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2007年5月12日 (土)

重大事故発生

  昨日(11日)は城里町ふれあいの里天文同好会 の例会.実を言うと自作プラネタリウム“PPLS-1”は昨日の例会で恒星球をお披露目する予定で,それに間に合わせるべく鋭意作業を続けたのだった.
  作業は順調だった.各恒星原板の接着も終わり,とりあえずお披露目できる状態にあった.その上で細部の仕上げ作業に入り,その作業も半ばを過ぎていた.
  事故は昨日午後7:00過ぎに起こった.
  例会に恒星球を持って行くべく,既にそのための箱も用意していた.出かける前にもう少しだけ仕上げの作業をしようと比較のための星図を広げた直後だった.自分の体の一部が机の上においてあった恒星球のどこかに触れて,恒星球が大きく揺れた.一瞬の後,その恒星球はニュートンの運動の法則と万有引力の法則に無情にも従い,50cmほどを落下して見事に崩壊した.
  出かける直前(昨日の例会には(例会そのものとは別の理由ではあったが)どうしても行かなければならない理由があった)だったこともあり,あまり詳しく調べる時間的余裕がなく,損傷の程度を完全にはまだ把握できていないが,恒星原板そのものも一部損傷してしまった.ただ,不幸中の幸いは損傷した恒星原板は全て天の川から離れた部分で星の密集度がそれほど高くないこと.また,もともと強度に不安があり,補強した部分はその周辺で崩壊しているにも関わらず破損しなかったこと.
  この恒星球の崩壊によって少なくとも4月末から昨日までの長い時間と労力が一瞬にして水泡に帰し,思い抱いていたイメージ通り100%完成させられる可能性は永遠に失われた(少なくとも恒星球本体の見た目は美しく完成させることが出来なくなった).しかし,その出来が例え90%であっても,いや50%になってしまってもここで諦める訳には行かない.必ず完成に漕ぎ着けてやろう.

いやぁ,人をやる気にさせるなぁ,逆境ってやつは!

  同時に次こそイメージ通り100%で完成させるべく,“PPLS-2”の制作を決心したのであった.

それにしても...

  客観的に見て非常に悪い状況に追い込まれた訳だが,制作開始からここまで約10ヵ月,数々の困難を乗り越えてきたからだろうか,不思議と絶望感がない.昨日から今日にかけても,「もしかして眠れないかも」と思ったけど,しっかり眠った上にいつも通り(?)やや寝過ごして今日の写真は薄明開始直後の空.
2007年5月12日 自宅にて
思ったよりずっと良く撮れていたので,ついでに今日は↓こちらも.
360°パノラマ星景写真 2007年5月12日 自宅にて
今日もクリックで拡大,1440 x 400 pixel,101kb.

自作プラネ  ひとこと作業日誌
そんなこんなで今日から復旧作業.ここまできて思いがけなく最大の難関を迎えることとなった.

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コメント

当初のお話よりは被害少なくてよかったですね。ここは忍耐ですね。

投稿: 富士やま | 2007年5月12日 (土) 10時38分

読んでいて胸が痛みました。Nakagawaさんの前向きなコメントが救いです。頑張って下さいね!

投稿: みなみ | 2007年5月12日 (土) 20時18分

富士やまさん,みなみさん,励ましのお言葉,ありがとうございます&レスが遅くなってしまい,申し訳ありません.
おかげさまで修復作業は順調に進んでいます.まだテスト投影をできる状態ではなく,人間に例えれば「意識不明の重体」という状況を脱していませんが,もうひとふんばりできっと息をふきかえしてくれることでしょう.
がんばります.

投稿: Y-Nakagawa | 2007年5月15日 (火) 05時59分

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