そんな話を参加された皆さん時々「おー」とか「へー」とか声を出しながら一生懸命聞いてくださったし,子供は逆に私にいろんな話をしてくれたし.望遠鏡で見るh-χや双眼鏡で見るも「すっごく綺麗!」と感動してもらえたし(ちなみに昨日も最後のお客さんにはサービスで「アンドロメダ大銀河」 も見てもらいました.来館予定のある方,閉館間際がオススメですよ!).こうして星を見て喜んでいる方の姿を見られるのって,やっぱりとっても幸せ.

  22:30頃天文台は閉館.しかし当然,こんな空の下すぐ帰る気になる訳がなくそのまま撮影に突入.一昨日,自宅の明るい空で,いい加減な撮影でが結構良く写ったので,自宅よりはかなりマシな空の天文台で,もうちょっと真面目にやってみたらもっとうまく写るのではなかろうかということで,昨日は望遠鏡は使わず,ポタ赤&200mm望遠でに再挑戦.結果はまだ処理をしていないのでわからないけど.
  ↓これが撮影終了(実は露対策をしていかなかったので,レンズが曇って強制終了になってしまった)後の空.
2007年10月7日 城里町ふれあいの里天文台にて
  なかなか良く撮れたので,久しぶりに360°パノラマ写真.
2007年10月7日 城里町ふれあいの里天文台にて
(クリックで拡大,1440 x 400 pixel,105kb).
  う〜ん,この時期の星空ってゴージャスだよねぇ.今晩も晴れないかなぁ...

SETI@home 現在の順位 世界…223,041位(/695,578人)国内…8,167位(/20,730人)
Einstein@home 現在の順位 世界…82,606位(/177,615人) 国内…1,517位(/2,710人)

今年の観望会 予定…79 実施…45 中止…21 延期…4 屋内で天文教室…9 勝率….570(45勝34敗)
連敗せずにすんで貯金は11.

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2007年10月 6日 (土)

久しぶり

  昨日(5日)夕方は曇っていた.昨日は仕事(観望会ではなく)で遅くなり,帰宅は23:00過ぎ.その頃は良く晴れていた.
2007年10月6日 自宅にて
(写真は日付が変わって6日午前1時頃)
いや久しぶりに気持ちがいいねぇ...
  昨日(というか今朝だが)の月の出は00:35だからもう天体写真の撮影という訳にはいかなかったが,こんなに気持ちの良い星空の下じっとしていられないのが星屋の性というもので...
  月の出までにはあまりに時間が足りなくて,作品にはならないだろうと思いつつ...
昴の写真
あれ?結構良く写っちゃった...
  上の画像,総露光時間はたったの約3分(←これだっておもいっきりいい加減.ちゃんと計った訳じゃなくて,1,2,3・・・と自分でカウントしただけ)で,ガイドはスカイパトロールのノータッチガイド,ダークフレームもフラットフレームもなし.それなのに,ホームページに掲載している画像よりよっぽどマシだったりして...
  う〜ん,困った.やっぱり苦労してない写真をホームページに載せるのにはかなり抵抗あるんだよなぁ...

  ま,それはそれとして,久々に気持ちの良い星空を眺められて幸せな気分.最近ストレスが溜まることが多かったし...

SETI@home 現在の順位 世界…225,930位(/695,149人)国内…8,265位(/20,725人)
Einstein@home 現在の順位 世界…82,559位(/177,515人) 国内…1,517位(/2,710人)

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2007年10月 5日 (金)

ついに!

  昨日(4日)から待ちに待ったニュースが発表された.
  日本の月周回衛星「かぐや」は昨日朝月周回軌道投入マヌーバを実施,遠月点(楕円軌道で月から最も遠くなる位置)高度11,741km,近月点高度101km,周期16時間42分の月周回軌道に入り,衛星の状態も正常であることが確認された.

  このニュースをどれほど待ったことか.今朝からニュースサイトや本家JAXAのページを何度も何度もリロードして今か今かと待ち焦がれた.
  いやぁ,遂に「かぐや姫」も今度は自力で(というか,今度は地球の人が送り届けたことになるのか?)あそこまでたどりついたんだねぇ...ということで一枚.
月.2007年10月5日 09:37撮影
さて昔話でない現代の「かぐや姫」,今度はどんなドラマを見せてくれるんだろう.

SETI@home 現在の順位 世界…227,415位(/694,658人)国内…8,301位(/20,717人)
Einstein@home 現在の順位 世界…82,512位(/177,416人) 国内…1,517位(/2,709人)

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2007年10月 4日 (木)

楽しみ楽しみ

  「かぐや」は日本時間今日の朝(5:55頃),いよいよ月周回軌道投入マヌーバが行われたはず.ネタもとのJAXAのページによればその結果が公表されるのは明日5日の09:00頃だとのこと.
  遂にそこまで行ったんだねぇ...この後,10月9日にはリレー衛星を分離,12日にVRAD衛星分離,そして19日頃には月周回観測フェーズに入るとのこと.
  あぁ...どんな映像が送られてくるんだろう...何と言っても「地球の出」が楽しみ.ホントは自分自身の目で見て見たいけど,それは不可能だからせめてハイビジョンで...って,身のまわりにハイビジョンを見られるテレビがなかったりして...どうしよう...

  こんな時はひとつ月でも眺めてみたくなるのが人情というものなのに,昨日から今日は一晩中ほとんどベタ曇り.ほんのちょっとの時間,ほんのちょっとだけ顔を出してくれた月の姿をおがむことができただけだった...

SETI@home 現在の順位 世界…228,740位(/694,392人)国内…8,349位(/20,712人)
Einstein@home 現在の順位 世界…87,965位(/177,325人) 国内…1,598位(/2,709人)

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2007年10月 3日 (水)

叶わぬ夢

  はぁ.....言葉にならない...

  月周回衛星「かぐや」が地球から11万kmの距離から撮影した地球の映像を届けてきた.

  ・・・

  我が生涯の間,たった一度,たった一目でいい.「かぐや」が見たその光景をこの目で見てみたい...
  それが叶わぬ夢であることはわかっているけど...

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2007年10月 2日 (火)

衣替え?

  暑かった今年の夏もようやく終わり,昨日は10月1日,衣替え.
  学校へ向かう子供たちも皆黒っぽい冬服になった.

  でも...

  私はまだ夏服のまま.私の衣替えは11月1日と決めているのだ.
  冬場の天体写真撮影は寒さとの闘いになる.特に,体がまだ寒さに慣れていない11月の寒さというのは堪えるものだ.10月も後半になるとかなり寒くはなるが,10月いっぱいは夏服(半袖のワイシャツ)のまま通し,ぎりぎりまで寒さに体をさらす.10月か11月あたりに深刻にならない程度の風邪をひいておくと(免疫ができて?)後が楽になる.こうして寒さが厳しくならないうちに冬場を乗りきれる体をつくる訳だが,
  「シーズン前のプロ野球選手のようだね」
と言われたことがある.まぁ似たりよったりか.
  でもそのおかげで,毎年冬場の観望会も薄着で通すことができ,観望会の度に
  「寒くないんですか?」
と言われる(それがちょっと気分良かったりして).でもね,観望会をやっている時刻(冬場だと18:00頃から22:00頃)の寒さを薄着で耐えられないと明け方の寒さには耐えられないわけですよ...
  さて今年もシーズン前にしっかり体を作っておかなくちゃ...

SETI@home 現在の順位 世界…228,700位(/693,735人)国内…8,346位(/20,711人)
Einstein@home 現在の順位 世界…87,855位(/177,152人) 国内…1,596位(/2,709人)

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2007年10月 1日 (月)

銀河がいっぱい

  9月20日に撮影したペルセウス座銀河団,とりあえず画像処理は終わり,ホームページにアップするための準備中.
  で,画像中に写っている銀河を調べてみた.
  いや出てくる出てくる...
ペルセウス座銀河団
(クリックで拡大,600 × 796 pixel,230kb)
その数60個超.しし座銀河団(Abell1367では30個ほどだったのに.おとめ座銀河団では80個超だったけど,画角は7°ほど.それに対して,今度は差し渡し1°の範囲に60個以上の銀河が写っているのだから驚きだ.天の川に近いところなので星がたくさん写っているので実に賑やか(その星像が望遠鏡の光軸ズレのためにヘンなのが実に残念!).当然,恒星たちは我が銀河系内のものだから,2億3000万光年彼方の銀河との距離の比は1億倍に達するものも多いはず.そんな遠近感を思いながら(銀河の名前が入っていない方の画像を) 眺めると吸い込まれてしまいそうな,ある種の恐怖感すら感じるから不思議だ.それがまたたまらない魅力なんだけど.

SETI@home 現在の順位 世界…232,318位(/693,735人)国内…8,465位(/20,696人)
Einstein@home 現在の順位 世界…94,285位(/177,077人) 国内…1,693位(/2,707人)

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